2009年 バリ島旅行記

 
ええと。

もう2年半も前の話なんですけど、

2009年に、バリ島に誕生日旅行したときのことを、
メモ程度に書いておくことにしました。

ホントに、メモです。 どこいった、なに食べた、それだけ。

日記というより、旅のしおりみたいなもんですけど、
誰かの参考にならんとも限らないので。

写真は、おいおい追加します。

あと、2010年の「バリ島旅行リターンズ」のことも、
おいおい書きます。やっぱりメモ書きで。

せっかく2年連続でバリ行ったんだもんね。


では、こちらから。



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<11月15日(日) ガルーダインドネシア航空 >

 ●バリ到着 17:30

 スーパーでバナナの天ぷらを買ったあと、
 まっすぐウブドのホテル
 「ウブド・ハンギング・ガーデン」へ。

 途中、完全に日が落ちる。

 迎車は、ウブドの町中を通過し、さらに40分ほども走る。
 途中からは山道、未舗装の道はガタンガタンと揺れ、
 高度があがるとガードレールのなさが心許ない。
 人里離れすぎだろう。


 到着後、周囲があまりにも闇すぎることにワクワクする。
 すごい立地のホテルだ。これぞ非日常だ。

 遅いので、ホテルのダイニングでディナー。
 いまいち。無念。




<11月16日(月) 観光の日>

 ●観光:ゴア・ガジャ、イエ・プル、スマラプラ宮殿、
  ゴア・ラワ、クサンバ村、モンキーフォレスト、ケチャ鑑賞。
  (がんばれば、1日にこれだけ詰め込めます)

 ウブド・ハンギング・ガーデンの朝。
 真夜中に到着したからわからなかったが、
 急峻な山肌に建っているヴィラ。すばらしい渓谷ビュー。

 なんというか、深山から幽谷を見下ろす感じ。絶景。
 パノラマルームを取ってよかった。
 高低差の激しい斜面にヴィラが点在するため、移動にはゴンドラを使う。
 説明が面倒なのでこちらをどうぞ。

 野生の猿をあちこちで見かける。愛らしい。
 猿たち、なぜか昔のベッカムのようなソフトモヒカンをしている。

 渓谷を見下ろしながらいただく朝ご飯もすばらしかった。
 すべて美味。いちばん美味なのは、空気かな。
 バースデーケーキも持ってきてくれました。

 この日は、ガイド付きのクルマを1日レンタルして観光。
 ちょっと後悔する。こんな素晴らしいホテルなら、
 ホテルそのものを楽しめばよかった! …と。

 9時にクルマのお迎え。

 ゴア・ガジャ、イエ・プルをまわって、
 ランチは「イブ・オカ」へ。
 豚の丸焼きを切り分けてライスに載せたバビグリンが有名な店。

 王子はイブ・オカのバビグリンがちょっと苦手だった模様。
 落とした皿をそのまま使うといった衛生的な部分が(笑)。
 私は平気なので、美味しくいただいた。
 白い脂がしがみついているパリパリの皮が、
 ちょっとくどく、まったりとおいしい。


 足を伸ばして、スマラプラ宮殿を鑑賞。

 ゴア・ラワ寺院でコウモリの大群(ニオイ、音、すごい)にびびったあと、

 おいしい塩で有名なクサンバ村へ足を伸ばし、
 お天道様に頼る伝統的な製塩所を見学。

 クサンバの塩、たっぷり購入しました。

 ウブドにもどって、街をぶらぶらし、
 モンキーフォレストへ。猿だらけ。やっぱりソフトモヒカン。


 観光レストラン「ラカレケ」でケチャックダンスを鑑賞。
 広場の向かいに陣取ってる西洋人が絶え間なくフラッシュ焚くので
 目つぶしになってよく鑑賞できない。本当にどうしようもない。
 ケチャケチャのかけ声は耳の奥に残った。

 ここではじめて飲んだバリの地酒ブルムに感動。
 カルピスとマッコリの中間というか。女性ウケしそう。
 白く、あっさり甘い、発砲する米の酒。ライムを搾る。
 ブルムはここのが一番おいしかった。

 (※バリの酒屋に売ってる瓶詰めのブルムは、
 できのわるい紹興酒のようなくそ甘い茶色い酒。注意。
 白いブルムは生きている酒で、レストランでしか飲めません)




<11月17日(火) 神秘なる新月>

 ●忘れられない夜

 朝、目が覚めて外を見ると、
 部屋のプールに、猿が子連れで水を飲みにきていた。

 朝食後、ホテルと向かい合っている、渓谷の反対斜面へ
 行ってみようと思い立ち、散歩を開始。

 現地の人たちとすれ違っては挨拶をする。
 あまり外国人が歩かないところらしく、
 子どもたちが立ち止まってこわごわと見てきたり、
 上半身はだかで材木を運ぶおじいさんが
 「は・・・はろー? はるー?」とたどたどしく言ってきては、
 ひとりでウンウンとうなずて笑ったりする。素朴な村。

 そこから別コースで山を下りてホテルに戻る。
 この道のりが思ったより険しかった。
 道といえる道がない。草を漕ぎ、木に捕まりながら降りる。
 そのたびに、ヘビかネズミか、小動物がガサガサっとたくさん
 逃げていく感触。ひぃ。

 最後、川を渡る橋が竹を何本か縛ったもので、
 ほとんど朽ちる寸前、びくびくへっぴり腰で渡った。
 ちょっとした冒険ができた。

 たくさん草の実をつけ、すり傷の勲章をこさえて、ホテルへ。

 ヴィラのプールでゆっくり泳いで、ビールを飲んで、
 すばらしい眺めに、ひたすらうっとり。
 山の緑、空の青、透明ですがしい風に、
 身体が溶けていきそう。本当によいホテル。

 夕方からウブドの街に出て、レストラン「ビアビア」へ。

 本日は、なんと、ウブド全体が、電灯をつけてはいけない日。
 新月の慣習だそう。知らなかった。
 蝋燭の明かりだけでディナーとなる。

 目の前には蝋燭にゆらめくバリの料理と濃厚なブルム、
 祭日らしく、どこからともなく漂ってくる甘い香の匂いとガムランの響き。

 異国情緒が満点すぎてクラクラ、ため息が漏れる。嗚呼。

 帰りは暗すぎて道がわからなくなり、
 道ばたにしゃがんでいる人や犬を踏んだり蹴ったり。
 大変だったが、それもまた、楽し。
 ウブドの違う顔を見た。

 ホテルに帰って、ハダカでヴィラのプールに浮かぶ。
 月も街明かりもない空に、星だけが明るく散っている。

 じっと見つめていると、次々に流星が。
 ちょうど獅子座流星群の日だったそうだ。

 私には、これが人生ではじめての流れ星。
 印象深い一夜となった。



<11月18日(水) 買い食いDay>

 ●観光:モル・バリ・ギャラリア、クタ、スミニャックの街

 チェックアウトまでホテルでゆっくり過ごす。

 朝一番、霧の晴れてきた渓谷に、優雅なトンボが集まってくる。
 しばらくすると鋭くターンを決める小鳥が群れはじめ、
 すさまじい速度で飛び交いながらトンボを補食していく。
 ヴィラの茅葺き屋根では、どこからか失敬してきた果実を
 猿の親子が味わっている。
 それらを遠目に眺め見ながら、こちらも渓谷に張り出したテラスで
 ゆっくりと朝食を取る。

 なじんだ光景も、これで最後。
 今日は、山のウブドから、海のスミニャックに移るのだ。


 お迎えが来る。
 ランチは、ナシアヤム・クデワタン・イブマンクゥ。
 揚げた鶏肉、鶏皮、軟骨、内臓がバランスよく載っている。
 そえられたピーナツがいいアクセント。
 ぴりりと辛く、とてもおいしい。店の雰囲気もバリそのもの。

 ホテル間を送迎してくれたガイド氏は、食事中ずっと、
 バリの公務員は恵まれすぎている、そのくせ働かない、ひどいもんだ、と、
 私たちの横にいた公務員を憎々しげに見つめながら悪口をまくしたて、
 鬱憤を晴らしていた。

 途中、クタのギャレリアに寄ってもらう。
 目当てはブランド品なんかじゃもちろんなく、

 ロティボーイのパン!!!

 これが美味しいらしいとネットで見つけてから、
 夢に見ていたのですよ。

 甘いコーヒークッキー生地がかかったふかふかの
 パンの中に、とろける有塩バターがたっぷり入った
 魅惑の肥満食。
 これはくせになる味でした(2010年に、また行った)。
 ああ、書いてるだけでまた食べたい。。。


 スミニャックのホテル「セントーサ」へ。
 なかなかの高級ホテル。
 通されたヴィラは、敷地内を鯉が泳ぎ、リビングもダイニングも広大。
 ベッドルームはプライベートプールを挟んで別棟にある。
 そのプールも、ふたりで平泳ぎできるほどだ。
 うーん、ハリウッド映画に出てくる金持ちの別荘みたいだ。

 ただ、海際の観光地なので、当然ながら、囲われている。
 ウブド・ハンギング・ガーデンの、あの心地よさ、
 自然と一帯になるような開放感には及ぶべくもない。
 ホテルとしての格はセントーサが上なんだけどね。


 スミニャックを適当に歩き回り、買いもの。
 オサレなお店が多い。
 地元アーティストのアクセサリーとか、日本でも使えそうな
 思い出になるものを買う。

 そのまま夕食。
 ふらりと入ったレストランが、無化調はいいんだけど
 全然パンチがきいておらず、へこむ。

 くやしいんで、タクシーのおっちゃんにお願いして、
 屋台で「マルタバ」と「トゥランブラン」を購入。

 ホテルに帰って、ビールとともにマルタバを完食。
 じっくり揚げ焼きした「具包みクレープ」のようなものです。
 (具はタマゴとネギとそぼろ。チュニジアのブリックの
 具が少ない、生地厚め版というか…)
 大量の唐辛子をつけてくれるけど、それかじりながら
 食べるというロコスタイルは、日本人にはキツい!

 チョコとチーズ入りのトゥランブラン(ホットケーキ)は半分残しました。
 粉モノそんなに入らないよな…と買いすぎを反省。




<11月19日(木) 川遊び>

 ●観光:トラガワジャ川

 トラガワジャ川でラフティング。
 催行するソベック社からホテルに迎えのバンが来て、川の上流へ。


 ゴムボートに乗って川下りするアクティビティ。
 ゆるやかな流れではバナナの木や鳥をのんびり観察。
 川で洗濯するバリニーズも。
 熱帯の森の生命力が毛穴からしみこんでくる。

 急流では、ガイドの声に合わせて必死でわっしょいわっしょい漕ぐ。
 日本語で「早く、早く」って言ってくれてるんだろうけど、
 「はいやくー、はいやくー」って聞こえる。配役?
 途中、小さな滝壺で休憩し、泳ぎまくった。

 最後に落差4mの滝をボートごとドブンと落ちて終了。

 (王子はこのショックで腰を痛めはりました)

 ボートこいで、泳いで、クタクタだけど爽快。水遊びはいい。

 ツアー後に丘の上でいただくバイキングランチは
 ぜんぜん美味しくないので、バリでラフティングする人は
 期待しないように。


 夕飯はクタのワルン「チャンプル・チャンプル」で。
 アヤム・カンプンが美味しかったぁ。
 無化調だけどパンチもある。店は小汚いけど、おすすめ。
 ロコにも人気で、時間をはずすと種類がないときもあるそう。お早めに。




<11月20日(金) 帰国>

 ●観光:デンパサール市場、パサールクレネン


 朝、砂浜を散歩。
 やっと海らしいところを味わう。

 今日は、バリ最終日。

 13時、ホテルにガイドのお迎えが来る。

 ランチは、プランギ・バリ・ビストロで、ミーアヤム。
 ここ、絶品です。

 甘辛いタレのかかった麺と、あっさり鶏スープが別々にくるんで、
 まずは麺だけまぜまぜして、そのまま味わう(油そば的に)。
 半分ほど食べたら、スープをかけて。
 どっちもうんまい! 下品なうまさ!
 細麺はパツっと歯ごたえがよいタイプで、日本でも流行りそうな味だと思う。

 デンパサールに移動し、バリ最大の市場を見学。
 むき身のジャックフルーツを食べる。
 何かに似てるなぁと思ったら、今はなき「フルーツガム」だ。
 黄色いパッケージの。ロッテの。アレに似てる。
 ねっとりとクリーミーな舌触りで、甘さも香りも濃くて、
 すごく美味しかった。(当たり外れが激しいそうです)

 その他、おやつ(クレポン)、絵画などを購入。

 市場をたっぷり楽しんだあと、パサール・クレネンへ。
 こちらは衣料品がメインのバザール。
 インド綿のパジャマなど購入(現在も寝間着として愛用中)。

 ここは、屋台風の食堂がいろいろと揃っている。

 こちらでバビグリン、フーヤンハイ(中華ですね)、
 野菜炒め、各種サテ類、デザートを食らう。なかなか。
 早い時間でお客がいなかったせいか、蚊取り線香を
 持ってきてくれたり、話しかけられたり、いろいろとかまってくれた。


 飛行機が深夜のため、これでもまだ時間があまる。
 ということで、空港近くのエステへ。
 髪を洗ってトリートメントする「クリームバス」で、バリの汗とホコリを
 流し去り、ツヤツヤに☆ サッパリした~! と、王子が喜んでた。

 あ、バリ滞在中、何度かマッサージ行ってるんですよ。
 ただ、写真が残ってないから、いつどこに入ったのかわからず(汗)。

 とっても安いから懲りずにトライするんだけど
 どこ行っても「腕は日本の整体師さんのほうがいいなー」と思いました。正直。
 
 クリームバスが終わって23:30。

 さあ、空港へ!

 深夜 01:00 デンパサールから成田へ飛び、無事に戻ってきましたよっと。


 なかなかに盛りだくさんな旅行でした。


(2009年のバリ旅行記、終わり。
 2010年も行きましたが、それはまた、余力のあるときに)


 うわー、長くなった。


 ここまで読んでくれた人、とってもお疲れ様でした。

 誰もいないか……(汗)。




長崎へ

 
弟の結婚式と母の還暦祝いとで、またまた帰省します。
今度は王子もいっしょ。


ついでに、2泊3日で長崎を旅行してきまっす。


五島列島の中通島に1泊、長崎に1泊。
最後は博多で居酒屋に寄って、終電でおうちに帰るという、
ぱんぱんに3日間遊びまくる(食べまくる)予定を立てています。


時期が梅雨ってところが、ちと残念。
ま、仕方ないです。
いくら弟には強権発動が常の姉とはいえ、結婚式ずらせ! とも言えんし。


どこに食べにいこうかなーっと、いま猛烈に下調べしております。


小学校の修学旅行で、友人2人と中学の卒業旅行で、
社会人1年目になんとなく、合計3回(うち2回はガキの頃)しか
行ったことのない長崎。
ほとんどノーアイデアの状態なのに、
王子からは「九州出身だからわかるよね!」的な任され方をされており。


帰省してジモ友と小旅行に行くっつったら、いつも大分か熊本だったからなあ。
長崎・・・長崎は、やっぱり手堅く、太田和彦師匠オススメのお店かしら。
うーんうーん、五島ぜんぜん知らないよー。
五島うどんは食べたいけど、どこがおいしーの?


なんか情報あったらぷりーずなの。



ブログ再開


近況を、ぼちぼち。


3月いっぱいは福岡の実家に帰っていました。


3月15日、祖父が危篤という報を受け、最終便に乗ったのです。
病院に駆けつけたのは、息を引き取った直後。
ぎりぎり、間に合わなかった。

お通夜、お葬式と、泣きっぱなしで、あまり記憶がありません。

14日、15日は福島原発の不安が最初のピークを迎えたときです。
プチパニックの東京の中を、得体の知れない不安に背をなでられながら
空港まで急ぎました。祖父が呼んでいるようだった。


関東大震災の年に生まれ、東日本大震災の年に亡くなった祖父。
享年88歳。


熊本生まれの熊本育ち、上京し、東京高等師範学校(現在の筑波大学)を
卒業した後、福岡県内の師範学校教員を経て、福岡教育大学教授、
のちに名誉教授。
専門はスポーツ社会学で、スポーツとマスコミュニケーションの関係などを
研究していたそうです。

特技は、剣道、水泳、テニス、ピアノ、油絵。
剣道は八段をもっており、全国準優勝の腕前。
遠泳が得意で、よくどこかの島まで泳いだと言っていたけれど
忘れてしまった。70代になっても、溌剌とテニスとゴルフを楽しんでいました。

運動だけでなく芸術の分野にも素養があって、個展を開くこともあった油絵は
乞われて各地の病院のロビーに寄贈されています。
エレクトーンで軽快にジャズを弾きこなしたりもしていました。

学会で出かけたヨーロッパに魅了され、退官後、祖母と何度も欧州旅行に
出かけていました。
見たこともないデザインの時計をおみやげにもらったことがあります。
ものすごいお洒落さんでもあって、ジャケットもシャツもパンツもほぼ
テーラーでのオーダーメード。恋愛結婚で結ばれたおばあさんとは、
それはそれは仲良しだったなあ。


耳が遠くなり、ところどころ記憶が抜け落ちるようになっても、
いつもしゃんと背筋を伸ばして静かに本を読み、最後まで卑しい人格に
堕さなかった。
一昨年におばあさんが亡くなったあと、その役割を娘たちに求めるような
わがままな素振りも一切なくて。

なにせ頑健な人だったので、まだまだ元気でいられると思っていました。
しかし、少し前に肺炎をわずらって入院し、娘である母やその姉妹に
下の世話をされるようになると、忸怩たる思いやるせなく、歯を食いしばって
眉根を寄せ、「情けない」と恥じ入っていたと母は言います。
そして、まるで自らの意志であるかのように、あっという間に亡くなりました。


教養が高く、カッコつけで、趣味人で。
自慢のおじいさんでした。
震災とは無関係なところにも当然、人の生き死にはあり、
身内にとっては、やはり、どうしようもなく、悲しいのです。


合掌。




もともとは初七日をつとめたらすぐに東京に戻る予定でした。

長居することになったきっかけは、連れて帰ったワンコが急に体調を崩し、
飛行機の貨物室に放り込める状態じゃなくなったこと。

私も震災の影響で予定されていたすべての取材がパーになったんで、
祖父のことでしょげかえる母親への孝行半分、余震の続く東京には
あまり積極的に帰りたくない気持ち半分で、王子に泣いてもらいました。

でも、ワンコ、連れて帰ってよかったです。

やわらかい毛玉のような身体を抱っこしたりなでたりするとき、
こわばった母の顔がふんわりゆるみます。
動物らしい無邪気なドジをみんなで笑ったりと、ずいぶん悲しみから
救ってもらいました。

なによりも、上京して15年というもの、年間に3~4日しか
実家に帰らないという親不孝っぷりだったもんで、
15日間もじっくり親と過ごせたことが貴重だったと思います。
母といっしょに夕飯の買い物にも行くことができました。
「私ずっと、こういう普通のことを娘とやりたかったの」と言われたときには
胸が痛みましたわ。

ま、東京の大学に行けとけしかけたのはとーちゃんなので、
とーちゃんを恨んでくれ、かーちゃん。
「卒業したら戻ってくると思ってたのに」って、そりゃ無理ってもんよ。



地震について

 
福島の原発は楽観できない状況にあり、
被災地には多くの人がまだ物資も報道もとどかないところに取り残されている。

政府の対応やマスコミの報道姿勢にもの申したい気持ちになることもあるけれど、
第一線で、この寒い中、一睡もせずに救助にあたっている人、
被爆を引き受けても原子炉の冷却をがんばってくれている自衛隊や
消防、警察の方々、命を張っているすべての人たちに、
今はただ、ひたすらの尊敬と感謝を。ありがとうございます。


なにもできなくてごめんなさい、と思う。
なにかの専門家でもなく、特別な訓練を受けてもいない私が
いま飛び込んでも役になんか立たない。

(こちらのブログのエントリは、心に響きました。
「被災者の役に立ちたいと考えている優しい若者たちへ~僕の浅はかな経験談~」


せめても、と、義援金を送り、節電をしています。
今週中に、献血にもいくつもりです。
本当に、そのくらいしかできなくて、申し訳なく思うけれど。


共感疲労を起こすことで 「なにかやっている気分」 に浸ることは、
ムダでもあり、失礼でもあると思うから、
私は私の持ち場を守って、できることをやっていく。


私は宗教をもたないから、「祈り」とは言わないのかもしれない。
それでも、なにか大いなるものに、どうか、どうか、たすけてあげてください、と、
被災地の方に、どうか、どうかもう少しだけ頑張ってください、
いま日本中から、そして世界各国から、たくさんの援助の手が伸びています、
自衛隊は増員され、軍隊が続々と到着し、多額の義援金が集まっています、
必ずあなたのところに手が届きますから、どうか、と、念じています。


大田区は震度5弱の揺れで、被害というほどのものはなく、
我が家では本棚から本が5~6冊落ちた、それだけ。

ただ、それでも、あの長い揺れと、ひっきりなしの余震による
船酔いのような気分の悪さは、当日まったく寝付けない程度には
恐怖の体験でした。

私はそのとき家にひとり。玄関先のトイレに逃げ込み(トイレのドアは
開けっぱなしで。唯一頭上にものがない場所)、訳もわからずはしゃぐ犬を
ぎゅっと抱いていました。

王子は横浜のビルの26階で、すべてのスチール棚が倒れ、
会議室の机と椅子が右に左にすっとんでいくという、まったく立っていられない
レベルの揺れを体感しています。
揺れることで地震エネルギーを散らす免震構造のビルは、実際の震度以上に
揺れるらしいのです。
その晩、王子は、余震のおさまった午前2時ごろに同僚の車で会社を出発し、
明け方にしてはありえない大渋滞の中を帰ってきました。

帰宅難民になった友人は多数います。
酒瓶が割れてかなりの損害を出したバーテンダーの友人も3人います。
うちひとりは、軽い怪我をしました。


恐怖と痛みを共有しているものとして、半年後、1年後に、
私のような手に職のない人間にもできることがあれば、協力したい。
忘れたくない。
余計なことと思いながら、日記を書くことにしたのは、そのため。


まだまだ余震が続いています。
これを書いている今も、揺れました。

じわじわと、不安は堆積し、胃のあたりを浸食しています。

災害は唐突に、理不尽な暴力のように猛襲してくるものです。
あらたな揺れで原発に最悪の事態が起きたら、
そして現在も群発している羽田沖地震が大きなものだったなら、
東京も被災地になる。

そうしたときに、「もっともっと困っている人たち」を思いやる余裕が
自分に残されているのか。 残されている自分でありたい。


被災者の方々に、心からの応援を。
お亡くなりになられた方のご冥福を。
不慣れな他国で、余震やそれによる津波の危険を冒しても
頑張ってくださっている他国のレスキュー隊の方々や、
14日時点で約16000人を救出し、いま、このときにも寝る間を惜しんで
活動している自衛隊の方々、休日返上でがんばっている警察・消防関係者に
感謝と尊敬を。



くぅたろう、獣医さんに行く

 
ウチに来て2週間、そろそろ落ち着いてきたことだし、
ワクチンを打ちに行かねばなりませぬ。


行き先はもちろん、その著書が大好きで大好きで、
ペットを飼ったら一度はお世話になりたいと思っていた、
野村獣医科Vセンター!


同じ中野区に「爬虫類倶楽部(通称ハチクラ)」があるってところも高ポイント。
通り道なの。トリアゾの餌コオロギを買って帰れるのです。


さ、車に乗ろうね、くぅた。


ポメプー

きょとん。

はじめての車、くぅたは、助手席の、タオルをしいた私のお膝の上。

キョロキョロし、じきにタオルをカミカミしはじめ、目がうつろになり、
山手通りのあまりのデコボコツギハギ悪路に酔って、
リバースしてしまいました。 タオル敷いててよかった。

いっかい吐いたらケロっとしてお外を眺めてましたよ。


しかしあれですね、犬のげろは人間に比べるとぜんぜん臭いませんね。

そういえば、犬に顔中なめられても唾液臭は残りません。
ウンピだってそこまで臭わないし、

「人間、いろいろ、くさすぎ」

ってのは、犬を飼い始めてわかった発見です。


病院はさすがにキレイでモダンで、フェレットやゴールデンレトリバーなどを
お連れの飼い主さんたちがちらほら。みなさん感じがよかった。

変わった犬だけどかわいいって言われましたよ。

体重をはかったり、検便してもらったり、かみ合わせをみてもらったりして。


ポメプー


はじめての診察台。意外なほどおとなしくしてました。


担当してくださった獣医さんは、きれいでやさしくて手際よく、
くぅたもリラックスできてたみたいです。
看護師の方も、かわいいね、いい子だねっていっぱいくぅたに
話しかけながら保定してくださって、とっても愛のある病院だと思いました。

待合室の目の前で診察してくださるところもオープンで素晴らしいー。


お代は明朗会計で良心的。
初診料等の余計な料金はいっさいとられませんでしたし、
病気で来たわけじゃないから診察料もいりませんーということで、
検便代と混合ワクチン注射代だけでした。
何かあったら、絶対またここに来ます。


ワクチン打たれたとき、キャンって吠えて、終わったあとは私の膝で
ふるふる震えていたけれど、すぐにまたケロっとしていたくぅた。

帰りの車内では、私の膝に乗るなり爆睡して、
家までまったく起きませんでした。

疲れたんだね。
ちいさな身体で、はじめてのことをたくさん頑張ったね。えらいえらい。


家についたら、なぜかずっとベランダを眺めていました。


ポメプー


スズメさんでもいましたか?



おしぼりうどん

 
もうけっこう前の、12月の話なんですけど、

長野県の坂城町まで「おしぼりうどん」を食べにいってきましたよっと。


王子が中国出張のかえりのJALから持ち帰ってきた機内誌で
はじめてその存在を知って、おいしそーだなーと。
思い立ったらすぐ行動 (楽しそうな場合に限っては!) ってことで、
出張の翌週には出かけて参りました。


免許をもたない私は運転ができません。
全行程ハンドルを握るのは王子。
10月の岐阜県鍾乳洞旅行では1泊2日で900キロを運転させられて
かなりおつかれだったのに、喉もと過ぎた熱さをケロケロと忘れて、
「うどん、うどん」とはしゃいでいるんだから、食い道楽野郎というのは
たいがい楽観的です。

今回は、さらに過酷な、日帰り強行軍。
やっぱり疲れ果てた王子の頑張りを記録しないのも悪い気がしますので、
遅くはなったけど、書いてみることにしたというわけです。


12月8日の東京はぽかぽかの陽気、10月並の気温でした。
完璧な天候の中をハイテンションで高速をぶっとばす心地良さったらありません。

「スタッドレスでもチェーンでもないタイヤで長野に12月に行くなんて
無謀かと思ったけど、ぜんぜん心配いらなかったなー!」
「ホントだねー、むしろ暑いくらいよねー!」

なんて、ガンガンのカーステレオに負けない声をはりあげてきゃぴきゃぴ
やっていたってのに、諏訪のトンネルをぬけて驚いた。山がまっしろ!


「おおお、国境の長いトンネルを抜けると雪国であった――!」


思わず叫んでしまう、おどろきの瞬間芸!
さっきまで周りは緑緑した杉山だったのに突然の銀世界、
そして路面はつるっつる!


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「な、なんか寒いっ」とあわてて暖房のスイッチをひねり、
「し、慎重にね」とスリップに気をつけつつ、そろりそろりと、
坂城町をめざしたのでした。


と、のんびり旅行記モードもいいけど、おしぼりうどんについて
なんも解説してなかったことを思い出した。

おしぼりうどんってのは、「ねずみ大根」という辛味の強い大根をおろして
絞った汁に、甘めの信州味噌をとき、それをつけ汁にして、
手打ちのうどんを食べるという坂城町の名物です。

ウィキペディア先生によると、

《なぜこのような食べ方になったかというと、信州は海から遠く
離れていたことがあげられる。昆布や鰹節といった海産物は
手に入りにくく、出汁にできない。また、醤油も東日本で一般に
普及したのは江戸時代も後期のことであり、田舎では高級品であった》

だそうで、要するに代用食なんですけど、つゆで食べるのとは違った
味わいもまたヨシということで、今に伝えられているわけです。

大根の汁のぴりっとした辛さの奥に自然の甘みが広がるその味覚を、
地元では「あまもっくら」というのだとか。

気になるじゃありませんか。




やってきたのは「かいぜ」。
スタンダードなおしぼりうどんが食べられる有名なお店のようです。


都心では考えられないだだっ広い敷地に、決め手となるねずみ大根が
干してあります。軽く干したほうが味がよくなるのかな。


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ねずみ大根に、ズームイン!


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この、コロンとした寸詰まりの形が「ねずみ」の由来に違いない。


「かいぜ」さんのメニューは、
おしぼりうどん・そば、めんつゆ味のうどん・そば、以上! と、潔いものでした。

専門店らしい感じに期待が高まる中、おしぼりうどんふたつくださいな、っと。


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ジューサーでぶい~んとジュース状にしたねずみ大根の汁に、薬味と、味噌。
うどんは、つけ麺でいうところの「あつもり」です。
灰色がかった色味と、切り口のエッジ、ねじれ具合から、讃岐系のつるりシコシコ麺
ではなく、富士吉田や武蔵野系のガシガシ麺であることがうかがえます。

「おしぼりうどんは初めてですか?」 と、店員さん。
「あ、はい、初めてです」
「でしたら、お味噌をぜんぶ入れると、食べやすくなりますから。
お味噌は追加もできますからね・・・」

やさしく微笑みながらアドバイスをいただきました。
ん? と、顔を見合わせる王子と私。

「・・・そんなに辛いのかな?」
「いや、でも、『あまもっくら』なんでしょ? よくわかんないけど」

こそこそ話し合いつつ、まあいいや、まずは味噌無添加、
100%ねずみ大根汁にて、初のおしぼりうどん、いってみます!

つるりとすすれない、固めの麺をわしわしと口の中にねじ込んでみたらば。


「ん、まあ、大根だな」
「うん、甘みがけっこうあああっ、うわーーーーーー!!!!!!」


かかかかかっ!!!


かっらーーーぁぁああぁぁあああああああぁッッッッッ!!!


ファーストインパクトの、大根らしい土くささのある甘味はほんの幻、

数秒後には爆裂に舌を、口内を、喉を、ありとあらゆる粘膜を、
ビリビリと揺さぶってくる! 辛い! 本気の辛さ!!


トウガラシの熱を帯びる辛さとも、ワサビのツンと爽やかな辛さとも違う、
しみるような・・・というか、胃がでんぐり返るような・・・というか、
クハーッとした刺激で、

ひとことでいうなら、「チャクラが開く」って感じの辛さです。
ちなみに第3チャクラね(どうでもいい)。


「これ、これさ、身体にいいの? 悪いの? (涙目)」
「わからん。大根おろしなんだから消化によさそうだけど、俺の胃は
『ムチャすんな』と言ってるみたいだよ (涙目)」

なんて会話をしながら、味噌を溶き入れて食べてみる。

「あ、だいぶ甘くなった」
「うん、甘くて、そして、やっぱり辛い」
「そうね、、、胃がシクシクすることに変わりないからね」

味噌を少しずつ増量しながら、わしわしわしと食べ進む。

「一言で味をあらわすなら、大根おろしの汁と味噌の味だな」
「そのまんまじゃんって突っ込みたいけど、その通り・・・」

単調な味に飽きてきたところで、薬味を投入。

「ねえ、かつぶし入れたら食べやすくなったよ」
「そりゃそうだろうけど、俺は入れないよ。『出汁を使わないが旨い』っていう
おしぼりうどんのコンセプトに反してしちゃうじゃない」
「いいじゃん。だいたい、かつぶし入れずに旨みを出すなんて無理があるもん」
「元も子もないこと言わないでよ、しおりちゃん・・・」


とかなんとか言いながら、結局ふたりとも、きれいに完食。

完食したということからもわかるように、まずいとか、そういうアレでは
ないのですよ。
けれど、手放しに美味しいとはおすすめできない味でもあり。


<おしぼりうどん まとめ>

・日本中のうどんがこれになっちゃったら、かなり困る。 てか、悲しすぎる。

・でも、一生に2回くらい食べるものとしては、ぜんぜんあり。
(10年後に誘われたらまた食べにくると思う。)

・なんせ刺激的なので、ハマる人にはばっちりハマる味かもしれない。

・かつおぶしや煮干による「出汁」を考え出した人は、ものすごく偉大。


うどん自体、ガシガシ系よりも、讃岐系のつるりとコシのある麺のほうが
好みなんで、ちょっと偏った評価になっていることは否めませんが。


食べ終わるころには、でんぐり返っていた胃はホクホクとした熱を帯び、
身体の中からあったかい感じになっていました。

ただ、やっぱり、身体にいい暖かさなのか、悪い暖かさなのか、
判別しづらいような、微妙な痛みをともなう暖かさではあるんですけどね。






食後は、せっかく長野まで来たんだから~ってことで、
日帰り入浴施設に寄ってみたり。

Dscf1680

(おぶせ温泉あけびの湯。
石垣の上の透垣の裏がすぐにもう露天風呂なので、駐車場からふつうに
女湯露天がみえちゃうというスリリングな環境)


天然の湧水がある神社に立ち寄って、お水をくんでみたり。

Dscf1697
Dscf1688Dscf1687

(古い森にある神社には、なかなかに敬虔な気持ちにさせられましたが、
この看板はどーなのか。説明機は住職みずからナレーション担当)


善光寺まえの参道で、濃厚な栗ソフトクリームを堪能したり。

Dscf1708

(竹風堂というお店です。
洋風の栗スイーツの味ではなく、和菓子の「蜜煮の栗」をソフトクリームに
練りこんだような、不思議な味でした)




全体的には非常に中身のつまった日帰り小旅行でありましたよ。



ポメプー くぅたろう写真館

ポメプー


ポメプー


ポメプー


ポメプー


ポメプー


ポメプー


ポメプー






かわいいのう・・・。




(このブログ史上最短の文章!)



激うまベーコン

 
「めるかーど」という販売元の「おたる桜いぶしベーコン」が

めっちゃくちゃ美味しくて好みです。

披露宴の引き出物のカタログギフトから取り寄せたことが出会い。

以後、我が家には欠かせないベーコンとなっています。


燻香が高く、塩気に尖りなく、肉のうまみと主張は強く、
あぶらの部分はむっちりときめ細やか。

しかも! リーズナブルなのです。


北海道+ベーコンで検索して最上位に出てくる某有名お取り寄せの
ベーコンも美味しいですけど、

私としては、「めるかーど」の方が、15倍くらい好みの味。


ブロックだから、好きに切って使えるし。

1.5センチ厚くらいにぜいたくに切って、ベーコンステーキにすると、
いくらでもワインがいけちゃうんだな。(マスタードとピクルスを忘れずに!)


しかしまあ、サイトが笑えるほどそっけない → http://www31.ocn.ne.jp/~mercado/


商売っけないなーという感じです(笑)。


工場で大量生産ってわけじゃないみたいなので、
あんまり大人気になったら困るんだけど、

ほんとにおいしいから、私なんかのブログを読んでくれている
奇特な方にこそっと耳打ちしてみました。



犬を室内飼いするデメリット

 
ワンコのくぅたろうが来ましてね。

始まったわけですよ。ええ。犬暮らしが。


犬を飼い始めたんだっていうと、だいたいの人から、
「いいなー、でも犬との生活って大変でしょー?」って訊かれます。


くぅたろうが来て6日目という、まだまだ犬に慣れていない、
犬シロウトの私が、率直にお答えしましょう。




はじめて犬を飼うのはね、・・・・・・大変です!




と、いうと、「そうよね、大変よね、散歩とかトイレの始末とか」と、

“お世話の大変さ”を忖度してくださる方がいます。


が、お世話はね、たいして大変ではありません。


まだ見知らぬ家と土地に慣れていないくぅたろうの散歩は散歩ではなく、
「ビビって縮こまる犬を抱えてうろつき、たまに下ろして2~3歩歩かせ、
地面にへばりついて震え始めたらまた抱っこする」を繰り返すという
めんどくさい時間ではありますが、

そしてまた家に来て1週間未満の子犬はトイレなんか覚えやしないんで、
雑巾と脱臭スプレーを持って一日中どっか掃除しているような生活では
ありますが、

そんなもんは、なつかしの言い方でいえば、「想定の範囲内です」。


また、「そうよね、大変よね、ムダ吠えとかかみ癖とか」と、
“しつけの大変さ”を心配してくださる方もいらっしゃいます。


が、これもまったく大変ではありません。


くぅたろうはまったく吠えないんですよね。
こればっかりはもともとの性格なんで、ラッキーでした。
最初は私の姿が見えなくなったときに「きゅーんきゅーん」と鼻鳴きしてたんですが、
あんまりしつこいときにペットフェンスをぶったたいて「黙れ」と言ったら、
以後二度としなくなったいい子です。

噛み癖も穏やかなもんで、室内フリーにしているときも、家具の足とか、
洋服とか、コードなどは噛みません。たまに一心不乱に王子の靴下を
噛んでいるくらいかなぁ。
遊んでいるときに私の指を甘噛みしてきたことはあります。
そのままゲエってなるまでのどの奥に指をいれて「噛むなよ」と凄んだら
やらなくなりました。

わりとすぐ「こりる」性格の子なんで、しつけはラクです。


じゃあ、いったい何が大変なのかというと、ですね。


それは・・・・・・、 「視線」 です。


ペットフェンスで囲われたリビングの片隅が、くぅたろうのスペース。

朝、昼、夜と、1日に3度、そこから出して遊ぶとき以外は、
フェンスの内側で待機させているのですけれども。


リビングで本を読んでいるとき、


「ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ」


料理の支度をしているとき、


「ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ」


テレビを見ているとき、


「ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ」


電話をしているとき、


「ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ」


王子と食卓を囲んでいるとき、


「ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ、ヘッ」


もうね、


ずーっと、ずーーーと、私を、私だけをガン見しながら、ヘッヘヘッヘと
荒い息をついてるんですわ。 得意の笑顔を浮かべて。




これが、キツい!!




わかってます、私だって。
相手、犬ですからね?
ヘッヘヘッヘ言うよそりゃ。仕方ないよ。見ちゃうよ、飼い主のことは。


吠えちゃいけない、鼻鳴きもしちゃいけないと、私に言われてすぐに
理解したくぅたろうは、暖房のきいたあったかいお部屋のせいで
舌をたらしながら、お行儀よく、ひたすら待っているだけなんです。

いつフェンスから出してくれるのかな、遊んでくれるのかな、って、
期待に満ちたキラキラの目で、大好きな飼い主をじっと見つめている、
それだけなんです。

吠えるな、噛むなと荒っぽく教えた私でも、さすがにそこまで健気な
くぅたろうに、「見るな! こっち見るな!」 なんて言えません。


・・・言えないんだけどさあ!!


なにこの圧迫感!!


目があうと、勝手に「おすわり」と「伏せ」を代わる代わる実演して、
「ぼくいいこなの、教えられたことできるの、だから遊んで、こっち来て!」
と、フェンスの向こうで無言のアピールをしてくるくぅたろう。

私が誰かとしゃべったり笑ったりごはん食べたりうっかりつまずいて転んだり
掃除機をかけたりダイエット体操したりするたびに、
なぜかものすごく楽しそうに興奮してぴょんぴょん跳ね、クルクル回るくぅたろう。

つねに、まんじりともせずに、そのアツい視線は私だけを追いかけている。


これ、こういう視線の人、なんか、見たことある・・・と考えて、思い出した。
先月、友人に連れて行かれた、某ジャニーズくんのソロコンサート。


某ジャニくんがサングラスをとっては、「キャー!!」

サンキューと言っては、「キャー!!」

手を振っては、「キャー!!」

尻を出しては、「キャー!!」

口から金魚を吐いては、「キャー!!」 (後半ふたつはウソ)


ささいな仕草のいちいちが、もの狂おしいほど愛しくてたまらないといった
彼女たちの態度が、くぅたろうに重なります。
ファン、だ。
くぅたろうの視線と態度は、熱狂的ファンってやつのそれだ。


カリスマ獣医師野村潤一郎氏は、
犬は動物の中で唯一肉眼で神を見ることができる生き物で、その神とは飼い主、
みたいなことを書いておられますよね。

すてきな言葉だと思いますが、
私の体感としては、飼い主は犬にとって、神というより「アイドル」。

熱狂的ファンは、崇拝するアイドルの意を迎えることに必死ですし、
「やーん、●●くんがしゃべってるー!」っていう「あたりまえだろ」なことにも
おめめハートにできちゃうし、ちょっとでも視線くれたら失神するほど嬉しいのです。
なでなでされるだけで嬉ション(歓喜のあまりチビること)しちゃう
くぅたろうの気持ちもわかるってもんだ。




犬暮らしはすてきです。

今までにない刺激と楽しさに満ちています。

それは間違いない。

私はくぅたろうを迎えて、本当に、本当によかったと思っています。


それでも、家の中にいながらつねに熱狂的な視線の先にいるのって
「けっこう落ち着かないよ」 と、

“ファンの前のアイドル”で居続けなければならない生活ってのは
「けっこう大変だよ」 と、


犬を迎えて6日目の、新米飼い主は思うのでした。


犬を室内飼いするにあたって、
世話とかしつけとかの覚悟を書いたサイトはたくさんあるけれど、
「視線に対する覚悟」を書いたサイトが見あたらなかったので、
覚え書きとして、ここに記しておきます。


ま、すぐ慣れるんでしょうけどね。 きっと。 たぶん。


そうであってくれ・・・。



こんにちは、わんちゃん。

 
17時25分。
羽田空港に到着した私は、ここ数年で最高の緊張をもって、
「ANA CARGO」カウンターのある西貨物停留所ゆきの循環バスを待っていた。
人ならぬ犬は、航空会社の定義によると「貨物」である。

ほんの数分前に、今日から我が子になる「彼」は、大阪伊丹空港より
約1時間のフライトを終えて、遠く東京の地に運ばれてきたはずだった。
羽田空港到着ロビー階にあるバスターミナルで、
小さな小さな身体ではじめての空旅を経験させられた、
小さな小さな命の無事を、ひたすらに願う。


「里親を募集しています」
偶然たどりついたブログには、そっけない説明と、3枚の写真。
ポメラニアンとプードルとパピヨンと日本犬をごっちゃに混ぜたようなその
むく毛の牡犬は、驚いたことに、満面の笑みを浮かべていた。
しかも、しっかりとしたカメラ目線である。

私は食い入るようにその笑顔を見つめたあと、すぐにブログの主にメールを送り、
次の週には「彼」とのお見合いに出かけていた。片道4時間半をかけて。

値段のついていない雑種犬のために、往復3万円以上の金額を使って、
ほんの15分の面会をする。
酔狂とは思わない。
犬を探していたここ数ヶ月、ネットの海で何百頭もの犬の写真を目にしたのに、
彼だけが私にアクションを起こさせた。呼び寄せられたとしか思えなかった。


新大阪からさらに地下鉄と私鉄を乗り継ぎ、1時間以上かけてたどりついた場所で
彼に対面した私は、自分の直感に感謝した。
手がかりはたった3枚の写真だけ。徒労に終わっても仕方がないと自分に
言い聞かせていたのに、そこにいたのは写真のままの、満面の笑顔の子!
「この子、笑ってますね」
彼を育てている仮親の方にそう言うと、
「え、そうですか?」
怪訝な顔をされる。
私には、ニコニコと人なつこそうに笑っているようにしか見えない顔。
まったくの気のせい、都合のいい勘違いなのかもしれない。それでも。

「ウチの子になるか?」

彼は私の膝にそっと手をかけると、差し出した手を丁寧に舐めた。


彼の体調と、我が家の受け入れ準備が整ったことをメールで確認しあい、
正式に彼が輸送されてくる日取りが決まってから、私はずっとずっと
落ち着かない日々を過ごしていた。
ああでもない、こうでもないと名前を考え、ドッグベッドやおもちゃを
吟味しながら買いそろえて。
あと4日。あと3日。あと2日・・・。
どれだけ今日を楽しみにしてきたことだろう。


ようやくやってきた循環バスで西貨物に着く。
そこはトラックだけがごうごうと行き交う灰色じみた殺風景な場所だった。
すっかり暗い。
轟音を立てながら通過するヘッドライトに、ぎらり、ぎらりと照らされるたびに
不安が降り積もってくる。

ゲートで身分証明書を提示し、名前と連絡先を簡単に記入。
トラックにこづき回されるようにしてたどり着いたANAのカウンターは、
小さな事務所のような佇まいで、ただガランとしていた。
人間の乗り降りする、あの、キラキラした暖かい空港とここは、
なんて違いなんだろう。


狭いケージに押し込められて、貨物として積まれて。
生まれて初めての爆音、それに次ぐGの洗礼、そして絶え間ない揺れ。
理不尽な暴力にさらされ続けるような1時間のあと、殺風景な集荷場に
並べられている、彼。


わかっている。私のわがままだ。
私が勝手に一目惚れをし、勝手に大阪から呼び寄せた。


無機質なカウンターで簡単な受け取りの手続きをしながら、
小さな身体にあり得ない無理をさせたことが、ただただ申し訳なくて、
私の緊張はひたすら高まっていく。
無事でいてくれ。無事でいてくれ。

お願いだから、無事で。 頼む。


「お待たせいたしました、若崎様。
A様からお受け取りのわんちゃんで、お間違いないですね」


カウンターに走り寄る。
台に置かれたケージは静まりかえったまま。クンとも鳴かない。どうした?

一瞬の不安のあと、哺乳動物の動き回る確かな気配。
プラスチックのケージが振動をはじめる。ゴトゴトゴト。
そして、ケージの扉の格子からチョコンと飛び出してきた、ピンクの鼻がしら。


無事だ! 無事だ!!


扉をあけて、かわいそうに、少し吐いたあとのある身体をやさしく抱っこする。
そこに人間以外の生き物がいるというだけで、殺風景な空間がとたんに
色づいてくる不思議。無表情に手続きをしていた職員がにっこり笑う。
そういえば「わんちゃん」っていってたな。「犬」とは言わないんだ。
まあ、「お荷物」みたいに「お犬」っていうのも変だしね。今さら気がついて、
妙におかしくなる。


必死にしがみついてくる背中を何度も何度も、何度もなでて。


なでているうちに、頭のてっぺんの毛だけが黒いことに初めて気がついた。
なんだか河童みたい。河童、河童といえば、『河童のクゥと夏休み』っていう
アニメ映画があったな。内容は知らないけれど、ひらめいたのも何かの縁だ、
王子はきっと反対しないに違いない。

うん。 決めた。




「うちに帰ろう、クゥちゃん」




命名、クゥ太郎。

ようこそいらっしゃい、そして、末永くよろしくどうぞ。






家族が、増えました。





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ワンコが今日くるっ!

 
本日の夕方、17:10羽田空港着のANAに乗って、
私の可愛い可愛い、可愛いワンコが、
正確には2週間前にちょっと見ただけだから本当に可愛いかどうかまで
よくわかんないんだけど、でも絶対に可愛いに決まっているワンコが、
私のもとに到着します。


どきどき。
どきどき。


あーもー緊張がいきすぎて、昨晩からずっと食欲ない。


ヒョウモントカゲモドキのトリアゾを買ってきたときとは、だいぶ違った気分です。
トリアゾは、なんてったって爬虫類。
哺乳類的なベタベタした愛を嫌い、整った環境と不干渉を好む静かな生き物を、
なるべくこちらの気配がストレスにならないように配慮しながら、
最低限の触れ合いにとどまらせてお世話をする。
ペットというよりも、観葉植物を丁寧に栽培するような種類の楽しみを
トリアゾは私に与えてくれています。


だけど、本日ウチに来たるのは、犬。ドッグ。ワンコ。
人間が文明生活を始めてすぐ、一番最初に「家畜」になったといわれる、
最古にして最強のパートナー。

わかりあうことを最初から放棄している爬虫類とは違って、
彼らは「飼い主の愛を食っている」ともいわれるわけで。

そして世の中には「ダメな犬はいない、ダメな飼い主がいるだけ」という
おそろしい言葉もあるわけで。


・・・正直、こわい!


ワンコはすでに子犬とはいえない7ヶ月の少年犬、
難しい年頃に仮親さんから引き離されて、なついてくれなかったらどうしよう?

甘やかしてダメな犬にしちゃったらどうしよう? 
厳しくしすぎて臆病者にしちゃったらどうしよう?

トイレを覚えないくらいはいい、だけど人を噛むようになったら?
近所から吠える声がうるさいっていわれたら?

何千回脳内シミュレーションしても、不安がじわりと染みだしてくる。


なによりも。
ワンコを不幸にしたらどうしようって思うと、こわい。


トリアゾを不幸にしないことは簡単でした。
完全に環境に依存している爬虫類は、適切な温度と湿度と光、
そして新鮮な水と餌があれば満足する生き物です。
活コオロギを確保し、高断熱のケージを自作し、ヒーターの温度と
水苔ベッドの湿度をメンテナンスするという一定の手間をかければ、
だれだって飼い主の役目をそこそこに果たすことができます。


だけど、だけど、犬は。

ふかふかのベッドとお水と餌と運動、だけじゃあ、ダメだよね。
機械的なお世話では満たされない心をいっぱいにしてあげるには、
どうしたらいいんだろう。

わからないことには、自信がもてない。自信がもてないことは、こわい。


愛したくて、かわいがりたくて、うずうずしてる両手。
こわくて、不安で、ハの字になったままの眉。


どっちつかずのヤジロベエみたいな顔で、今日、お迎えにいきます。


家具なんかいくら壊してもいいから、
ウチの子になってよかったって思ってほしいなあ。


わくわくの序章

 
おひはちぶりです! 久しぶりすぎて噛んだ!

今年に入って仕事やめたっつーのに国民年金の督促状がドーンときちゃって、
新年早々たいへん痛い出費をした若崎です。さきほど払ってきました。


えーっと、実は、ワンコを飼うことになりました(≧∀≦)
準備準備っとワタワタした日々を過ごしております。


犬がほしいなあ、と思い始めたのは、11月のことです。
王子の説得(というか懐柔)は、今回も大変でしたよー。

彼は小さいころから魚すら飼った経験がないのです。
両親があまり動物好きではないせいもあって、慣れていないというか、
生き物を飼うことに戸惑いが強いんですよね。


まあ、でも、説き伏せてまで飼うことに対して、心配はありませんでした。
トリアゾ(ヒョウモントカゲモドキ)を飼うときも最初は大反対でしたけど、今では、

「こんな可愛い生き物は、この世にいないッ!」だの、
「そもそも俺が飼おうって言ったんじゃなかったっけ?」 だの言ってますから。

いったん仲間になったものに対して、王子は無条件にメロメロです。
あまあまです。甘やかされてます私も。


今回は、世話の大変な「毛のもの」ってことで、王子はもっともっと大反対。
「犬なんか汚いし、生活が変わっちゃうし、旅行にもいけないし、
俺はどっちかというと猫派で犬は好きじゃないし、もの壊されるし、
他にもよくわからないけどトンデモナクやっかいなことが起きそうだし」って、
びゃーびゃー言っておりました。


「そう言うけどさ、王子が最後に犬と遊んだのって、いつごろ?」
「記憶にないけど、小学生の低学年の頃とかかな?」
「それじゃ犬のこと何も知らないでしょ。とりあえず、ふれあいにいこう!」
「えー・・・」
「はじめての場所に行って世界を広げることが、今年の抱負でしょ?」
「まあ、そうだけどさぁ・・・」


と、まずは第1段階スタート(笑)。


もともと雑種犬がほしかったこともあって、
保健所から受け出してお世話をしている保護施設や、
自発的に捨て犬の預かり親をやっている人たちの集まりをめぐることにしました。
(もちろんピンとくる出会いがあったら、いずれ連れて帰る気まんまんです。)

毎週のように、いろんな犬を見たり、なでたり。
最初は子犬が手に歯を当ててくるだけで「噛んだー!」とか騒いでた王子も、
少しずつほぐれて、「犬って、なかなか可愛いね」と言い出しました。

よしよし。いい傾向だぞ。


保護犬の譲渡会に行くことが週末の楽しみとして定着し、
王子から犬の話を振ってくるようになってきたところで、第2段階!


トリアゾのときと同じく、階段や玄関の壁に犬のポストカードを貼る、
そしてトイレの小さな本棚やベッドの枕元を犬関連の本で固めます。
名付けて、王子洗脳フォーメーション(笑)。


犬に関して得たホヤホヤの知識を私にとくとくと語り始めたら、
「知ってるよ、そんなん」とか言わずに、ニコニコと聞いて、
「ほんとー? すごーい!」と、とにかく楽しそうにすることが肝要。


そして、「犬の話になると妻と一体感を得られて楽しいなあ」という刷り込みが
できたところで、第3段階、「犬の話題に反応するのをやめる」。


いつも通り、
「犬、また見に行かない?」
「こないだ見た、あの子は可愛かったね」
と、楽しそうに自分から犬の話題をふってくる王子。

「今週は予定があるから無理」
「あの子はちょっと大きすぎるんじゃない?」と、やや適当にあしらう私。

そーしたらば、王子ってば、

「しおりちゃん、どうしたの? 機嫌わるいの? 元気ないよ?」

と、昨日までは「犬の話さえしれいれば上機嫌」だった私の突然の変化に、
心配そうに聞いてきてくれました。


ああ、王子。アナタという人は、なんて優しい、よい人なんでしょう。
ほんとうに私なんかにはもったいない人。心が痛むわ。 にやり。王手。

「だって、王子って犬嫌いじゃない。それなのに飼いたい飼いたいって、
今まで付きあわせて、ごめんね」

と、しおらしくつぶやくと、はい、

「そんなことないよ! 犬、可愛いじゃない! 飼おう飼おう!
俺も、犬、飼いたいって思ってたよ!」


ミッションコンプリーーーーート! イッポン!!


説き伏せていやいや飼わせても、ぜったい後で文句を言うもの。
王子に自分から「飼いたい」と言わせる、これが大事なんですよねー♪


というわけで、ワンコがうちに来ることになったわけです、ハイ。

なんか私、えらい性悪女みたいだな・・・(汗)。





ワンコは、来週やってきます。 7ヶ月の雑種くんです。

保護施設をめぐりつつ、ネットでも探し回っていたんですよ。
そしたら、某個人ブログの「ミックス犬の里親募集中」という記事に出ていた
ワンコに目が釘付け。一目惚れ。

混合ワクチン1回分の実費のみで譲っていただけるとのことでしたが、
念のため大阪までお見合いに行き、抱っこしてみて、
「この子だ!」と確信しました。


おうちに来たら写真アップしますので、しばしお待ちを♪


追伸:
トリアゾもとっても元気です。変わらず溺愛してます。
寒さ対策として、発泡スチロールの板を飼ってきて飼育ケースを工作しました。
保温性があって暖かいため、食欲も落ちてません♪





<余談ではありますが>
私は別にボランティア精神に溢れているから保護犬をもらいたいわけではなく、
雑種のほうが私には自分の子を見分けるのが簡単だし、犬らしく可愛く映る、
というだけです。あと、ショップにいる2ヶ月くらいの血統書付き赤ちゃん犬は、
私には、どれも似たり寄ったりな感じがして、選びにくい。

なので、保護施設を中心に、「うちで生まれた雑種犬、お譲りします」という
ブログや、近所のスーパーの張り紙などをチェックしました。それだけです。

だから、ペットショップから買うヤツはバカだとか、ブリーダーから買うなんて
ブランド犬が好きなだけで本当の犬好きじゃないとか、そういうとんがった
保護犬活動の人たちとはだいぶ温度差があります。
私が足を運んだ保護犬施設の方はみなさんフツウに対応してくださいましたが、
ネットなどでは「ダックスかヨーキーかで迷ってる」みたいな投稿に対して
「どうせ犬を飼うんだったら保護犬を引き取りなさいッ!」みたいな
ヒステリックな論調の方も多くて、それはどーなんだろうかな・・・と思います。

それも正義に基づく意見だと思わんでもないですが、ダックス、ボーダーコリー、
コーギー、シェパード、etc・・・人間が特定の仕事をさせるために改良してきた
結果として、犬種犬はそれぞれ独特の能力や性質を獲得しているわけで、
その独特の性質が好きならば、それは他の犬種では満たされないもの
なのですから、指定犬種を買ったほうがいいと思うの。

余ってるから、可哀相だからという理由だけでは、10年以上連れ添う
伴侶は選べないですよ。「好み」というのは、どうしようもないものです。

ただ、「ぜったいにダックス!」とか意志が固まっていないのであれば、
ショップに行く前に保護施設にも足を運んでみることはおすすめします。
犬の飼い方や、犬を飼う心構えを丁寧に教えてくださいますし、
雑種は個性豊かで一頭一頭に違った魅力があるので、
思わぬ一目惚れもあるかもしれませんよ。

見学後には、ちょっとした寄付もお忘れなく。



ブログがおろそかに(・x・;

 
いま、人に頼まれて新しいことを始めようとしています。
どうしても最初で挫折したくないんだけど、
それには初チャレンジの作業がいっぱいあって、あっぷあっぷで、

家にいる時間のほとんどをそっちに取られてしまっている状態。


ブログ書かないときは、たいてい、プライベートでは
たいしたことがあっていません。
仕事一色なう (なうもダサくなってきたなう。嗚呼諸行無常)。


でも、ろくに自由時間もないのに、あんまり苦にならないのね。
「仕事してる」って感じがしないのね。
「頑張ってる」って感じがしないのね。
朝も爽やかに起きられるのね。


あ、ひょっとして、これが「好きなことを仕事にする」ってヤツか?

・・・と、ちょっと思った。


あらかじめ「好きなこと」があって、それを仕事にしていくという
プロセスの逆転バージョン。

取り組んでいくうちに、
「あれ? この作業、苦にならないな。なんでかな」と疑問に思って、
「ああ、そうか、私はこういう仕事が好きなのか!」って気づく、ような感じ。


好きなことを仕事にしていくのって、
すごく憧れていた人と実際にお付き合いしてみたら欠点の多さにウンザリ、
みたいなことになりがちじゃないのかな。

でも、何気なく取り組んだことが意外に面白くて夢中になっていくのって、
「不良少年が子犬を拾っててキュン」系のギャップというか、
お得感というか、好きが加速していく感じがするんですよね。


 新入社員 「そんなの、僕のやりたい仕事じゃないと思うんです」
 課長 「やってみないとわからんだろう!」


太古の昔から繰り返されてきた会話に思いを馳せ、
課長、正しい。正しいよ。 と、胸の内で課長に一票を投じたのでした。


もちろん、
「すごく憧れていた人と実際にお付き合いしてみたら欠点の多さにウンザリ、
でもその欠点を乗り越えて付き合っていったら、
魂のつながるような豊かな関係性を築きあげることができた」
っていうのもまた、夢をかなえたという意味で、理想的なお仕事だと
思っていますけれど。


あけましておめでとうございます!

 
新年快楽!
ものすごく出遅れましたが、本年もよろしくお願いいたします!


みなさまにとって甘酸っぱく胸ときめくステキな1年でありますように☆

というのもわたくし、自分の生活から恋愛成分が抽出できない昨今、
他人のトキメキを妖怪のように吸って生きております。
そろそろ書籍ではなくライブなネタがほしいです。
Kくん、Iちゃん、がんばっている婚活を実らせて、私に甘酸っぱい気持ちの
お裾分けをください!


と、のっけから図々しいお願いでしたが、
愛をこめて花束を、もとい、自己愛を込めて日記を、本年も書いてゆきます。

お付き合いくださる人は、よろしくお付き合いくださいませ。


<今年の抱負>
 いま準備している仕事を軌道に乗せる。

具体的に書けませんがビジネスです。
自分で「売る」ってことを積極的にやっていきたいと思います。
ライター業は1本を除いて休止。

あとはもちろん、王子と仲良く。
王子は年明けから元気です。
正月休みには「お休みっていいなあ!」とニコニコし、
仕事が始まったら始まったで「仕事って楽しいなあ!」とイキイキしてます。
いつもそんなテンション。地味にすごいと思う。


<去年の総括>
 考えてみたけど、総括できないので振り返ります。

●1月

地元にいる親友の結婚式。
彼女も旦那さんも学校の先生なので、披露宴では子どもの歌やモノマネの
かわいらしいパフォーマンスがありました。
先生っていい仕事だなーと思っちゃいましたよ。

あと、ブルドッキングヘッドロックのお芝居「黒いインクの輝き」が
おもしろかった。
これで梅舟惟永という女優さんを知り、ろりえのお芝居にもいくようになりました。


●2月

親友のいなこちゃんと1泊で稲取の伊豆の温泉に行った月!

10年以上の付き合いなのにはじめてふたりで旅行したんだった。
行きの電車でおいなりさん食べたのがおいしかったんだった。
いっしょに狭い貸し切り露天風呂に入って漁港を眺めたんだった。
絶妙にさびれた町をあてもなく散歩していろんな神社に入ってみたんだった。
稲取から熱川に移動するときに乗った電車が全面ガラスの超オーシャンビューで
シートも海のほうを向いてて、なにこれ、こんなのあるんだ、伊豆急行やるじゃん、
って感動したんだった。 あの電車また乗りたいねいなこちゃん。

カレンダーを見返してみると、週に4回くらい締め切りがあって、
仕事してたんだなーと思います。ぜんぶ単発だから忙しかったんだろうな。


●3月

ええと、「農業少女」っていう舞台がおもしろかったし、
柏木菜々子さんの個展に行ってとってもすてきな日本画を1枚買ったし、
西原理恵子さんの「人生画力対決」も相変わらず大爆笑だったし、
高校時代の部活の後輩の結婚式にもいったし、
その席で、別の後輩から「うちの夫が9階から飛び降りて一命は
取り留めたけどこれからどうしていいのか」と突然いわれて
ものすごくびっくりしたし、、、

と、いろいろ盛りだくさんな月なんだけど、一番印象に残っているのは、
話題の本を紹介するNHKの地方番組から取材されたことでしょうか。
(去年末に企画本を出版してもらってたんです)
テレビに映った私は自分で思っていたより7倍くらいブスで、
自己像の修正をいたしました。ひじょうに為になる機会だったことよ。
あと、森本毅郎さんのラジオでも紹介されました。こっちは純粋に嬉しかった。


●4月
ヒョウモントカゲモドキがうちにやってきた!
東京ではじめてのペット! 超かわいい! 食べたいほどかわいい!

……ってことにつきます、4月は。

カレンダーによると「ワインの会」にも行ったらしいんだけど、
いったいなんのことやら、さっぱり覚えがありません。


●5月

三浦大輔氏の「裏切りの街」っていうお芝居がめっさおもしろかったです。
2010年に見たお芝居のなかではNo1かもしれん。
5月はブルドッキングヘッドロックにも行ってるんですよね、
「Do!太宰」っていう。。。あんま記憶にないな内容。。。

名古屋出張で「名古屋の食べ物はなんでも甘くて口にあわない」ことを発見。
ついでに名古屋に転勤した友人に会って、「他人の子どもは想像の倍の
スピードででかくなる」ことを発見。
その前の週にはグラビアアイドルのKさんとふたりで六本木でランチを食べ、
美人と差し向かいってのは女にとっても嬉しいことだと発見。


●6月

小池栄子さんが主演する本谷有希子さんのお芝居が見応えありました。
トリアゾが拒食症からフッカツ。以後、2011年1月まで食欲もりもり元気です。

あとはとくになし。仕事してたみたい。


●7月

高校時代の部活友達、のみやま君ちの「のみやまファーム」に
ファームステイさせてもらった月。
オクラ摘んだりトマト採ったり、採った野菜を仕分けして袋につめたり、
メロンを重さごとに等級分けしてカゴに入れていったり、新鮮な経験だった。
忙しいなか連れて行ってくれた富良野のラベンダー畑、それはそれは
キレイだったなあ。

しばらくお世話になったあと、小樽、積丹半島、ススキノとひとりで回って
遊んだのでした。積丹のウニ、札幌のワインバー、ススキノの小汚い
ジンギスカン屋、美味しかった。。。 次は王子と行きたいなあ。


●8月

14日の「バカリズム案」、おもしろかった! バカリズム最高!

そして王子を連れて実家に帰省ついでに、大分の筋湯温泉、熊本の
はげの湯温泉を巡って2泊、王子の誕生日旅行。

私ってホントに旅行日記を書かないなあ。。。
いい宿に泊まったし、なに食べても美味しくて、すごく楽しい旅行だったのに。
なんか、書いちゃうことで、思い出が固定化しちゃうのが怖いんですよね。


●9月

飛騨高山から郡上八幡をめぐる旅。
10月になって、めずらしくちょっとだけ旅行日記を書きました。
鍾乳洞のインパクトがあまりにも強かったもんだから。。。

郡上八幡の「杉ヶ瀬ヤナ」で食べた天然の落ち鮎が、香りも脂ののりも極上で、
鮎を見る目が変わったことも特記事項。

あなどっててごめんよ、鮎。 きみは最高だ!


●10月

日本メンタルヘルス協会の講座を受講し、衛藤信之先生を知る。

吉本的心理学講座を自称する通り、笑いあり涙ありのエモーショナルな講演で、
「ひとの話をどうやって聞けばいいか?」「相手にどう伝えればいいか?」
などの内容をわかりやすく教えてくださいます。
カウンセラーを目指す人じゃなくても、日常に使える心理テクが学べるし、
おすすめです。受講料が安いところもポイント。

あとはグラビアアイドルのKさんから連絡をもらって、中野サンプラザでの
ライブに行ったこと。グループ7人で、大きなホールを沸かせてました。


●11月

誕生日! そして恒例のバリ島バースデーツアー!
旅行日記、書きます。。。

お芝居は、大人計画の「母を逃がす」と、長塚圭史の「タンゴ」。
「母を逃がす」はさすがにおもしろく、「タンゴ」は響かなかった。
翻訳劇って苦手なのかも。
コットンクラブにジャズライブにも行ったんだった。よく遊んだ月でした。
トップニュースは、佐野洋子さんの訃報でした。


●12月

長野まで「おしぼりうどん」を食べにいきました。
ねずみ大根の絞り汁につけて食べるの。ものっすごく辛かった!
世の中のうどんがみんなあれになったら
相当イヤだけど、3年に1回食べるぶんにはアリです。

ブルドッキングヘッドロックの「嫌な世界」、濃い内容で楽しめました。
ろりえの「女優」は、うーん、アタマでっかちな世界観。若い。

えー、あと、弟が婚約者を連れて、わざわざ東京まで挨拶にきました。
おめでとう、弟。君が30歳を超えていることに、ねーちゃんはびっくりしたよ。




すごい文字量になっちゃった。ここまで読む人もいないだろうな。まあいいか。


振り返って思ったけど、いい年でした、2010年は。
よく遊んだし。 トリアゾも来たし。


今年もどーか、よい年になりますように!



正月の準備

正月の準備
 

今年も旗の台の沖田精米さんで、のし餅を予約購入。

ここのお餅はね、お米らしい風味が濃くて、
完全なペーストじゃなく少しざらっと粒の感じが残ってて、
本当に美味しいの。


明日は1日かけておせちの仕込み。1年の無事を祈る大切な作業!

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