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2005年2月

うまうま居酒屋 「和市」

突然ですが、千歳烏山ってとこには、
いい店がたくさんあるんですよ♪

「典座」という蕎麦屋なんて、感激の美味しさですし、
(サラダがまたうまいんですよね、蕎麦屋なのに)

典座の近くにある「虫の巣」の味の濃いパスタも好きですし、

「すみれ家」というワインとともに楽しむ焼肉屋も上質で、

午前4時まで ドリアやロールキャベツが食べられる
宵っ張り御用達の洋食居酒屋「やま小屋」もよいです。

ほかにも、窯焼きピッツァの店や、スペイン料理のいい店も
あります。もう、ホントに美味しい店がビッシリ!

ウチのある笹塚から考えると、徒歩で行ける下北沢や
電車で一駅の新宿には、もちろんお店があふれていますし、
烏山の近くなら、仙川だっていい店がいろいろあります。

でも、急行停車駅という便利さ+人混みで疲れることがない
気安さもあって、若崎家では、
「夕飯食べに行く?」 「じゃ、烏山ね!」 となる頻度が
けっこう高いのです。
ほーんとに、いい店が多いんだから。まじで。


で、今日は、その中の一店、「和市」です。

王子が早めにお仕事が終わったので、千歳烏山駅で
待ち合わせて食べに行きました。

ここ、せっかく行っても満員のことが多いんですよね。
目立つ場所じゃないのに。
隣の「風神亭」も好きなのですが、こっちも大抵満員です。

平日の、早めの時間だったので、テーブルに座れました。
喉が渇いていたので、王子がビール、私が果実酒のソーダ割り。
ここの果実酒は、ブランデー付けのイチゴ酒や、
米焼酎と麦焼酎を独自にブレンドして果実をつけたものなど、
工夫があります。
わざとらしいにおいがせず、さわやかで美味しいのです。

注文したのは、
・こはだの酢〆
・山菜のてんぷら
・牡蠣のブイヤベース風
・鶏レバーのパテ
でした。上から3品は、黒板に書かれていたオススメメニューです。


こはだは、きりっと締められています。

01_kohada

こはだに限ってはきつめが好きなので、満足。
サバはサッと軽く締めた方が好き。
ま、好きずきですよね。

山菜のてんぷらは、
タラの芽、こごみ、ふきのとう、行者にんにく。
抹茶塩でいただきます。

02_tempura

ふきのとうのえぐみはそれほど得意ではないのですが、
私は、こごみに目がありません。もう、大好きなのです!
王子のぶんももらいました。しあわせだー、しあわせすぎる。

行者にんにくやタラの芽は、おひたしが好きなのですが、
こごみに限ってはてんぷらです。甘みが出るし。
あー腹一杯食べてみたいぞ、こごみー!!
地元だと、そのへんに生えてたのに、東京ではみないぞー!


ここで、お酒のおかわり。
新酒・生搾り・無濾過の純米吟醸「貴」をいただきます。
すばらしい香り、あっさりしていて、癖がなく、
米の香りはするけれどフルーティです。

さて、真打ち、牡蠣のブイヤベース風です。

03_kaki

これはね、とっっても美味しかったです!
「本日のおすすめ」メニューなので、いつもあるかどうかは
わかりませんが、あったら食べて欲しいですね。

魚介の出汁のでたブイヤベースに、
小麦粉をはたいてソテーした牡蠣が入っています。
一手間ちゃんと工夫された、ここでしか味わえない限定感、
ちゃんと深みのある味わい。 ツボをおさえてあります。

お酒も飲み干し、この辺で、ほっと一息。
鶏レバーのパテがなかなか来ないので、
お酒のお代わりがてら催促すると、
「注文、忘れてました!ごめんなさい!」とのこと。


その代わり、塩納豆が来ました。半乾きの納豆です。
なんというか・・・甘納豆の納豆版みたいな・・・わかりにくいか。
つまり、ネバネバしっとりはしていないけど、カリカリでもない、
見た目は乾いてサラサラだけど、噛むと微妙にネチョリとした
納豆です。それが、場つなぎとして、サービスされました。

歯につまりまくるけど、味はうまいです。
納豆好きなので、うまうまーと食べきりました。


ここで、新酒・無濾過・純米吟醸の「菊姫」を注文。
無色ではなく、黄金の色。
しっかりしたお米の味と、濃厚な酒くさい風味。
こってりと濃い、日本酒のにおいを集約したような味でした。


で、鶏レバーのパテ。

04_tori

これは、オススメじゃなくて、常備メニューですが、
カリカリのガーリックトーストに、つめたいパテが載っかってて、
サクサク+ねっとりの食感が楽しく、レバー味も上品なのに
しっかりしてます。素直においしいぞ。
こないだの阿佐ヶ谷のフレンチに比べて
何倍もこっちが美味しかったです。悪いけど。

それに、レバーは、濃い味わいの菊姫にぴったりでした。

これだけ飲み食いして、6000円未満でした。
5500円くらいだったかな?二人とも満足したし、安いもんです。

今度は、しっかり春になってから来たいですね。
和市は、お酒も、おつまみも、損することありません。
安心して、うまい酒を飲みに来てくださいな♪

島耕作と幡ヶ谷「てっぺい」

大事件が起きました。

王子がでかい買い物をしてきたのです。

それは・・・・・・







課長島耕作 全巻大人買いー!(・∀・)人(・∀・)







この週末を、私は火曜と水曜と木曜に
連続して控えているお仕事(3社とも別々)の
下調べ&予習に使おうと思っていたのですよ。


それなのに、島さんが我が家においでになりました。

バブル期のおじさんの夢を一身に背負った島課長が
容赦なく私の時間を割いてゆきます。





仕事が・・・・





仕事が・・・・





仕事が・・・・・





島さん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





・・・・・・。


ほぼ徹夜で読みました。
今日こそ仕事します。





るてえるびるもれとりりがいく☆若崎です。
さて、アホな話は置いといて、昨日の夕飯日記です。

幡ヶ谷の「てっぺい」にステーキを食べに行きました。
スープ、サラダ、ごはん、ステーキで構成されております。
ステーキは、お店側で一口大に切って饗されるので、
こちらはお箸でわしわし食べればよいのです。

店はカウンター中心です。
カウンターの中は、超オープンキッチン。
店内の装飾なども限りなくラーメン屋に近い雰囲気で、
「ステーキハウス」って感じじゃありません。

まず、キャベツのサラダが来ます。
ドレッシングがにんにく風味たっぷり。
マヨと醤油とにんにくを混ぜたような味で、
美味しいのですが、平日には食べにくい。

次の日ににおいが残らない対策があればなあ。

体質にもよりますが、芯を取って火を通したにんにくなら、
次の日までにおいが残らない気がします。
でも、生のにんにくを大量摂取すると、なかなか
消えないんですよね。
翌日の朝、うっかりエレベーターに乗ろうものなら
軽い公害と化します。


明日は外出の予定がないので、もりもり食べました。うまい。

メニューにはサーロインなどもあるのですが、
「てっぺいステーキ」というハラミのステーキを頼みました。
グラム単位になっていて、200gで1750円くらいだったような。
サーロインはもうちょっと高いです。

メニューにあるのは600gまでですが、
それ以上の量にも対応してくれるようです。

って誰が一食で600g以上の肉を食うんだよぉ。

ソースも、ごま、おろしポン酢、バター醤油、にんにく醤油など
から選べますし、ごはんの大盛り小盛りも対応可能です。

ただし、
うっかり大盛りにすると、ご飯が3合きますから。
しかも、残したら罰金ですから。
その上、ごはんのシェア厳禁ですから。


もののふだけが挑戦してください。


さてさて、ステーキですが、おいしかったですよ。
歯ごたえがあって。 ハラミ肉自体も好きだし。
にんにくバターで炒めて、黒こしょうを思いっきり振ってある、
香りのいい一口ステーキです。
これに、自分の選んだソースをからめて食べます。

霜降り肉が食べられない私にはちょうどいい、
あっさりした赤身のお肉。こういう肉が好きなんです。


200gで3000円くらいの霜降りサーロインもあるので、
霜降り好きはそちらをどうぞ。


ソースは、にんにく醤油にしました。
にんにくバターで炒めてある肉+生にんにくが入った醤油。
むせかえるようなかほりです。

・・・・・・。

食後の私はちょっとした兵器でしたね。
でもおいしかったの。

夕飯レシピ

最近、描いてなかったから、レシピ日記です。

<出汁トマト>

・トマト4〜5個を湯むきする。
 ヘタを取り、固いほう(ヘタ側)に十字に隠し包丁を入れる。

・鰹と昆布で出汁を取る。

・酒・砂糖・薄口醤油・塩で味を付ける。
 *ポイント: 普段よりもぐっと甘めにね!

・トマトを入れて、煮立たせないように、静かに炊く。
 20分くらい。トマトが揺れないように注意。崩れるから。

・常温で冷ましたら、冷蔵庫で一晩寝かせる。
 箸で崩しつつ、つるりといただく。

07_tomato(一口食った後なので崩れてる)

ごはんのおかずにはならないけれど、
日本酒に合います。サラサラしてて美味しいですよ。

なんというか、とってもキレイな味です。

口の中も、胃も、不思議にスッキリします。

残った出汁にもトマトの酸味が出てます。
ゴクゴク飲んでください。
王子いわく、「すごく美味しいトマトジュースみたい」
だそうです。

夏なんか、いいかもですね。

「大統領の理髪師」

韓国映画「大統領の理髪師」を見てきました。

<あらすじ(てきとう)>
 大統領官邸のある青瓦台のお膝元、孝子洞で理髪店を
 営むソン・ハンモ(ソン・ガンホ)は、
 時の政府を無条件に信じる、学はないけど気のいい男。
 助手のキム・ミンジャ(ムン・ソリ)を無理矢理口説いて
 妊娠させ、学生クーデターの起きた4月19日、
 一人息子ナガン(イ・ジェウン)を無事授かった。
 やがて、束の間の民主主義の後、軍事クーデターが起き、
 大統領がまた変わったが、庶民の生活に変化はない。
 ある日、中央情報部と称する男、ヒョスク(ソン・ビョンホ)が
 理髪店を訪れ、スパイを見たら通報するよう告げる。
 その晩、怪しい男をみたハンモは、素直に通報。
 これが縁となり、ハンモは大統領の専属理髪師となった。
 緊張しながらも実直に勤めを果たすハンモだが、
 北朝鮮の武装ゲリラ進入事件を境に、
 平凡な一家の運命は、時代の波に飲まれてゆく。

感想。
素晴らしかったです。

とても映画らしい映画でした。
映画にしかできない表現、映画のなかのユーモア、
映画のなかでしか表現できないテンポで話は進み、
映画らしいラストシーンで終わります。

涙が出るほど笑って、そして、しみじみ感動しました。
辛辣な風刺にドキリとしたり、時代背景に思いを馳せたり…。


ソン・ガンホなしにはなりたたなかった映画です。
かっこいい顔ではダメ、不細工すぎてもダメ、
痩せていてはダメだし、だらしなく太っていてもダメ。

見た目の問題も大きいですが、これだけ計算されつくした
繊細な演技をできる俳優がどれだけいるんでしょう。

緻密な演技、というのは、ガンホのことを言うんだろうな。

難病の役、異常者の役、そんなものをこなしたときに
「演技派」と言われるようですけど、

ごくごく平凡な父親の、かわいらしさ、単純さ、誠実さ、
愛情深さ、小心者なところ、悲哀と幸福を
押しつけがましい大げさな演技をせずに、
立ち居振る舞いでやわらかく伝えてくるガンホは、
難役中の難役をこなした超実力派俳優だと思います。

個人的には、にじみだす人品の高さに惹かれます。
無学な庶民であっても、「卑しくない」ガンホの存在は、
この映画の味噌ではないでしょうか。


不正選挙と学生運動、軍事クーデターや北朝鮮ゲリラの侵攻、
それのもたらした流言飛語、無辜の人々への拷問…

韓国圧政の時代を、
木っ端のように翻弄されながらも地道に生活してゆくしかない
庶民の視点で、イデオロギー色を極力排除し、
どこまでもユーモアたっぷりに描きだした極上のファルスです。

いわゆる「痴愚聖人」の文脈に位置する「無学な父親」の、
何気ない言動が、百の批判よりも胸にせまります。

思い出して胸が痛くなるシーンがたくさん。
思い出して吹き出しちゃうシーンもたくさん。

一見の価値あり、です。
強くおすすめします。

だけど、これ、1970年代の話なんだよなあ…
朴正熙暗殺、1979年。
で、このあと全斗煥か…。
つい、このあいだまで、こういう時代だったお隣さんです。

知らないより知っといたほうがいいと思います。
そういう意味でも、おすすめ。

「反則王」

明日、「大統領の理髪師」を見に行って原稿を書く
お仕事があるので、下調べとして、
ソン・ガンホとムン・ソリの出てる映画を見ることにしました。

もちろん、映画の背景である、1950〜1980年までの
韓国の政治事情についても調べものをします。

この前、「僕の彼女を紹介します」でお仕事したときも、
主演のチョン・ジヒョンが出ている映画で、
レンタル出来るものは全部見ましたし、
その監督が関わっているものも見ておきました。

実際に書くのは、鼎談形式で軽妙に映画を紹介する内容なので、
直接役に立つことじゃないんだけど、予備知識ゼロで
書くのは、あまりよろしくない気がするんですよね…。

というわけで、2回に分けて、以下を借りました。
ソン・ガンホ出演作「JSA」「反則王」「爆裂野球団!」
ムン・ソリ出演作「オアシス」「ペパーミントキャンディー」。

まず、ソン・ガンホ主演の「反則王」を見ました。
この人の出ている映画は「シュリ」を見たことがあります。

「シュリ」は、公開当時、映画館に見に行ったのですが、
今となってはハン・ソッキュの顔なんかぼやけてしまってて、
眉間の皺がかっこいいチェ・ミンシク様と、
画面いっぱいにヌボオーッと広がるソン・ガンホの顔しか
思い浮かびません。

ハンサムではないのですが、
かといって取り立てて不細工でもないのに、
なぜこんなにもインパクトがあるのでしょうか、ソン・ガンホ。

今回、3本とも見て思ったのですが、この人の顔って、
いっつも画面いっぱいいっぱいじゃないですか?

顔に余白が多いからそう思うのかしら……。

ひどいことをいろいろ言ってますが、かなり好きです。
なんとも言えない愛嬌があって。
一度見たら絶対に忘れられない個性。 まさに役者。

「反則王」のあらすじは、
ダメリーマンのガンホが、いじめっこ上司の得意技である
ヘッドロックをかわすためプロレスの門を叩き、
あれよあれよという間に反則専門の覆面レスラーに
なってゆくストーリーです。

弱々で筋力がなくてタプタプの体型だったガンホが、
まがりなりにもレスラーになっていく過程が面白いです。

でも、ハリウッドみたいに、段階を踏んでレベルアップさせて
感動ものに仕立てるのではなく、
なんだか、淡々と…ホントに淡々と進んでいくんですよね。

木製の反則専用フォークを使わなきゃいけないのに、
間違って金属のフォークを使っちゃうとか、
韓国映画おなじみのコテコテギャグも満載。

たまたま入門したプロレス事務所が、実はガンホが
幼い頃あこがれていた覆面レスラーの事務所だった、とか、
あこがれの職場のマドンナに完膚無きまでにふられる
(というか土俵にあがってない)シーンとか、
ちょっとしたサブストーリーもいいです。

全体としては、「すごく面白い」とは思いませんでた。
だから、是非見てください! と言う気にはなりません。

退屈せずにすんだのは、ひとえにガンホのおかげ。
「微妙な表情の揺らぎ」を表現するのがすごく上手!

「しまったー」っていう顔とか、「びくびく」してる顔とか、
失恋して「うぉーっ!」とか、大げさじゃないのに、
むしろ無表情なのに、ちゃんと気持ちが伝わってきます。

ダメリーマンぶりもリアルです。
姿勢の悪さとか、発散してる弱々しい空気とか、
いかにも契約取れなさそう…という感じ。うまい。


ガンホが好きとか、プロレスが好きとかなら、
見て損はないのではないでしょうか。

あと、イヤな気持ちになるようなシーンはないので、
ひまつぶしにもいいですよ。適度にぬるいし。

ラストシーンもなかなかいいですよ。

イ・ウンジュ自殺

「ブラザーフット」で、
チャンドンゴンの婚約者役を演じていた
イ・ウンジュが亡くなりましたね・・・・

自殺だそうです。
あの映画の、儚げな美しさが思い出されます。

透き通るような肌と、
色気のある強い視線をしていました。

静かだけれど芯の強い雰囲気が印象的でした。

ご冥福をお祈り致します。

もがくから、だいじょうぶ

何者かになりたくて、でもなれなくて、
モヤモヤしてイライラして、
結局なんにもうまくいかない。

がんばっただけの対価をもらってる人なんているの。
あたしはまだそこに行ってない。

行ってないんだけど。

つまんないことばかり言って、
ちっちゃいこと愚痴って、自分の運命を勝手に
どんどん安くしていくようにはなりたくないと思った。


だから、笑う。
仕事なくても、うまくいかなくても、楽しい話をする。


文句を言って、聞き届けられなくて、バカじゃねーの!って
怒ってるヒマがあったら、楽しい話をして、
目の前の人におまえ面白いなーって笑ってもらえるように。


毎日たのしいんだよってポーズして、
意地悪な神様の目をあざむいて元気を出すんだ。


だいじょうぶだよ、きっとだいじょうぶ。

だから、どうかあたしが、
「もうこれぐらいでいいや」って思いませんように。

もっともっと、が、待ってるから。


がんばって小さないっこいっこのことを手がかりにする。
犬より安いお金で時間を売ったって、ぜんぜん平気。


一足飛びにいかない現実が、あたしは好きだよ。


京都旅行記 一日目(下)

全然関係ないんだけど、
「だんなさん、誰に似てるの?」って聞かれたときは
「作家の大沢在昌にちょっと似てます」と
答えることにしてます。こんな顔

王子のほうが目が大きいけど、輪郭や眉が似てる。

しかし「王子」と書くのもこっぱずかしいことだよなあ。
けっこう厚顔ですよね、私も。

おっと。本題だ、本題。

で、京都旅行記の続編です。
これでやっと1日目が終わります。

「京都旅行記 一日目(上)」はこちら。

「京都旅行記 一日目(中)」はこちら。


落柿舎から500メートルほど歩いて、清涼寺に来ました。
ここ、とても気に入りました!

私ね、デッカイ寺がほんっとに好きなんですよ。
圧倒されるくらい、ドッドーン!と大きいのが好き。

高さ・幅ともにビッグで、かつ古い木造の寺を見ると、
ハリウッド超大作映画を見たときのような興奮と感動で、
心の底から、スカッ!とするのです。

知恩院の木造門なんて、震えましたもん。
イカス!カッコイイ!と痺れましたもん。

そういう、「寺の善し悪しをデカさで決める会」を
発足してもいいくらいにデカい寺を愛している私にとって、
清涼寺はツボのど真ん中。


遠目から見ても、近くから見ても、しみじみデカい。
しみじみデカいって、よくわかんない表現ですが、
大きいわねえ、という感じじゃなくて、
「でけえ!」って感じのサイズなんですよ。
…ますますわかりませんね。

18_seiryoji (清涼寺。かっこいい)
デジカメやパンフレットでは伝わらないのが残念!

しかし、清涼寺の実力は、このデカさだけではないのです。
もっと素晴らしいものが本堂の中に!!(拝観有料)

それは…十六羅漢図。
とても大きくて、ふすま4枚分くらい(←印象)。
お釈迦様の高弟である五百羅漢の方々が八面六臂の活躍をなさる
いきいきとした宋画であります。

もう、いきいきしすぎてて、見れば見るほど
トラウマになりそう

撮影禁止だったので、現品をお見せできないのが残念です。

覚えている限り説明しますと、何十人もの登場人物が
描かれているのですが、人体のバランスがみんな少しずつ
おかしくて、手足が細すぎたり、頭がでかすぎたり、
奇妙なゆがみ具合をしています。

しかも、顔色が全体的に死人。土気色。
また、その顔立ちは、体よりさらにバランスがおかしくて、
おでこが広すぎたり、目が大きすぎたり、
鼻がつぶれていたり、もはや妖怪です。

それだけでも異様なのに、図の中央には、
キャー!!!
木の枝で首を吊っている明らかな自殺者が!!

この首吊りさんの表情・顔色・手の垂れ下がり具合、最悪。
青ざめてて……ダラーンとしてて…夢にでる……。

取りすがるように遺体を下ろそうとする家族の人まで
ご丁寧に掻き込まれています。鳥肌。

背光を持った羅漢さんが教典を手に、その人を
済度しようとしてるシーンなのですが、
その教典から、なぜかビームが出てます。ビーッて。

国宝というからには相当古い年代に書かれたのでしょうが、
特撮モノの原点を見ました。

かたや隅のほうでは、犬に人面がくっついたような妖怪を
踏みつけ蹴散らかしている羅漢さん。
この人頭の犬妖怪、卑屈な顔しててすごく弱そうなので、
傍目にはいかついおっさんが子犬をいじめているようです。

また別の隅の方では、中空より突然出現しつつある
餓鬼・妖物の類を、やっぱり教典ビームフラッシュ
ビビビーと退治している羅漢さん。

この羅漢さん……顔の皮膚を片手で…剥いでます。
むいてます、自分の顔の皮膚を。めりめりぃっと。
めくれた皮膚の下からは、もう一つの顔が!

トータル・リコール……!!

…でも、これがまた、剥く前の顔も、下から見えてる顔も、
どっちもどっちなので (当然どっちもすげぇ怖い)、
どう変身したいんだかさっぱり伝わってきません。

すごい芸を持ってるなあ」という感想でいいんでしょうか?

などなどの、阿鼻叫喚絵図が極彩色で描かれているのでした。
寺よりは地方の秘宝館に似合うシュールさ。

その他、ここの寺の木造もいかしてます。
赤や緑や金で彩色されてて、眉毛も太いし、ギョロ目だし、
そこはかとなくバッタモンのチャイニーズテイスト。
是非とも生でご覧ください。

もう、いろんな意味で、清涼寺ラブ☆です。 たまらん。


常寂光寺か清涼寺か忘れたのですが、お寺の拝観ノートに
王子が「妻とケンカせずに旅行できますように」と
こっそり余計なことを書いてました。

みんな「ここに来ると心が洗われます」などと敬虔なことを
書いてるのに、俗っぽさ極まりなし。

とりあえず、「ケンカなんかしないヨ☆」という吹き出しとともに
横にマンガを書いておきました
「お寺へのメッセージをどうぞ」と表紙に書かれた
拝観ノートの意味をまったくわかっていない夫婦です。

清涼寺のこじんまりとした庭は、春を待っていました。
なーんてね。
このこしゃくな言い回しは、悔し紛れです。

清涼寺の寺、梅の木が多いんで、雪も降ってない1月に
見るべきものがないんですよ。枝ばっかりですよ。
春に来たかったですよ。もーこればっかり言ってますよ。


化野念仏寺をまわって大覚寺に行きたかったのですが、
疲れてきたのと寒いのとで、今回は念仏寺をパスしました。

500メートルほどの距離を歩いて、大覚寺へ。

見事な松が迎えてくれます。広大な敷地を持つお寺です。
19_daikaku_matsu(背の低い松がモコモコ)
モコモコに見えますが、ダイブすると多分かなり痛いです。

21_daikaku_kinen(門の前で記念写真)

とにかく広くて、見るところがたくさんありましたよ。
気に入ったのは、ここ。
22_oosawaike (広い濡れ縁)

五大堂から張り出した、眼前に池を一望する濡れ縁。
大沢池は、日本最古の庭苑池だそうです。

高貴な人々が、楽師を迎えて観月の宴など催し、
船遊びをしていたのかと思うと、
風雅な気分にも、また、
大昔から金持ちはなんちゅう贅沢をしとるんだと
ひがむ気持ちにもなりまして、複雑です。

台に出ると、いっせいに鴨が大沢池から飛び立ちました。

なんとも、本当に……素晴らしい景色なのです。
静かな水面、障害物なく、ぽっかり広がった空。

夕暮れの、うっすら光の照度が落ちてくるなか、
千年を経た古刹から見下ろす大沢池は、ここがどこで、
今がどの時代かを一瞬わからなくさせる引力に満ちてました。


あと、大覚寺で気に入ったのは、霊明殿。
むっちゃオススメスポットです。

赤い。赤いです。
赤。赤。赤赤赤赤赤赤赤赤赤!

赤いんですよー、どこもかしこもー。

床も柱も天井も、障子の桟から格子戸まで、
んもう、なにもかもが真っ赤っか!!!

パッと見、「幻想的ねー」と思って入ってみたのですが、
思ったよりもすんごい圧迫感あります、赤一色というのは。
どこまでも赤。しかも夕暮れ。怖いっつーの!

23_remeido (暗い赤でしょ)

顔が映るほど磨き込まれた、不吉に濃い赤色の廊下を
ギシギシ…と踏みながら歩きつつ見渡す堂内は、
どこを見ても非日常的な赤一色。

幻想的なんていう可愛い感じじゃなく、異次元に
トリップしたような、船酔いじみた気色悪さなんですよ。
怨念…とか、呪い…とかが似合いすぎる色合い。
今、突然、キエーッ!などと叫び声が聞こえてきたら、
確実に腰を抜かす自信があります。

こんな不思議ワールドまで体験できるなんて、お得すぎ。
大覚寺もステキなお寺でした。

さてさて、これにて本日の京都お寺巡りコースは終了です。

寺なんてそんなに楽しいかな?と思ってましたが、
思いがけず、ものすーっごく楽しかったですね!

しかも、なんというか、飽きないです。
何度でも見たい、四季折々に来てみたい、そう思いました。

大覚寺前からバスに乗って、市街地に戻りました。

そして…
ミーハーにも、鍵善の葛切りを食べてきましたー☆

24_kagizen(葛切りー♪)

江戸中期創業の、老舗の和菓子舗です。
「風光る」という新撰組ものの少女漫画にも登場します。

幅がかなり広い葛切りは、つるんつるんしてて、
微妙なシコシコの歯ごたえがあって、喉を滑っていくときの
何とも言えない「きれいな香り」には、深呼吸しながら
瞑目してうっとり…です。
使ってある水が素晴らしい感じがします。

私は黒蜜で、王子は白蜜でいただきました。
もう大満足。美味しかった。芸術的に美味しかった!

なのに王子は
「どうしてこんな腹の足しにもならない菓子が
ラーメンと同じ値段なんだろう」 などと言ってます。

約5分間無視の刑に処す。


急いでホテルに帰り、汗まみれの服を着替えてから、
ごはんを食べにまた祇園に引き返しました。

本日の夕飯は、王子の友人、Hさんにおまかせです。

Hさんは、王子が高校のときの野球部仲間。
京都の大学に進み、京都で就職されたので、もう10年以上を
京都で過ごしてあります。
安心しておまかせできる心強いナビゲーターなのです。

祇園にて、Hさんと、その奥様A子さんと合流。
Hさんは私たちの結婚式に出席してくださいましたが、
A子さんとは初対面です。ひととおり挨拶をして、お店へ。

ぽっぽ亭」という居酒屋に連れてきてくださいました。

値段は安いのですが、びっくり!
なにを頼んでも、はずれなく、ものすごくおいしい。
家の近所に欲しいです、マジで。

海老芋の炊いたんや、ミノの湯引き、生麩の田楽。
特に、京野菜のグラタンは、豆乳でしあげたアッサリ味で
日本酒にも合い、夢中で食べて飲んでしまいました。
25_popo_agedasi (生麩の揚げ出し)
26_popo_mino (ミノの湯引き)

王子の高校時代の話や(いじめっこ街道を驀進していた模様)
A子さんの日々の失敗談(詳しく書きたい…ものすごいです)、
仕事の話などで盛り上がりました。

かなり酔っぱらいました。
いや、あの、私と王子がね。
なんせ、記憶、なくしちゃったからね。

HさんとA子さんは、明日もお仕事なので、ちゃんとセーブして
大人の飲み方をなさってましたよ。

いまだにやんちゃな飲み方しかできないうちらは
実は恥ずかしい大人なのでは。書いてて悲しくなるなあ…。

途中まで一緒にタクシーに乗せてもらって、
ホテルまで帰ってきました。かなり楽しかったです。
王子の友人は、ホントにいい人ばっかりです。


さて。
部屋についた途端、タクシーの中から意識不明だった王子は、
部屋に着くと同時にベッドに倒れ込んでしまいました。

歯くらい磨けといって起こしたら、半分眠ったまま
不機嫌に文句たれはじめたので、面倒くさくなって、
布団も掛けずにほったらかしときました。

風邪でも何でも引くがよい。


明日は、洛北の観光に行ってきます。


怒髪天フレンチ!シュクレ

友人のアキラとランチを取ってきた。
場所は阿佐ヶ谷。新宿や渋谷のにぎわいはないが、
どうしてもたまに行きたくなる街だ。

外光を通す屋根つきの明るい商店街が南北に伸び、
大通りはクリーンで、歩道の幅が広く、
スーパーマーケットには生鮮食料品が充実している。
子供のいる世帯には安心、かつ便利だろう。

かと思えば、裏通りのごちゃごちゃした飲み屋街には
昔ながらの赤提灯がいくつも灯り、
今はなかなかお目に掛からなくなったマニアックな
ジャズ喫茶やクラシック喫茶が、きちんと繁盛している。

では古くさいだけの街なのかというと、
インディペンデント映画を興行する若者向けの
小さな文化施設もあれば、こじゃれた雑貨ショップや
カフェもちゃんと存在するのだ。

ごった煮なのに、ひとつひとつの味がぼやけていない。
どのジャンルに属する店もにぎわいを見せ、活気がある。

高円寺ほど「中央線テイスト」に寄っているわけではなく
多面性を持つ阿佐ヶ谷は、次回の引っ越しを
本気で考えているほど、お気に入りの街なのだ。

で、「ビストロ ラ シュクレ」。

第九小学校前でバスを降り、アキラと合流し、
レストランに到着。
アキラについてはこちらに詳述しているが、、
簡単にいうと、甲殻アレルギーの帰国子女であり、
私の数少ない親友のひとり。

メニューは、1700円、2400円、3500円…だったかな。
土曜なので、平日とは値段が違うかもしれない。

2400円のコースにした。
前菜・前菜2皿目・メイン・デザート・コーヒー・パン。
1700円だと、前菜が一皿になる。
各6〜7種類からチョイスできて、この値段は高くない。

高くないが、激安ではない。

世田谷の烏山には、1260円できちんとしたフレンチの
コースが食べられる店があり、とても美味しいのだ。
茗荷谷にも、ランチプレートは800円から、
ちゃんとしたランチコースなら1890円で提供してくれる
正統派フレンチレストランがある。もちろん美味。

その中で、ランチ1700円からというのは、驚くような安さではない、
というか、小さなビストロのランチの価格としては、いたって普通だ。

オーナー1人で切り盛りしていて、地元密着型で、
そこそこ繁盛している店に、
あまりハズレはないのだけれど…。

いやな予感。
まず、店内に、あまり清潔感がない。

昼なのに薄暗い店内、
ファンシーで趣味の悪い、古ぼけたビニールのテーブルクロス、
キッチンから出た料理を置く台にはごちゃごちゃと袋が
立てかけてあり、筆記用具などの置いてあるレジスターの台で
店員の女性がワインを瓶からデカンタージュしている…
などなど、どうしても気になってしまう。

実際に不潔ということではないが、
受ける印象に清潔感がない。

小さな店で、個人経営で、値段が安いのだから、
細かいところには行き届かなくてもいい。
もし、そう思っているのだったら、痛いな、と、
この時点で心配になってくる。

前菜は、日替わりの「生ハムとチーズの
ミルフィーユ仕立て」をアキラが。
私が「フォアグラとレバーのテリーヌ」をたのんだ。

日替わりのほうは、薄切りの食パン(!)に生ハムと
チーズをはさみ、それをミルフィーユ状に重ねたものを
バターでソテーしたもの。
食パンでミルフィーユしているので、当然、相当の
高さがあり、ホットサンド1個分のボリュームがある。
パターの吸い込みかたも相当なものだ。
見ているだけでおなかいっぱい。

私のテリーヌは、厚さ1センチくらいの一切れ。
回りを鴨の脂身でくるんであり、
ピクルスが添えてある。

味を書く前に、一言、苦言。
料理の大きさからすると、どう考えても小さすぎる皿は
ナイフとフォークの跡が縦横無尽につき、
その小さな傷たちで表面が完璧に曇っている。
磁器の特徴である、つるりとなめらかな表面を
完全に失ってしまっていて、ガサガサしているのだ。

家庭でも、皿がここまで曇ったら買い換えるだろう。
やはり、清潔感がない。 げんなりする。

前述した烏山と茗荷谷のレストランでこんな皿は
見たことがない。値段設定は同程度なのに、だ。

01_zensai(見た目こんなん)

気を取り直して、フォアグラのテリーヌを、ぱくり。
ぐえっ…。

むせかえるレバーの悪臭。
あわてて白ワインを頼む。
酒で流し込まなければ食えない。

レバーの香りが強い、とか、癖がある、とか、
そういう次元ではない。
私は、焼き鳥でも炒め物でも煮物でも、まったく抵抗なく
レバーが大好きだ。レバー特有の、血液の香りが好きだ。

レバーのまったりと余韻のある香りと、胸の悪くなるような
血の臭みとは、まったく別物であることを学習した。
これは、単に下処理に手を抜いているのではないか?

そのうえ、バターとクリームが多すぎる。
口に入れたときにデロリと溶け出す過剰な脂肪分。
バターにレバーを混ぜたような重さだ。

今まで食べてきた、あの、フレンチのテリーヌの
滑らかな舌触りは、決してクリームのみの効果では
なかったのだと、また学習。

前菜一皿でパンを一切れ食べ終えた。
パンに塗りつけて、ワインで流し込んだのだ。

アキラのほうも味見させてもらったが、見たまんま、
チーズとハムの入ったホットサンドだった。
不味くはないが、家で食うよ、こんなん。

前菜2皿目は、二人とも本日のスープ。
ジャガイモのスープ、トリュフ入り。
黒トリュフの粒がたくさん混ぜ込まれていて、
これは普通においしかった。
私はトリュフの香りが大好きなので、冷静な判断が
利かなくなるのだ。余談だけど、白トリュフのほうが好き。
ただ、直径が1センチもある大粒の油が無数に
スープに浮かんでいるのは…どういうことなんだ。

そして、メイン。
アキラが、鴨のロースト。
私が、+500円を払って、
オマール海老のアメリケーヌソース。

02_main(オマールでござんす)

見た目はちゃんと半身のオマール海老。
これで2400円+500円=2900円なら、納得しよう♪
と、穏和な気分になったのも一瞬。

いままでの人生で、オマール海老を食べた記憶を探り出す。
多くはない記憶の中の味と、目の前のこれは…

違う。
べつものだ。

ぷりんぷりんの、歯を跳ね返すような弾力のある身。
海老の味の濃厚なハサミの肉。コクのある頭部の味噌。

どの部分も、私を裏切ることなどなかった、今までは。

しかし。
ズブズブの水っぽい身。
茹でたときに湯に旨味が溶け、反対に塩水を吸収したような味だ。
塩辛いだけで味のないハサミは、無味のガムのよう。
臭みの強い味噌は、汚い海水のような風味がする。

急いで食べた。がつがつ口につっこみ、飲み下した。
ワインで口を洗うため。

アキラも、鴨を無言で食っている。
一切れもらって、唖然とした。
中までしっかりと、ウェルダンも裸足で逃げるほど火を通された
鴨肉は、ペランとした焦げ茶の破片。

普通、固まりのまま焼いてある鴨は、中がピンクで柔らかで、
噛むほどに鴨の力強い香りのするジュースが
飛び出してくるはずだ。

これは……焼きすぎでパサパサでケバケバで、
なんの肉か、さっぱりわからん。

前菜を食べたときはまあまあかなと言っていたアキラも、
蒼白になって無言。 そうだよな……。

一刻も早くコーヒーが飲みたい。口直しがしたい。

デザートは、アキラがモンブランのティラミス。
私は、とろけるテョコレートスフレ。

意外にも、これは及第点。
ほかほかのやわらかいフォンダンショコラだ。
スプーンを入れると、トロリと溶けてくるチョコソースも
回りのフカフカの生地も、とても美味しかった。

03_cake(スフレうまーい)

アキラのティラミスも味見させてもらったが、
洋酒の利いた大人の味で、かなりいける。うまい。
コーヒーも苦みがほどよく、普通においしい。

やっとほっとした。
ほっとしたけれど…コーヒーとデザートだけがうまいコース料理に、
2900円も、払えるだろうか。


否。断じて否。NO。ダメ。絶対。


…ひょっとしたらここのシェフは、一昔前の価値観で
固まってしまっているのではないだろうか。
フレンチは、やたら高いものだと。

こんなにも安くコースを食べさせる自分の店は激安店で、
だからこの程度の料理、この程度のサービスで、
不満など出るはずがないと。


はっきり言うが、安くない。


シミひとつない、まっしろな綿のテーブルクロスの上には、
クリスタルのワイングラスと水用のグラス。

みがきあげた銀のカトラリーは一皿ごとに取り替えられ、
顔が映るほど光る白磁の皿には料理が美しく盛られている。

厚地の綿のナプキンは、席を立つたびに何度でも従業員が
たたみ直しておいてくれ、席につくときは当然のように
椅子をひいてくれる…。


…こういう店だったら、1700円は安いだろう、確かに。
このブログに登場した店でいうと、ヴェルデュリエがここに
属する店だ。そして、ランチコースは2000円からだった。

狭いテーブルの間隔。
安くセンスの悪いビニールのテーブルクロス。
ナイフ傷でどんより曇った皿と、取り替えられることなく、
最後まで一組を使い続けるナイフとフォーク、
おまけに膝にかけるナプキンは紙製。

この種類に属する店でランチコース1700円以上は、
むしろ、高い方だ。

このシュクレと値段が変わらない、むしろもっと安い茗荷谷も
烏山も、「まっしろい綿のテーブルクロス」「綿のナプキン」
「皿ごとにカトラリーを取り替える」はちゃんと満たしている。
そしてなお、美味いのだ。


この味が「フレンチ」に映る阿佐ヶ谷の人たちは、
あまりにフレンチにウブなのではないか。

金を払うから空腹を返してくれ。

今回は、本気で腹が立った。



たまたま頼んだものがまずかたっただけで、他のものは
おいしいんです、という反論がある人もいるかもしれん。
でもね、二人でかぶらないように注文してんのに、
それが全部まずかったんだよ。
まずいものが4品もある店って…ダメじゃないか?

根拠のない誹謗中傷では断じてありません。
実際に食べた正直な感想です。


京都旅行記 一日目(中)

<1月19日の日記>

忘れた頃にやってくる、京都旅行記の続編です。
前編については、こちらをどうぞ

嵐山に到着したとたん、ぱらぱら雨が降り始めたので、
土産物屋で傘を購入することにしました。500円なり。

「こういうときって、買ったとたんに止むもんなんだよ」と
王子は反対しますが、なんせ寒いですし、だんだん本降りに
なってきましたし、ここで買わなきゃこの後は
店がないかもしれないので強引に購入。

土産物屋って日用雑貨の値段が高いイメージがあるんですが、
黒の大きいジャンプ傘が500円と、良心価格でした。

傘をさして、渡月橋を渡ります。

そうそう、渡月橋の手前の、土産物屋付近に
もう一つ川が流れていて、小さな橋がかかっているのですが、
そこで、地元のひとたちが釣りをしていました。

魚籠をのぞき込ませてもらったところ、
6〜8センチくらいの、小さなお魚がたくさん。
ハヤだかウグイだか、そんなヤツです。

「食べるんですか?」と聞いたら、
「そりゃ食べますよ」だそうです。そうですよね。すみません。

釣りをしている人の横に、カササギのような大振りの鳥が
置物のように静かに並んで立っていたのが印象的でした。


天気がよかったらなあ……。
水の流れは満々と豊かで、山間の景色も美しく雄大、
でも天気が悪いので、水が濁ってるし寒いし、
山にも霧がかかってるし、たぶん、感激が半減ですよ。
本当は、もっとキレイなんだと思うの、渡月橋。

このへんで、雨が小降りになってきました…。
「ほらあ、だから言ったんだよ、買ったらやむって」
王子はそういいながら、傘をたたみます。

だってー、けっこう振ってたじゃない…。
雨が止んだほうが嬉しいに決まってるのに、
なぜかちょっと悔しい。 わかっていただけるでしょーか。

渡月橋を渡ると、車引きのお兄ちゃんたちが声をかけてきます。
濡れずに回れるよっ、と、魅力的なお言葉ですが、
今回は、お断りしました。初めての土地は歩きたいので。
余談ですが、お兄ちゃんたち、いい男が多かったです。

天龍寺を目指して、とことこ歩きます。
けっこうな距離がありますが、大堰川沿いを歩くのは、
景色もよろしく、あまり苦になりません。

と、ここで、またしても雨が降り始めました。
しかも、けっこう激しく! ばばばばばっと音を立てて!

「ほっらー!傘買ってよかったじゃなーい! ね?ね?(得意)」
「なに喜んでるの。雨がいいの?天気いいほうがいいでしょ?」
「そ、そりゃそーだけどさ…」

そりゃそーだけど、なんか嬉しいんだもん。
わかっていただけるでしょーか。

天龍寺は、広々していて、大変結構なお庭でした。
拝観料を払って本堂に入った途端、前科のありそうな
面構えをした達磨の絵がこっちを睨んできます。

ちなみに拝観料は600円。庭園500円+諸堂100円です。
庭の方が高い、というところがポイント。

12_tenryu_hondou(本堂のなか)

本堂から庭を見ます。
ご立派なんだけど、「京都の冬に観光客が少ない訳」を
かいま見た気分。ガイドブックや資料とは全然違う景色です。

紅葉の時期のあでやかさもなければ、新緑の時期の
初々しさもない、禿げた木と、汚くくすんだ常緑樹が
ぼへーっと生えてます。

これで雪でも降ってりゃ別の情緒があるってのに、雨だしさ。
11_tenryu_niwa (お庭)
かなりすごいお庭だったので、春か秋にリベンジ決定。
13_tenryu_kaeru (カエルちゃんがいたよ)


見学を終えたなら、是非とも天龍寺の
お庭を抜けて次へ行きましょう。

それは見事な竹林が続きます。
15_bamboo (竹林の道)
14_bamboo (圧巻です)
冬でも衰えのない、すがすがしい色です。

それにしても、うっそうとしてます。
横を向いても、先を見ても、竹しか見えません。

地面からまっすぐ垂直に伸びているので、
竹のむこうにまた竹…と折り重なる景色は、緑の直線に
囲まれているようで、距離感と現実感が狂ってしまいます。

縞々模様のなかに閉じこめられたような、シュールな気分。

なのに、光が燦々と降り注いでくる明るい道です。
その光にまでうっすらと緑の色がついています。
あれ?と思って上空を仰いで、驚きました。

竹って、こんなに背の高い木だったのか。
なんて、余分なものなく、すっくりと伸びているんだろう。

一番上の部分にだけ、控えめについている笹が揺れています。
淡い緑の光を浴びながら耳を澄ますと、
さらさらさらさら…。
絶え間ない、葉ずれの音。

何重にも重なって、やっと耳に届いてくる、ささやかな音たち。
不意に涙が出るような、シンと静まる気持ち。

竹林で仙人に出会う話が、中国にも日本にもいろいろ
ありますが、そりゃ仙人も出るよね、これでは。

歩くだけで芯から癒されます。
アジア人ならDNAに刻み込まれてるんじゃないかと
思ってしまう、なんだか原風景のような、
すーっと溶け込むような心地よさを与えてくれます。
エキゾチックって感じではなく。

この道が目当てで来たわけではなかったのですが、
思いがけず、この旅行で一番の印象深い場所となりました。

化野念仏寺にも素晴らしい竹林があるそうですね。
今回は見逃してしまいましたが、次回は是非、
そちらにも行ってみたいと思います。

さて、竹林を抜け、小倉池を通ります。
常寂光寺に向かう途中だったのですが、思いがけない収穫が!

御髪神社です。
小倉池のそばにありました。そこそこ由緒ありげな佇まい。

16_onkami (御髪神社の立て札)

「髪は人身の最上位にあって
造化の神より賜った美しい自然の冠り」だそうですよ。

個人的に、「ハゲの敵神社」と命名。


小倉池を回って、常寂光寺を拝観しました。
人影もなく、砂利を踏む自分の足音だけが聞こえます。
拝観料300円を支払い、本堂まで階段を上ってゆきます。

上からは、京都が一望出来ます。いい眺め。
でも、高度があるので、当然ながら寒い。激寒。
しつこいようだけど、紅葉や新緑のときはキレイだろうなあ。

思うんだけど、京都ってとこは、いい場所は全部
寺と神社に占領されてますね。

東京の一等地は金で買えるけど(いや私には買えないけど)、
いかに金を儲けても、この場所には住めないわけです。
いかんともしがたく寺社に乗っ取られてますね、京都。

と、面白い物が目にとまりました。

仁王門の横に、たくさんの草鞋がぶらさげてあります。
意味はよくわからない、というかどうでもいいのですが、
これ、じーっと見てると…見てると…。

17_waraji
ちょこっとした短い手足、ずんぐりした胴体。
17_waraji2


サンショウウオをひらたく伸ばした乾物に見えてきます。

そう思っちゃうと、もう草鞋に見えない。

常寂光寺の写真、これ一枚です。

現在、旅行より一月が経過しているため、かなりオボロゲ。
本堂の床が冷たくて、いい加減に見て回ったからせいもあり、
常寂光寺については草鞋の思い出しかありません。


清涼寺に向かう途中、落柿舎に立ち寄りました。
このあたりから、すっきり晴れてきました。
傘も役目を果たしたことだし、晴れてくれて素直に嬉しい。

落柿舎は、とても簡素な小さい庵でした。
向井去来の遺跡だそう。
向井去来…向井去来…誰だっけ…と考えていると、
受験の記憶がよみがえってきました。

芭蕉十哲の一人です。

服部嵐雪。宝井其角。森川許六。越知越人。向井去来。
あと…あと…思い出せぬ。なんか変な名前が多いんだよ。
シャンプー…は乱馬か。なんとかサンプーっていなかった?

ギブ。

受験から10年近くが経過してるんだから、
5人に負けといてください。

落柿舎は、いかにも俳人が住む家という雰囲気です。
簡素。質素。寒そう。貧乏そう(←余計なお世話)。

小さな庭の奥に、ささやかな獅子脅しがありました。
水がちろちろちろ…と竹筒のなかに溜まると、
コーン!と石をうつ、例のあれです。

これがポタポタとしか流れてなくて、なかなか溜まらないので、
シビレを切らした王子がひしゃくで水をドバーと足してました。

鳴ったけどさ。
情緒ゼロ。


いい加減長くなったので、ここで一回、区切りますね。
まだ1日目が半分しか終わってません。
泣きたくなってきました。

藤しろ

むー、最近は1日200visit・400pageviewを
下回らなかったのに、今日はいまいちだなー。

はっ。

アクセス解析してると気になっちゃってイケマセンね。


でも、こんな統一性のない、主題もない、だらだら日記に
ひとりでも来てくれる人がいるなんて、幸せなことです。

しかもこのサイトを見てライターの依頼をくださるなんて、
あなたの会社大丈夫ですか、と心配に……

いやいやいや、ありがたいことです。
うれしゅうございました。

これからもじゃんじゃんお仕事募集中でございます♪

検索で来てくれる人が増え始めたのは、日記をはじめて
二ヶ月たったころでしょうか。
嬉しいものですねー。

たとえ検索ワードが「エロ話」や「オ○ンコ」だったとしても(泣

たまたまそういう単語が出てきただけで、ここは、
そういうページじゃないんで…あの、ごめんなさい、
期待はずれで、ほんとに……わははははッ。

ガッカリしただろうなあー♪
いい気味だなあー ( ・∀・)ノ --==≡≡ 卍 シュッ!


***

さてと。
本題に入って、2/16の外食日記です。

笹塚の「藤しろ」にて夕食を取りました。
北千住のほうじゃありません。支店でもありません。

場所はですね、チャイナハウス3号店の側に
歩道橋があるのですが、そこを右に折れてすぐです。
のれんがかかっていて、毛筆・手書きのメニューが出てます。
小料理屋風ですが、値段はいたって庶民的。

王子と私のお気に入りです。ボトルキープしてます。
家から徒歩1分圏内ってとこも魅力。

ここのお母さんの料理は、ほっとする家庭の味です。
関東風の味付けなんだけど、あんまり甘辛くなくて、
まあるい感じ。

料亭のような洗練はないし、男の店主が腕をふるっている
居酒屋のような、エッジのたった料理もありませんが、
毎日食べても飽きない、野菜たっぷりの総菜です。
おかんの料理のように、どこかおおざっぱなところもご愛敬。

あたりはずれはありますが、8割はヒットします。
目を見張る美味・珍味じゃないんだけど、おいしいの。
どれも白飯と酒に合います(ポイント)。

関係ないけど、おかみさんの声はジャイアンのお母さんに激似。
「たけしっ、宿題したのかい!?」 って言って欲しい。


今日のつきだしは、おからの炊いたのでした。
「卯の花」じゃなくて「おから」って感じの味。
小鉢にたっぷり盛ってあります。ホントおいしいのー。
うちで作る味を、もっと酒にあうように辛くしあげた感じ。

ここ、毎回、お通しの量がたっぷりです。
そして、漬け物みたいなちゃちーごまかしお通しじゃなくて、
ちゃんとしたお総菜が出ます。楽しみなのです。

ゴーヤチャンプルと牡蠣のお好み焼き、
あこう鯛の煮付けをたのみました。

あこう鯛は、煮付けられる過程で皮がハゲてました。
でもいいの。料亭みたいにキレイな姿じゃないけど、
そのぶん、砂糖控えめの、さらっとした煮汁だから。
家庭の味だなー、という感じ。
半尾まるまるの煮付けは、ものすごいボリュームだけど、
600円くらいと良心価格。薄味なので、ぱくぱく食べられます。

ゴーヤチャンプルには、たっぷりのポーク
(スパムソーセージのことです)と、たまご。んまい。
ボトルに半分残ってた焼酎がなくなり、日本酒オーダー。

ここ、一皿の量が多いので、2皿の時点で
私と王子はほぼ満腹。つきだしも多いしさ…。

で、最後に、牡蠣のお好み焼きが出てきましたが、
これがまた、ビックリ!!

飲み屋で、酒のアテに頼む牡蠣のお好み焼き。
片手を軽く開いたくらいの大きさをイメージしていたのですが、
両手サイズでした…。

しかも、ミッシリした小麦粉たっぷりの生地です。
ふんわり山芋系じゃないんです。
がっしり固い円盤のなかに、牡蠣がぽちぽち埋まってる感じ。

半分食べて、ギブアップする私と王子。
残りは包んでもらいました。すごいボリューム。

ジャイアンか?
ジャイアンに食べさせてるからか?


ここ、メニューにないものでも言えば作ってくれるのですが、
王子のお気に入りは「納豆ご飯」です。
大好きな締めのご飯が食べられなくて残念!

納豆に、ネギとじゃこと、自家製の漬け物を刻んだものが
はいってます。
京菜の漬け物が入った納豆は、シャクシャクでネバネバで、
旨味もあって、醤油をかけなくても最高なのです♪

お会計は、3800円。
安くて満腹で満足で、よい店ですよ。

ほりごたつカウンターもあるから、お一人でも。
ただ、料理は少なめにしないと、食べきれないかも。

ル・ヴェルデュリエ(BlogPet)

きょうコメは、ここまでレストランがblogされた!


*このエントリは、BlogPetの「」が書きました。

皿うどん

<2月12日の日記>

酒徒さんのサイトで「皿うどん」の文字を見てから
ずっと食べたかったので、作りました。
揚げ麺は買ってきました。

大学生のころ、コンパで居酒屋に行ったとき、
コースの締めが「皿うどん」でした。
「うどんじゃなくて、なんか揚げ麺が出てきた!」と
みんなが驚いてたので
「関東じゃ皿うどんって食べないの!?」と意外でした
(実際のメンバーは東北・関西・関東と混じってましたが)。

そんなことをふと思い出して、関東出身の王子に聞くと
「いや、俺は食べてたよ」 ということなので、真相は不明。

でも確かにちょっとマイナー感の漂う料理ですよね。

さて、レシピです。
材料
 あげめん、適当に余った野菜(葉物は必要)、
 豚肉・烏賊・剥き貝などの動物性のもの、生きくらげ、
 鶏ガラスープの素、鰹だし、干し椎茸の出汁、片栗粉、酒、
 うすくちしょうゆ、オイスターソース、しょうが、白こしょう 
01_ankake(麺が多すぎ。後で餡をお代わりした)
・今回は、白菜・たまねぎ・ねぎ・にんじん・豆モヤシを
 使いました。単に余ってたから。
 葉物なら、キャベツでも青梗菜でもいいです。
 食べやすく、細切りにしておきます。

・味出し要員として、豚コマとあおりいかを使いました。
 安かったので。海老やホタテや剥きアサリもいい!
 かまぼこだけでは味が弱いと思います。

・油におろし生姜を入れ、熱してから、豚コマを炒め、
 ついでイカを入れる。酒を振って炒めます。
 私は豚に酒と醤油を揉んでちょっと置いてから使います。

・ざっと炒めたら、野菜を入れる。炒める。
 生きくらげを適当に切って入れる。炒める。
 蓋をして少々蒸すと、水が出て柔らかくなる。

・味噌汁を作るときなどに取った鰹出汁を少々取りのけておき、
 鶏ガラスープの素を溶く。干し椎茸の戻し汁とともに投入。

・オイスターソース少々、薄口醤油・白こしょうで味を整える。

・水溶き片栗粉でとろみを好きな感じにつける。

・あげめんにかけて、あつあつをハフハフいただく。

あとは、海老芋の味噌汁を作りました。
ゆでこぼして、ぬめりを洗ってから汁の実にします。

鮭のムニエルなど

<2月13日>
夕飯にサーモンムニエルと
キノコのオムレツ載せを作りました。

簡単にレシピを書きます。
<サーモンムニエル>
05_salmon
材料
 生サーモン、バター、白ワイン、お好きなハーブ、小麦粉、
 ピクルス、たまねぎ1/6個、粒マスタード大さじ2、
 ワインビネガー、マヨネーズ、牛乳、各少々

・サーモンに塩こしょうして、白ワインを少々振り、
 ハーブをまぶす。しばらく置く。
 私はローズマリーとタイムの乾燥のをちぎって使った。

・サーモンに小麦粉を薄くまぶす。

・バターをたっぷりフライパンで熱して、こんがり焼く。
 返したら蓋をして中まで火を通す。

・ソースをつくる。たまねぎをみじん切りにして、
 サーモンが焼ける寸前のフライパンに入れ、火を通す。
 粒マスタード・ワインビネガー・マヨネーズ少々、牛乳を
 みじん切りにしたピクルスに混ぜ、味をみて、塩気を足す。

・サーモンが焼けたら取り出し、バターとたまねぎの
 残ってるフライパンにソースの材料を入れ、ざっと火を通す。
 サーモンの上にかける。

※うちにピクルスとか粒マスタードが余ってたからこうやって
 作っただけです。ソースは適当に余りもんでどうぞ。


<きのこのオムレツ載せ>06_kinoko
材料
 きのこ(マッシュルームと椎茸はおすすめ)、白ワイン、
 オリーブオイル、塩、こしょう、醤油、にんにくみじん切り
 万能ネギ半束、玉子(一人1.5〜2個)

・オリーブオイルににんにくを入れ香りが出たらキノコを投入。

・白ワインを少々振って炒める。
 最初は油が足りない感じがするけど、キノコから水が出て
 しんなりするから平気。

・塩・こしょう・醤油少々で味を調える。

・火を止めて、小口切りにした万能ネギを混ぜる。

・半熟オムレツを焼き、キノコのソテーの上に載っける。
 半熟がどろーと流れてくるので、からめて食べる。

シイタケとシメジと生マッシュルームで作りました。
生マッシュルームが冷蔵庫に余っていたので。
キノコならなんでもいいです。量も食べるだけ作ってください。

ル・ヴェルデュリエ

鵜の木にあるフレンチレストラン「ル・ヴェルデュリエ」に
ランチしにいってきました。

ここに来るのは3ヶ月ぶりです。
日経新聞の夕刊に紹介されていたのを王子が気にとめて
教えてくれたのが訪問のきっかけ。
「ゆーきちゃんフレンチ好きだから、チェックしといた。
京野菜が使ってあるそうだよ、美味しそうだよ」 と、
わざわざ新聞を切り抜いて予約してくれたのです。
素直に嬉しかったですよ。
覚えててくれたんだなあ、と思って。

私の実家は、週に2〜3回、そこそこ高価な金を払って
夕飯をレストランで食べるという、外食が大好きな家。
フランス料理やスペイン料理などの本格的な西洋料理店に
足を運ぶこともしばしばありました。
幼いころから舌が慣れているせいか、無性に食べたくなる
ときがけっこうあって、一人暮らしをしてからも、
仕送りやバイト代をやりくりして、よく分不相応なフレンチを
食べ歩いていたという話を、王子にしたことがあったのです。

「自分が美味しいと思った店に連れて行く」っていう
行動をする男性は多いけど、自分が好きでもないのに
(というかフレンチ食べたこともないのに)、小さな囲み記事に
目を止め、殻を破って行動してくれたことがやたら嬉しくて、
あっさり惚れ直しました。 単純な女です。

前回は演劇の開演時間が迫っていたのでゆっくり
できませんでしたが、今日はなんの予定もないので、
落ち着いていただけます。

ヴェルデュリエは、立地も私好み。
閑静な、緑の多い住宅街の中に、ひっそりと佇む
小体にして瀟洒なレストランです。
予約をしたおかげか、窓際の明るい席でした。
04_mado(窓からの風景)
いい天気。
本当に、いい天気です。
冬が終わったのだな、と実感できる、照度の高い、
明るく、熱を持った日差しです。

3500円(税込4042円)のランチコースをいただきました。
前菜の盛り合わせ、スープ、魚または肉料理、デザート、
コーヒーまたはエスプレッソまたは紅茶、パン。
大変に安いと思います。(ランチコースは2000円からあります)

今日は、魚がアイナメのポアレと牡蠣のソテー(たぶん)、
肉が豚のビール煮か牛頬肉の赤ワイン煮。

牛頬は前回、王子が食べたので、二人とも、豚にしました。
この時点で、なーんかいやな予感がチラリと。
フレンチで豚を頼んで美味しかったことって、いままで
ないんですよ。
でも、ここは美味しいお店だし、期待してもいっかなー、
それにほら、今日は魚の気分じゃないし。
と、自分を説得。

前菜の盛り合わせ
・サラダ
・蒸した茄子の上に、軽く締めた青魚(アジかな)が載ったもの
・ベーコンのキッシュ
・鹿肉を詰めたプチシュー
・アボガドまぐろ
・フォアグラや鴨肉を使ったジビエのテリーヌ
以上が、ちょっとずつ、一皿に盛られています。

01_amuse

えへへへ、おーいしそーう☆
「ちょっとずつ、たくさん」っていうのに弱いんですよねー。
しかも、鹿肉といい、フォアグラといい、私のハートを
わしづかみにする大好物ばかり。今日はアタリだあ。

どれもとっても美味しくて涙が出そうでしたが、
テリーヌが一番好みの味でした。
レバーの風味が濃厚で、こっくりしてて、ワインがすすみます。
あと、アボガドのピュレの上に中トロが載ってるやつ。
アボガドにも中トロにも、きちんと味が付いてるのですが、
醤油なんかつかわなくてもこんなに美味しくできるのかあ、
さすがプロじゃ!と感激でした。
なんか頭の悪い文章でゴメンナサイ。

本日のスープはマッシュルームのポタージュ。
さらっとしてますが、むせるように濃厚なキノコ風味で、
大変にわたくし好みです。
パンでぬぐって食べ尽くしました。お代わりしたい…。

さて。さてさてさて。メインディッシュです!
前回は、ホロホロ鳥のローストだかコンフィだかを
いただきました。とっても美味でした。
王子の頼んだ牛頬の赤ワイン煮もとろけるように
プルプルで恍惚の味でした。
先ほどのイヤな予感と、期待感が混じり合う、緊張の一瞬。


勝敗はいかに!!


負けた………。


やっぱねー、ダメ。 ダメダメダメ。 フレンチで豚を頼んじゃダメ!
こんなに美味しいお店でも失敗するなんて、ダメだあ!
なんか…うまく言えないけど、手をかけるほどダメ!
せめてグリルかソテー…でもそんなの、イタリアンとか
スパニッシュで豪快に食えばいい話だもんなあ。

フレンチで豚料理はもうたのみません。
前菜で豚のスモークとか、フランス家庭料理で
豚足のパネとか臓物とか血のソーセージとか、
そういうのだったら食べるけど、
こじゃれた店で仰々しい名前が付いたメイン料理だったら、
豚肉、却下! 決心した。

お店の名誉のために言いますと、普通に美味しかったです。
でも、感動するほどの美味じゃなかったの。
好みじゃなかったの(王子もちょっと眉をひそめてた)。
なんというか……中華料理の東坡肉みたいだった…。
東坡肉としては、大変おいしいと思います(フォローか?)。
02_main(メインの豚)

言っても始まらないけど、魚にしときゃーよかった。
前回のホロホロ鳥、牛頬の煮込み、美味しかったなぁぁ…。

まっ、デザートで機嫌も治りましたけど。コロリと。
抹茶のシフォン、カスタードプディング、
ラムレーズンのアイスクリーム、美味しかったです。
前回のチーズケーキのほうが好みではありましたが、
今回は王子のぶんまで食べられたので、ご機嫌です。
03_takaaki(王子様。無断掲載)
チーズケーキだと、王子が自分の分を食べちゃうんだもん。

また来ると思います。今度こそディナーだ!
05_haru(鵜の木あたり。春ですねー)

さとう珠緒

どっちの料理ショー、抹茶パフェ対チョコパフェでしたね。
どっちもおいしそうで、辛抱たまらん気持ち。
上等な抹茶もののスイーツには目がないのですが、
チョコレートの悪魔的な魅力にも逆らいがたい。

さて、さとう珠緒が出てました。

疑問なんですけど、どうして女性は、珠緒が嫌いなんですか?
可愛いじゃない。とても。
30過ぎには見えないですし、声もふにゃふにゃしてて
スイートだし、仕草も笑顔もとろけるように愛らしい。

ミニスカポリスの頃から大好きだったけどなあ。
「こんなことはイヤなんだけど仕方なくやってるのよ!」
みたいなチンケな自尊心が感じられない満開の笑顔は
無邪気で愛らしくて、職業的良心を感じました。
パンチラを映されていても揺るぎないその笑顔に、
プロだなあ、嫌味がないなあ、と好意を持ったり。
自分をしらけた目で見ているような割り切り方も好きです。
グラビアが珠緒だと漫画雑誌を買ったりしてたし、
王様のブランチが優香になったときにはガッカリしたし。

珠緒ちゃんは、あのころから全然変わってない、
かわいらしいままです。

私の友人に、美人の子がいて、彼女が珠緒を
すっごく嫌うんですよ。
何かの拍子に好きな芸能人の話になって、
「女だったらさとう珠緒かなー」と行ったときの彼女のあの
般若のような顔を忘れることができません。
出るわ出るわ、あふれる悪口。表情から憎悪が読みとれます。
「かわいこぶって!なにあの態度!むかつく!」
日頃、あまり激高しない、人当たりのいい彼女の豹変に
むちゃくちゃ驚いたものです。

接点もつきあいもなく、利害関係もないただの
芸能人を、どうしてそれほど嫌えるのかよくわかりませんが、
でも、たぶん、「敵」のにおいがするんでしょうね。

自分を可愛いと勘違いしたブスは大嫌いですが、
可愛い子が可愛いさを売りにして何が悪いんだろ?
女として正しくてまっとうなことだと思うのですが。

そういう彼女もそのタイプの人だったし(珠緒みたいに
あからさまじゃなくて、もっと巧くやってたけど)、
私は、彼女のそういう部分も好きでした。

もっとも、彼女自身は「私はあんな女を武器にするような
女っぽい女は嫌いだ、私ってサバサバしたタイプだから」
みたいなこと言ってたけど、なるほど、そうやってまず自分を
あざむくことが、自分の矛盾に悩まないコツなのだな、
と感心したものです。

私もいろいろと正しそうな理屈をこねるあたり、いいかげん
女っぽい人間ですが、少なくとも珠緒ちゃんからは
「敵」「いらつく」「むかつく」 においを感じません。
この先、童顔の可愛い顔が老けていくのを見るのが
ちょっとツライな、とは思いますけどね…。

男性にとって珠緒ちゃんってどうなんでしょう。
セクシーな感じ?抱きたいタイプ?
私は珠緒を色っぽいと思わないので、男性のような目では
見ていないのだと思います。

なんであんなに嫌われるんだろ。ホントに謎。

お江戸の散歩

今日は、大塚から都電荒川線に乗って、
各駅停車でテコテコと時間をかけて三ノ輪橋まで行き、
ぶらり江戸散策をしてきました。

ひとりだったけど、かなり楽しかった。

道には迷いませんでしたよ。
アクシデントといえば、
小学校の近くをうろうろしてたら下校指導の教師に
怪しいヤツ!っていう顔で警戒されたことくらいかな。
プリントアウトした地図にマーキングする際に間違っちゃって、
目黄不動の場所がわからず、小学校近辺を堂々巡りしてた
だけなのですが。
小学生なんて…ショタじゃありませんし、不倫のもつれから
彼の子供を逆恨みしてる事情もありません。
そんな睨まないでよー!!

こないだ京都に行った目からすると、あんまり
「おおっ」て感じはしないのですが、ビルの中にひっそりと
佇む神社仏閣というのも、乙なものでした。

浄閑寺をスタートに、千束稲荷、飛不動、吉原弁財天など
三ノ輪・竜泉エリアを周りました。

01_senzoku(千束稲荷。小さかった)

03_tobifudo02(飛不動の地蔵。なにやら密談中)
04_zizou03(かと思えば気さくに掃除)
05_tobifudo04(航空安全祈願する所らしい)

06_washi01(鷲神社)

09_benzai01(吉原弁財天)
10_benzaiback02(吉原弁財天の尻)

入谷から帰ろうと思ってたんだけど、浅草橋に住んでいた
思い出がよみがえり、浅草まで寄り道。

というか、合羽橋に寄り道。

ああー相変わらず、なんでもかんでも、
これでもかッ!てくらいマニアックな品揃え!
調理用具には惹かれるモノがたくさんありました。
でも、これ以上、鍋を置く場所ないしなー。
持ち合わせがあったら鰻裂き包丁を買うところでした。

包丁専門店に立ち寄りましたが、
どう見ても普通につかう包丁じゃないものが沢山。
12_kappa02(こんなのとか)
店の前には、中世のヨーロッパの甲冑まで置いてあって、
なにをどうしたいのか不明です。

その他、粋な職人さんの使う作務衣が揃う店をひやかしました。
いいものがあったら王子に買おうかと思って。
サイズがわかんないから、止めておきましたけども。

ぶらぶらしたあと、浅草寺に寄りました。
いいかげん、歩き疲れていたので、一息つきたくて。
浅草寺で、じゃないですよ。
その近くにある…ふふふ、大好きな「梅園」です。

食べるものを決めたら、入り口脇で食券を買い、
席を適当に決めて座ります。相変わらずのシステム。
私は、ここに来たら絶対に粟ぜんざいですね!
クリじゃないよ、アワ。あわぜんざい。
19_zenzai(うまひー!)
つきたてのもちきびと、よーく練られて紫に光る、上品な
甘みのとろとろ漉し餡のハーモニーったら、最高の最高です。
やっぱり、ぜんざいには甘さが必要ですよ。うん。
舌をやけどしながら、あちちちっと掻き込みました。
口直しの紫蘇の実もまた美味しい。満足。
シンプルイズザベストとはこのこと、っていう美味しさ。

人心地ついたので、仲見世を冷やかし、
浅草寺にお参りしました。といっても賽銭はナシ。
18_saisen(でかい賽銭箱)
17_sensouji(でかい門)
中国人・韓国人の旅行者で賑わってましたねー。

仲見世は、相変わらず、取り扱ってるものは違えども
アキバ系の色彩が氾濫し、我が人生を賭けて「要らん!
と言える商品であふれかえってました。

そうそう、あげまんじゅうを食べ比べたりしました。
揚げたてにありつけたので、どこもおいしかったです。
駄菓子につべこべ言ってもしかたないし。

王子へのおみやげに、きびサブレを買いました。
きびだんご屋さんで売ってたのです。珍しかったので。

帰宅後、ありあわせの品で適当に夕食を取りました。
王子は会社の送別会で留守。気楽なひとり晩酌です。

冷や酒でいっぱいやりながら、これを書いてます。
東京プチ観光、楽しかったですよ。
ちょくちょく行きたいと思います。
次は、本駒込か、谷中・西日暮里あたりに。

あ、三ノ輪に弟が住んでることを、いま思い出した…。

引き続き、朝…

(「朝…」からの続き)
そのまま見てたら、ストレッチマンが始まりました。
まだ遠くにもっていかれたままなので、呆然と見てます。

まぬけな面のピンクの怪獣による
「ストレッチマーン!」のかけ声とともに
黄色い全身タイツのお兄さん登場!
なんと、「かっこいーい!」などと言ってます、この怪獣は。
このヤバ気なタイツマンに向かって。

怪獣の好みはわからんのう…。

「がーははははは!」とアニメの悪役声で
豪快に笑いながら登場したストレッチマンは、おもむろに
『椅子にすわって上半身を半分ひねる』という
意味不明の半端なストレッチを指導したあと、
わきばらを指しつつ、重低音の悪役声で力強く

ストレッチパワーがここに溜まってきただろう!!

という決め台詞を唱えました。ストレッチパワーって…?

ああ……もっていかれるぅぅぅ…!!!


ちなみに、その「ストレッチパワー」を溜めている間、
「1,2,3,4,5」と数えながらストレッチしてるんですが、
ストレッチマンはどこかの星の上にいるんですよ。
隕石がばんばん飛んできて、ストレッチマンに
ボカーンとぶつかり、砕け散ってます。
すげえや、ストレッチパワー!


その後、どこかの養護学校で、ストレッチマンが
「怪人」と戦い、ストレッチパワーでやっつける、
というヒーローもののような展開に。
怪人は、怪人の名称とともに、「○×先生」と本名が。。。

怪人を倒したあと、ストレッチマンは、
「んむぅーっはははは!」と悪役笑いをしてました。

あっ、同じ番組内だっていうのに、
突然ストレッチマンはどこかに消え、
牛乳パックの利用法をお姉さんたちが説明し始めました。
誰?誰?なに、なんなの?と、突然の展開にとまどうワタクシ。

しばらくすると、何もなかったかのように涼しい顔で
ストレッチマンが養護学校で子供と遊ぶ場面になりました。
牛乳パックはどこに?あれは何だったの??

呆然……

「えいごリアン」といい「ストレッチマン」といい、
日本のこどもたちを、どうしたいのだ、NHK。

楽しいじゃないか。もっとやってくれ。

朝…

えっけれめーぎー やーしゃーやーしゃー
もっけりめーぎー ぺーよっぽ
び〜よらんたん び〜よらんたん
るってめらー るってめらー

「にほんごであそぼ」の謎ソング(しかも群舞)に
朝から遠いところにもっていかれた若崎です。
「ここがどこで、なにをしてたのか」を
まったく白紙にされ、呆然。
そのまま教育テレビを見続けてしまいました。


あーしかも「えいごリアン」がはじまっちゃった…

えいごリアーン♪えいごリアーン♪
きのこが…大量のきのこが迫ってくる……

脚の長いシイタケがフラッシュダンスしつつ
「How is the weather in Okinawa?」と
素晴らしい発音で連呼しながらこっちを見つめてる……

もっていかれるぅぅぅ…!!!

豚マリネなどレシピ

夕飯を作りました。
退屈な内容ですみませんが、レシピです。

・豚肉のオリーブオイルマリネソテー
・ミネストローネスープ
・アボガドサラダ

ある献立について、電話にて詳しくレシピを説明したら、
友人から、あんたの家の夕食は、材料費がかかるし、
手間もかかる、という指摘をいただきました。

野菜は有機栽培、出汁はインスタント絶対禁止、
調味料はお取り寄せ、またはいいものを厳選して購入、
などを厳守してますから、費用がかかるのは仕方ないです
(出汁をインスタントですませるようになったら終わり、
とはうちの祖母の言葉です。守り抜きます)。

いや、あの、不当に高いモノは買いませんよ。
質がよければ、そこ数百円の差は納得します、ってこと。
それに、毎日のことなのに(専業主婦でもないのに)、
作るのに何時間もかけたり、特殊な機材を使ったりもしないし。

舌はね、一度妥協すると、堕落が早いから、怖いのですよ。
インスタントの出汁と、本当の出汁の区別がつかない、
むしろ、塩気があって押しの強い、下品なインスタントを
よりウマイと感じるようになる、
そんな舌を持つ人が増えることって、食文化の危機でしょ?
水っぽい粗悪な野菜を野菜本来の味だと思うのって
動物としてなんだか危険でしょ?
毎日のことなのに。
体は食べ物でできているのに。
あんまり、ないがしろにしないほうがいいんじゃないかなー。

(安全性で選んでるわけじゃないので、有機栽培よりも
おいしい野菜があれば、低農薬なら迷わず買います。
ルーツ農法のであるんだよね、すごくおいしいのが)

外食で、素材にこだわった高い店にばかり行くわけに
いかないなら、せめて、家でくらい、多少高価でも
おいしいものを惜しみなくたべましょうよ。投資しましょうよ。
それだって、そこらの粗雑な居酒屋で外食するよりは、
材料費なんてたかが知れてますし、
安いモノばかり求めないことは、せっかく良いものを作ってる
人たちを応援することでもありますから。

安い素材を腕でカバーするのが主婦ってものだという
意見もわかるのですが、よい腕にプラスよい素材があれば
文句ないじゃない。
素材を完璧にカバーするなんて、料理人でも無理なのに。

それに…それに、まずいもの食って太りたくないっ!

(B級な味も大好き☆ですが、それはB級とわかった上で
あえて食べたいの。
本気でマックうまい!マジで美味!と思うのと、
油が粗悪で最悪だし美味ではない、でもたまに食べると
妙においしー!妙に元気でる!と思うのって違うと思う)

<豚肉のオリーブオイルマリネソテー>
porksteak
材料
 豚のステーキ用切り身(ぜったい肩ロース。ロースじゃダメ)
 おろしにんにく、塩、黒こしょう、白こしょう、ローズマリー
 上等のエクストラバージンオリーブオイル

・おいしいお肉を使いましょう。

・豚肉に塩・こしょうをし、すり下ろしたにんにくをすりこみ、
 オリーブオイルをまわしかけ、全体になじませる。
 ローズマリーの枝をのっける。乾燥スパイスなら、
 香りが弱いので、全体にたっぷり振ってよくなじませる。
 これ以外に味をつけないので、いい肉、いい塩を使う。
 塩は少々きつめに振ってよし。

・上記で使うオリーブオイルは、ぜっっっっっったいに、
 遮光瓶に入っているものにすること!
 いいものは、遮光瓶のうえから銀紙まで貼ってある。
 それくらい、オイルは、光にあたると猛烈に劣化する。
 「エクストラバージン」なんて書いてあっても、
 遮光瓶じゃないものは、オリーブ風味の粗悪な油だ。
 サラダ油のかわりに使うならいいけどさ。
 なお、できれば、搾汁したものより、オリーブの自重のみで
 したたったオイルがベター。風味がぜんぜん違いまっせ。

・最低1時間ほどつけ込み、熱したフライパンで、
 油をひかずに、そのまま焼く。
 中心がややピンクだけど、生ではなく、
 ちゃんと火が通っている加減で。やわらかく。

ローズマリーの香りと、にんにく+オリーブオイルは
カモネギのよーに出合いモノです。
塩をきかせてソテーした豚肉は柔らかく、香り高く、
びっくりのおいしさですよー。
つけあわせは、じゃがいも。
ゆでたジャガイモを、豚と一緒のフライパンで焼いて、
回りカリカリ中はホクホクにベイクしました。
豚のあぶらが沁みておいしーです。

<ミネストローネスープ>
soup
材料
 たまねぎ1個、人参1本、セロリ1本、トマト2個、黄ピーマン、
 オリーブオイル大さじ2、塩、うすくち醤油 、にんにく1カケ

・トマトは湯むきする。にんにくは薄切りする。

・にんにくをオリーブオイルでじっくり炒める。
 オイルが冷たいうちから入れて、じっくりと。

・上記にトマト以外の野菜をダイスに刻んで入れ、炒める。

・セロリが透き通ったら、塩を適宜振り、ふたをして、
 じっくり蒸し煮にする。水は入れないでね。

・野菜から出た出汁でじっくり煮えたら、湯むきトマトを
 ダイスに刻んで加える。塩を加える。蒸し煮にする。

・うまみがでたら、水を好きな量くわえる。少なめに。

・薄口醤油とこしょうで調味する。私は、コンソメをいれません。
 オリーブオイルでじっくり炒め、蒸し煮にした野菜からは
 甘くておいしい味がタップリ出てますよ♪保証します。
 …まずい野菜だとそーはいかないけどね。ボソ

<アボガドサラダ>
時間がなかったので、てきとーに切って
わさびじょうゆで食べました。
レタスとトマトのサラダの上に、ピュレ状にした
アボガドをかける予定だったんだけどね。

牛ゴボウなどレシピ

2月7日の夕食。残り物の野菜でこさえました。
牛蒡だいすき。牛蒡ラブ。
牛蒡とか里芋とか、泥の付いた根菜、よく使います。
香りがたまらないんだもの。

<牛肉と牛蒡の煮込み>
材料
 牛肉200〜300g、ごぼう1本、すりごま(または七味)、
 ごま油、にんにくとしょうが、豆板醤、酒、砂糖、醤油

・牛肉を一口大に切る。

・牛蒡の泥を洗い、お好きな長さ・太さに切る。
 私はささがきが好きじゃないので(歯触りがなんとなく)、
 割り箸よりやや細いくらいに切ってます。

・ごま油でおろしにんにくとしょうがと豆板醤を炒め、
 香りが出たら、牛肉を炒める。牛蒡を入れ、油をまわす。

・途中で酒と砂糖を振って炒める。

・出汁を足して、沸いたら弱火にし、コトコト煮る。
 充分火が回り、水位が下がったら醤油を差し、
 5分ほど煮て、火からおろす。(途中で味見してお好きに)

・ごまか七味を振って食べる。めっちゃ白米に合います。

<キムチまぐろ>
材料
 ごま油、しょうゆ、みりん、キムチ、まぐろ、豆もやし

・まぐろは、サクなら薄く切り、刺身ならそのままで、
 しょうゆとみりんとごま油をまぶして、20分以上なじませる。
 しょうゆとみりんとごま油は、ほんの少し、ごく少量で可。
 しょっぱくなるから。

・キムチを細かく刻む。めんどがらずに細かくね。

・ヒゲ根を取った豆もやしをさっと熱湯にくぐらせ、
 軽くごま油を振って、さます。

・まぐろを小さく切る。お好みの大きさでいいけど、
 刺身サイズはでかすぎ&分厚すぎ。その1/3くらい。

・まぐろ、もやし、キムチを和える。
 味見して、キムチ味が足りなかったら、
 さらに刻んで加えればいい。だから、量は適当。

<キャベツの味噌汁>
 キャベツとあぶらげはとっても合うので、
 油抜きを面倒がらずに、ぜひあぶらげも入れてください。
 キャベツは野菜室に入れるとかなり日持ちするから、
 安いときに1玉まるまる買っても大丈夫です。
 いろいろちょこちょこと使えて、便利便利♪

オステリア ナカムラ

王子が休みを取ったので、六本木のオステリア ナカムラで
ランチしてきました。

王子、しょっちゅー平日に休みを取ってるようですが、
今回は単なる休日出勤の振り替えです。
土曜日、出勤だったので。

あいにくの雨ですが、車なので私はあまり気にならず。
運転してる王子のほうは憂鬱かもしれないけど。
けっこう道が混んでいて、40分くらいかかってしまいました。

駐車場に車を置いて、13:40にナカムラに到着。
お客さんがひとりしかいないし、店内もう店じまいムード。
「14:30に閉店ですが、よろしいですか?」と
最初に確認されました。

13:50ごろには店外のランチメニューも回収してたし、
14:00までという情報でしたが、実際はもっと早めに
ラストオーダーが終わってしまうようです。

メニューが出てきたら、30秒もたたないうちに
「お決まりですか?」
焦らされてるぅ、と思いますが、ルールを知らずに
変な時間に来ちゃったこっちも悪いので、ちゃっちゃと決定。

「じゃあ、これと、これをおね…」
「(サッ!とメニューを回収し) かしこまりました!」

えーっと……気持ちはわかりますが、
そこ10秒くらい待ってくれても。ちょっと感じ悪いです。

店内は、ごくごく狭く、席数も13席のみ、
キッチンがすぐそこにあります。

王子は、厨房が近いのはうるさくて好きじゃないようですが、
私はこういうライブ感があるお店、好きです。

シェフがひとりでキッチンを切り盛りしてるんだから
このサイズのお店で当たり前だと思うし、
あつあつの状態で料理が食べられるじゃないですか♪

最初にスープが出てきます。
オリーブオイルたっぷりで、濃度のあるスープ。
具だくさんで、普通においしい。

しかし。

スープが出てくるときも、はいよっ!て感じで
さっと置いてパッと身を翻されてしまいます。

蕎麦屋だと思えば苦になりませんが…。

店内は私たちだけだし、早く閉店したいのかな。
さっさとかきこむようにスープを飲みます。

なんだか悪いことをした気分です。
13時ごろに来ればよかったなあ。

ググッてお店を探したのですが、
「ランチは14:00まで」と書いてあり、
閉店が14:30のお店に、13:40に入店するというのは
そこまで礼儀知らずなことなのでしょうか??


すぐにパンとフリッタータ(たまごやきみたいなの)が登場。

パンは香ばしくておいしいです。あっつあつだし。
フリッタータは、ごく普通のフリッタータ。

この時点で、ワインを頼みたくてたまらなくなりましたが、
ゆっくりしちゃまずい雰囲気なので、今日は我慢。

間をおかず、すぐにパスタが出てきました。

05-02-08_15-13
王子は、すなぎもとレバーのトマトソーススパゲッティ。

05-02-08_15-12
私は、自家製パスタ大山鶏と牛蒡のラグーソース。

王子の頼んだほう、味見させてもらいましたが、トマトソースが
とってもおいしいです。

甘くないし、いやな味がしない。
レバーの風味も最高。くあー、ワインに合うだろうなあ!

私のほうは、塩味のパスタ。
ラグーといっても、大きめにたたいてある、肉の食感が
ちゃんと残った鶏肉に、香りのよい牛蒡がベストマッチ。

細めの平打ち麺にからんで、陶然としちゃいます。

奥歯でしっかり鶏肉を噛むと、じわっと旨味が沁みてきて、
うわーっ、ワイン!ワインちょうだいっ!と、叫ぶ寸前。

夢中で食べきりました。

これで、食後にコーヒーもついてて、1000円は安い!

多少せかされても、1000円って蕎麦屋の価格だし、
(あの付近の蕎麦屋はもっとするし)
あんまり気にならなくなりましたさ!

トマトソースに、癖のあるレバー。
鶏肉に、牛蒡。

組み合わせが独特ですが、ものすっごくぴったりでした。
素材の味がして、力強いのに、上品。
なんというか、大人の味でした。絶対にまた来ます。

デニーズやカプリチョーザの、油と塩とニンニクにまみれた
安い味のスパゲッティをおいしいおいしい言うタイプには
「物足りん、味にパンチがない!」と言われるかもしれんけど。

帰宅してしばらくすると、満腹感が消えて、爽快です。
全然、もたれてません。

値段、味、お店の雰囲気に関しては、満足です!

次は夜に行ってみます☆



エムズカレー

M’s Curry (エムズカレー)に行ってきました♪

笹塚では、ここか茶豆が、カレー業界(?)では
そこそこ有名なのです。


ロケイションが独特で、
10号商店街のメインストリートから突き出すように、
生鮮食品の店舗が固まっている場所があるのですが、

その、魚屋だの肉屋だの八百屋だのがひしめく、
屋根が低く薄暗い、
常に床が魚屋のホースから撒かれる水でびしょびしょの、
市場のような雰囲気漂う中に、

喫茶店のような、カウンター席だけの、
ガラス張りの店舗があるのです。


そこが、M's Curry(めんどうなのでエムズカレーと書きます)。


この市場は魚屋も肉屋も安くて質が良く、
ほぼ日参しているのですが、

カレーなら、幡ヶ谷の「カフェ エルリック」がかなり好みで、
満足してそこばっかり行ってたのと、

評判と違って満足できない経験を茶豆でしていたのとで
(茶豆が好きな方、ごめんなさい。単に好みの問題です)、

エムズカレーの開拓が遅れていたのです。

(余談ですが、エルリックほんとにおいしいですよ。
見かけは乙女カフェですが、カレーは本格的です!)


あとね、並んでるんですよ、エムズカレーって。
だから、暑いときと寒いときに食指が動かなくって。

もともと並ぶのはキライですが、それ以外にも、
市場って独特のにおいがするでしょう(生臭かったりとか)、
長時間並びたい場所ではないんですよね。


でもっ、
結論から言うと、もっと早く行っとけばよかった!と思いました。


19時くらいに行って並び、20分ほど待って、入りました。

もうね、その20分のあいだ、客が出入りして扉が開くたびに、
店内からふわりとイケナイ香りが漂ってくるのですよ!

スパイシーで、ダイレクトに胃をくすぐる、その香り。

カレーが食べたい!と思ってるときに嗅ぐと居ても立っても
いられなくなる気持ち、わかりますよね?

ワクワクを通り越して、歯ぎしりするような待ち遠しさですよ。

中の客どもを半殺しにしそうな視線で睨んで待ってたわけです。

これが他の食べものなら澄まして待つこともできるけど、
カレーはいけませんよ、カレーは。たまらん。

酒徒さんに倣って、挽肉カレーとハイネケンをオーダー♪
王子は、鶏肉カレーとハイネケン。

突き出しで、オクラのピクルスが出てきます。
これがうまい。オクラって、こんな風にも食べられるんだー。
作ってみよう。

またも余談ですが、オクラ関連で王子の得意料理を一つ。
オクラとミョウガを生のまま細かく細かくたたいたら、
鰹節一パックをざっと混ぜ、醤油で調味するのです。

たったこれだけですが、異様に旨いのです。
夏の暑い夜、キンと冷えた冷酒とともにどうぞ。
ごはんやソーメンにかけても最高です。


さて。
満席の場合、オーダーしてから出てくるまでに
けっこう時間がかかるので、ビールで気持ちをなだめるのは
よい手でした。酒徒さん、ありがとうっ。

のんびり待ってると、次にサラダが出てきます。
とんぶりが載ってるトコがちょっと珍しいけど、他には
なんの変哲もないレタスのサラダ。

しかーし、このドレッシングがやたら旨い(&やたら出にくい)のです。
旨味が濃厚で、ドロドロしてて、オレンジ色で。

いやー、なにが材料かさっぱりわかんないけど、
これは旨いよー、いくらでも野菜が食べられちゃいます。
魔法のドレッシングだ。

この時点で、けっこう「来てよかった♪」モードでした。


そして、いよいよカレーの登場ヽ(゚∀゚)ノ

ごしゃごしゃ言わんと、シンプルに感想を言うと、、、


挽肉カレー、おいしかったですよー!!


ココナツミルクとスパイスの香りが、ちょっとグリーンカレーに
似てるので、タイカレーが死ぬほど苦手、っていう人は
ダメだろうけど。

タイカレーより、もっと人なつっこい味で、食べやすいですよ。
隠し味はお醤油かな? ちゃんと日本米に合います。

で、すっごく清涼感があります。

口の中が、べたべたしなくて、食べた後ももたれなくて、
スーッとした芳香が心地よいです。

他で食べられないという意味で、来る価値ありですよ。


ご飯に添えられたキャベツサラダ(コールスローみたいなの)は
福神漬けやらラッキョウやらより、ずっとずっとカレーに
ぴったりでした。最高。カレーにはコールスロー! 感動した!

王子のチキンカレーも横から食べましたが、

ピリッと辛くて、さらさらしてて、なんというか、全然、別物。

ルーの土台が、挽肉カレーと全く違います。
別の店で食べてるみたいに違う。

具だけが違うわけじゃなくて、ベースから変えてあるんですね。
嬉しいなあ、こういうの。


どうしても気になったので、
次の日(今日ね)、ランチでポークカレーを食べてきました。

挽肉とも鶏肉カレーとも、またまた全然違った味でした。

挽肉カレーがタイ風、鶏肉カレーがインド風としたら、
ポークカレーは欧風な感じです。おおざっぱすぎるけど。

…これは、ちょっと苦手でした。けっこう甘い…。

カレーに辛さを求めるタイプではありませんがこちらでも書いたように、
私は「甘い食べ物」が苦手なのです。

その中でもぶっちぎりで苦手なのが、「甘いケチャップ味」。

ミートボールとかさ…安いハンバーグのソースとか。
(次点:甘い醤油味。照り焼きバーガー食べられません)

もちろん、エムズカレーのポークカレーは、こんな味じゃないですよ。

とろとろの豚肉も、バランスのいいルーも、
とてもおいしいんだと思います。
甘いといっても、砂糖の甘みなんかじゃない、深い味だし。

でも、甘いケチャップ味を異常に嫌う私は、
共通するそれっぽい味をほんのすこーし感じただけで、
のどが「グッ」となっちゃうんですよ。

だから、これは本当に、単純に、好みです。


常連さんが店主と会話してましたが、ここのポークカレーを
目指してる、という彼に、

「隠し味にケチャップとソースと醤油いれるといいよ」とかなんとか
店主がアドバイスしていました。ううーやっぱりかー。

とういわけで、エムズカレーの、

挽肉カレーは私の「笹塚界隈カレーのピカイチ」となりました。

鶏肉カレーならエルリックに行きますし、

ポークカレーは自分で作ります。

以上。


※以後、再訪数十回――ですが、2010年現在、ものすごい
 行列店となってしまっています。足が遠のくなあ。
 あと、市場そのものは、ずいぶん明るく清潔になりました。



まずは、レシピ(BlogPet)

きょうは、王子へ3するつもりだった。
wakasakiは、

ナオちゃんとヨーコを家に呼んで、飲み会をしました。
女3人でかしましく楽しもうの

といってました。

*このエントリは、BlogPetの「コメ」が書きました。

銀座で焼き鳥

友人のカナダさんと飲みました。
彼は、えーっと、もう何年前になるでしょうか、
私が大学卒業したての22歳で、右も左もわからない
ぺーぺーのプログラマであったころ、
最初の長期案件の現場で知り合った人です。
会社はぜんぜん別です。

その現場には半年いましたが、カナダさんとは
仕事上の接点がなくて全然会話をしませんでした。
最後の最後、送別会の席上で話が合って、別々の現場に
分かれてから、二ヶ月に一回くらい飲んでます。
私にはこういう「現場にいたころは会話しなかったのに
飲み会で意気投合してだらだら続く縁の人」というのが
数人います。弱そうで長い、不思議な縁です。

女の子だと切れちゃうんだけどね。
だって、学生時代からの友人だとか、
会社で何年も共に過ごした仲だとかの基盤がないと、
日常をともにしなくなった途端、急激に友人から他人に
なるんだもん、女子って。
本心もキャラもわからないまま永遠につかず離れず、
みたいな距離感でつきあうのが、私は好きなんですけど。

カナダ氏の仕事の関係で、有楽町で飲みました。
「車」という鶏料理屋さん。
高くて、おいしくなくて、場所がいいから賑わってるだけ、
という典型のような店。ああ。悲しい。
主眼が料理じゃなくておしゃべりだからいいようなものの、
王子と二人でこんな店につかまっちゃった日には私の機嫌は
タワーハッカーより早く急降下すること請け合いです。
01_kuruma(店内)
めりはりのない味(塩気だけは利いてる)。
酒肴ではなく餃子を頼んだのに、小馬鹿にしたような量。
テーブルの両隣は、会社帰りの上司と部下コンビと、
まだぎこちないカップル。両方ともおしゃべりに夢中で、
料理はほとんど残されたままです。
会話の間で手をつけられず冷えてゆく料理としては
正しい、のかな?

おもに仕事の話をしました。
カナダさんは、出会った頃とは違う会社に勤めてます。
転職して正解だったこと、忙しいけれどいい会社であることを
軽い愚痴を交えながらも楽しげに話してました。
皮肉屋で毒舌のカナダ氏がそう言うってことは、
よっぽど合ってたんでしょう。よいことです。
精神的に「いい状況」にいる人と話すのは、元気がでます。

終電をあっさり逃したので、始発までカラオケしました。
この人と飲むと、なぜかいつも朝帰りになっちゃいます。
女同士っぽいノリで楽しめるんですよね。
他愛ないおしゃべりして、カラオケの練習して。

「低音で歌うな。歌い上げるな。ちょっと音程はずして、
可愛い感じにしないと。選曲も悪い、ジャズはダメ」との
カナダさんの厳しい指導のもと、
「男にもてる選曲と歌い方」を勉強しました。
かなり偏ってましたね。
一般論だと言い張ってましたけどね。

夕飯レシピ

特筆事項のない日でしたので、レシピなど。

・豚キムチ炒め
・牛蒡の唐揚げ
・大根と揚げの味噌汁

シンプルな夕食でした。お酒は紹興酒を飲みましたよ。

<豚キムチ炒め>
材料
 豚肉200g、キムチ150g、ねぎ一本、豆モヤシ50gくらい、
 酒、しょうゆ、にんにく、しょうが

・豚肉を適当に切る。肩ロース薄切りを使いました。

・酒、しょうゆ、にんにくとしょうがのすり下ろしを
 豚肉に揉み込み、しばらく放置。

・ねぎを斜め切りにする。プラスニラを入れてもおいしい。
 キムチは、大きければ一口大に切る。

・豆モヤシはヒゲ根を丁寧に取って洗う。

・以上の材料をごま油で炒め合わせる。
 味見して、適当にナンプラーとか足して、完了。

02_butakimu
白いごはんに合う、和風のブタキムチです。
最初に豚肉に下味を付けるのがポイント♪

<牛蒡の唐揚げ>
材料
 牛蒡一本、にんにく、しょうが、しょうゆ、みりん、
 黒こしょう、小麦粉

・牛蒡は泥を洗い流し、たわしで皮をこすり、
 4〜5センチ長さに切り、さらに鉛筆くらいの太さにする。
 太い部分は縦に四つ割り、細い部分は二つ割りくらい。

・ボールに切った牛蒡を入れ(あく抜き不要!)、
 しょうゆ、みりん、おろしたにんにくとしょうがを和える。
 20分ほど放置!

・ざるにあげ、汁気をざっと切ってから、あらびき黒こしょうと
 小麦粉をまぶす。きちんと水気を取る必要なし!
 小麦粉がべちゃべちゃしても平気。
 「味の付いた天ぷら衣」だと思えばよいので。

・小鍋に、少量の油を熱し、牛蒡を揚げる。
 しばらくすると細かい泡がおさまって、音が変わるので、
 そこから3分くらい揚げて、取り出す。

・しばらくして食べる場合は、重ならないように並べてさます。
 重ねて冷ますと、衣がべっちゃりする。
 塩などはふらず、そのまま食べる。

少量の油であげるのは、後始末のため。
残った油は、キッチンペーパーで拭くだけ。簡単です。

01_gobou
ポテチっぽい感覚でポリポリ食べられます。
味も、和風のスナック菓子のような感じ。
あっというまに、一本分の牛蒡を食べきりました。
こしょうが利いてて、ビールのあてとしても最高♪

サイエンス・サイトーク

なんか毎日なにかしら事件がおこっちゃうので
京都旅行記を書くヒマがないなあ。もう半分くらい忘れたし。

自分じゃ変化のない毎日だなーと思ってるんだけど、
「いや、けっこういろいろあってるじゃん?」と
友人に言われ、「そういえば書くことばっかだな」と。

さて、サイエンス・サイトークに行ってきました。
このまえ小泉武夫さんがゲストだったことを日記に書いた、
あの、ラジオです。

ゲストは森本兼曩さん(大阪大学教授、環境医学)。
ストレスについてのお話でした。
関係ないけど、本日の日垣隆さんはダンディでしたよー。
上品な紫のジャケットに、淡い紫のシャツを合わせ、
タイはグレイです。ばっちり似合ってます。
こんなコーディネート、デブがやったら殺したくなります。

以下、私の勝手な解釈を交えつつ。

ストレッサー(ストレス源)は同じでも、
ストレスに感じる人と、感じない人がいますよね。
個人差もあるけれど、男女差もあるそうです。
ストレス感受性は、一般的に女性の方が高くて、
けっこう細々したことを「ああっ、ストレスだわっ」と
感じているようです。
じゃあ、女性の方がストレスに弱いのか…?というと、
阪神大震災など、大きなストレッサーがボーンと襲い来た場合、
男性のほうが、重度のストレス症状を発症してしまうそう。
微風で揺れるけれど、強風にも折れない竹のように、
女性の方が、ストレス対処法を知っているのでは、という
お話でした。
男性は、微風ではびくともしないけれど、強風が来ると
ボキンと折れてしまう柿の木のようなものだとか。

森本さんは調査の結果をふまえてお話くださったのですが、
なんとなくね、無知な私にも納得がいきます。
小さなことでギャーギャーうるさいくせに、いざというとき
みょーに肝が据わってたりするもん、女って。
男の人のほうが、現状が崩れることに弱い気がします。
失うものが大きいからかなあ。


ストレスには、悪玉ストレス(distress)と
善玉ストレス(eustress)があるそうです。
でも、これは、ストレッサーから判断して、単純に善悪を
わけることはできなくて、ストレスを受けた人によって、
distressをeustressにすることもできるし、
その逆になってしまうこともあり得るのだそう。
たとえば、作家にとって締切りはストレスです。
それが「ああもう今週だ!」といって焦っているときには
distressだけれども、思いがけない傑作に仕上がったときに、
今までの苦労やプレッシャーがeustressに昇華する、とか。
(上記の例は、うろ覚えなので詳細は違ってます)

ストレッサーをeustressに持っていくような精神生活か。
難しいなあ。

たまに「ストレスを生まない関係なんてつまらない」とか、
「ストレスがない人は人間に厚みがない」とか
私は詩や雑文で書きますが、その場合のストレスって
どっちのことだろう、eustressのほうかな、と、考えました。
うーん、いちがいには言えないな…。
distressを受け続けるのって体にも心にもよろしくないに
決まっているけれど、だからってまったくゼロってのは
人間としての立体感に乏しい気がしてならないの。


あと、予測できないことに対しては、予測できていたことより
大きなストレスを感じるそうです。
日垣さんの例でいうと、ある程度時期的にも予測できていた
お父上の死には、それほどストレスを感じなかったけれど、
友人の同業者が突然立て続けに亡くなったときは、自分でも
意外なくらいストレスを受け、塞ぎ込んでしまったのだとか。

予期しなかった方向から突然モノが飛んできて当たると
無防備なぶん痛く感じるし、それよりも驚きや衝撃が
大きくて後をひくもんなあ、と、思いました。
正面から来たモノにあたった場合は、
「痛み」だけに耐えればいいですものね。
たとえ予期しなかった方向から来たモノの方がややソフトで
痛みそのものは少なかったとしても、
正面から来たモノに当たった痛みのほうが、
ショックがないぶん、しのぎやすい。
というようなものかしら。
心構えと対処法があれば、ストレスを軽減することも可能、
と理解しました。


そうそう、社長さんなどイケイケゴーゴータイプに
多いそうなのですが、ストレスを受けている自覚のない人は、
注意が必要みたいですよ。
心がストレスを感受しないまま、身体のストレス反応が進むと、
心臓病など、取り返しのつかない病気になることも。
まわりが気をつけてあげましょう。
先生の研究室では、唾液からストレスを計る装置を
開発したそうです。
コーチゾールというホルモンの量を計るのですって。


ストレスは免疫力を下げてしまうので、
NK活性(ナチュラルキラー細胞の活性)を上げる生活習慣を
身につけるとグッドのようですよ。

1. たばこを喫まない(リラックス効果、じつはゼロ)。
2. 規則正しい生活をする(寝不足は大敵)。
3. バランスの取れた食生活(緑黄色野菜を取る)。
4. 軽いスポーツ(散歩など)。
5. 適度なお酒(深酒は逆効果)。
6. 笑うこと。
7. 入浴でゆっくりリラックス(ぼーっとする)。
8. 大自然に触れる(森林浴しながらの散歩など)。
9. 自分が情緒的に安定する相談相手を確保。

成人病の予防と同じようなものですね、ということですが、
若崎の自己採点。
1. たばこ喫んでます。
2. 寝不足じゃないけど寝過ぎで不規則です。
3. これは、マル。最近、自炊だから。
4. 家から一歩も出ません。
5. 深酒ばかりしてます。休肝日ありません。
6. 嗤うことばかりで笑ってないかも。
7. シャワーですませることが多いです。
8. 家から出ないから不可能です。
9. 王子がいるからオッケー。

2個だけ…ダメダメじゃないスか。
やばいっスよ、異様にストレスに弱いってのに!

あ、でも、森本さんがおっしゃってた
「逃げられるストレッサーからは逃げていいんです、
弱い人は自分を守らなきゃね」という一言には救われました。
「なんで子供って我慢しなきゃいけないことばかりなんだろ、
大人になったら、イヤなことは絶対にしないぞ!」と
誓いを立ててより、逃げて逃げて、逃げまくっての10年です。
そっかー、これでいいんだー♪(←たぶんよくない)


ラジオ収録が終わってから、質疑応答タイムがあります。
ある男性が、「ストレスを感じたことがないが、
自分はストレス感受性のない病気とも思わない、なにか
気をつけることがあるか」と質問されました。
ストレスへの対処を知っている、天性の能力があるのだから、
そのまま生活していってください、とのお答え。
みなさんにそのストレス対処法を惜しまず広めてください、
とまでプッシュされてました。
うまいなあー、そこで「あなたのは単なる勘違いです」
なんて言ったら、それがストレスになっちゃいますもんね。
そのままでいいですよ、というのは一番の答えでしょう。
その人、調子に乗って、その後、他人の質疑応答のとき、
「私だったら…」とカットイン入れてましたし(ワラ

でも、こうもおっしゃてましたよ。
ストレスに弱くて、極端に感受性が敏感なタイプは、
芸術家として優れた人が多いし、人が気づかないことに
まっさきに気づくのだから、人類の宝なのだと。
そういう人たちがいるからこそ、人類がここまでこられたのだと。
ストレス対処法に優れた「強い庶民」なタイプと、
ストレスに弱く、感受性の強い「天才肌」なタイプ。
どちらも素晴らしいことです、という結論でした。


 * * *

夕飯。遅くなったので、簡単なものを。
ステーキを焼きました。レシピはこちら
02_steak
あと、付け合わせにほうれん草をゆがいてごまあえに。
ハッシュドポテトは買ってきました。
本日のお酒は、白ワインでした。

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