« 猟奇的な彼女 | トップページ | 「友へ チング」 »

「4人の食卓」

DVDで「4人の食卓」を見ました。

昨日、「猟奇的な彼女」を見てチョンジヒョンにやられちゃったので、
ジヒョンちゃん繋がりで借りました。
かるーい気持ちでね。
かわいいジヒョンちゃんが見たーい、みたいな。みたいな言うな。

そしたらさ。あらら。おやまあ。ちょっと。やめてよ。

ヒー!!
私はホラーはダメなんだよー!!ヒー!!((;゚Д゚)ガクガクブルブル

きょわいシーンがスポット的に入っちゃうんですよー!
ま、モノホンのホラーファンから見れば甘いと思います。モノホン言うな。
普通の感覚の人でも、あんま怖くないと思います。
でもでも、ホラーがとにかくダメで、
かたくなに人生から排除して生きてきた軟弱な私のハートには充分すぎる。
主人公の乗っていた電車から、幼い姉妹が毒殺死体で発見されます。
主人公は、そのニュースを聞いた翌日から、
その姉妹の死体の幻覚を見るようになるのです。
結婚間近の婚約者の買ったダイニングテーブルのお洒落な椅子に、
向かい合わせでぐったりともたれている姉妹。

モノを食う場所に死体(幻覚とはいえ)。
すごいイヤ…。

7歳以前の記憶がなく、もともと気の晴れない日々を送っていた
主人公は、そんな幻覚に悩まされ始めます。
婚約者は「現実の権化」みたいなキャラだから相談できないし、
ってことで日々を鬱々と送っているところにジヒョンちゃん登場。
「ラブストーリになっていくのかしらっ」と期待するも虚しく、
このジヒョンちゃんのキャラが怖いーーー!!
病気で倒れたジヒョンちゃんを主人公が自分の部屋に運び込むんだけど、
そのときに、主人公の幻覚を共有してしまうんですよ。
「あのテーブルの子たちをベッドで寝かせてあげたら?」なんて。
ホラー嫌いの心臓バクバク。
幻覚じゃなかったの?いるの?そこにいるの?
イヤだ。こんな展開。

で、全面的に主人公はジヒョンちゃんを信じはじめます。
なんせ幻覚を共有できたし。悩みを話す相手もできたし。
ジヒョンちゃんは巫女の家系で、他人の過去を見る能力があり、
失われた他人の記憶を引き出し、伝えることができます。
強い感応能力があるというか。
その能力のせいで、親友の心を壊してしまった経験があります。

主人公は、自分の7歳以前の記憶を見せてくれるように頼み、
ジヒョンちゃんは、その望みをかなえてあげるのですが、
そこには最悪の光景が待っていたのでした。

…自分にこんな過去があったりしちゃったら。
フラリ。かるく気絶しそうになります。ここ、マジで最悪です。

忘れてることというのは、忘れたくて忘れてるんですよね。
失われた時間が不安でたまらなくても、
思い出さないほうがずっと幸福なんですよね。
自分に強い麻酔をかけるだけの何かが、そこにはきっとあるんです。

でも、この映画はそこでは終わりません。
ジヒョンちゃんの病気というのは精神病の一種で、
幻覚を見がちなのです。不安定な状態なのです。
つまり、彼女が主人公に見せた過去が、幻覚か本物か、
誰にも判断などできないのです。

主人公は決断を迫られます。
現実へ復帰するために。

「人は、信じたいことしか信じないのよ」

ジヒョンちゃんのセリフがいつまでも耳に残ります。

とても濃厚で見ごたえのある映画でした。
見終わってみたら、ホラーじゃなくて、心理サスペンスものだったし。
韓国映画といえば恋愛映画しか知らなかった脳内にガツン。
私的には「猟奇的な彼女」よりこっちが好み。
ジヒョンちゃん演技派ですね。かわいいだけじゃないんですね。
ますます惚れました。21世紀はチョンジヒョンだ!

お勧めですよっ!!

« 猟奇的な彼女 | トップページ | 「友へ チング」 »

05_ 映画・演劇・書評」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/64666/2322625

この記事へのトラックバック一覧です: 「4人の食卓」:

« 猟奇的な彼女 | トップページ | 「友へ チング」 »

プロフィール

2016年7月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

オススメ



最近のトラックバック

カウンター

無料ブログはココログ