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サイエンス・サイトーク

なんか毎日なにかしら事件がおこっちゃうので
京都旅行記を書くヒマがないなあ。もう半分くらい忘れたし。

自分じゃ変化のない毎日だなーと思ってるんだけど、
「いや、けっこういろいろあってるじゃん?」と
友人に言われ、「そういえば書くことばっかだな」と。

さて、サイエンス・サイトークに行ってきました。
このまえ小泉武夫さんがゲストだったことを日記に書いた、
あの、ラジオです。

ゲストは森本兼曩さん(大阪大学教授、環境医学)。
ストレスについてのお話でした。
関係ないけど、本日の日垣隆さんはダンディでしたよー。
上品な紫のジャケットに、淡い紫のシャツを合わせ、
タイはグレイです。ばっちり似合ってます。
こんなコーディネート、デブがやったら殺したくなります。

以下、私の勝手な解釈を交えつつ。

ストレッサー(ストレス源)は同じでも、
ストレスに感じる人と、感じない人がいますよね。
個人差もあるけれど、男女差もあるそうです。
ストレス感受性は、一般的に女性の方が高くて、
けっこう細々したことを「ああっ、ストレスだわっ」と
感じているようです。
じゃあ、女性の方がストレスに弱いのか…?というと、
阪神大震災など、大きなストレッサーがボーンと襲い来た場合、
男性のほうが、重度のストレス症状を発症してしまうそう。
微風で揺れるけれど、強風にも折れない竹のように、
女性の方が、ストレス対処法を知っているのでは、という
お話でした。
男性は、微風ではびくともしないけれど、強風が来ると
ボキンと折れてしまう柿の木のようなものだとか。

森本さんは調査の結果をふまえてお話くださったのですが、
なんとなくね、無知な私にも納得がいきます。
小さなことでギャーギャーうるさいくせに、いざというとき
みょーに肝が据わってたりするもん、女って。
男の人のほうが、現状が崩れることに弱い気がします。
失うものが大きいからかなあ。


ストレスには、悪玉ストレス(distress)と
善玉ストレス(eustress)があるそうです。
でも、これは、ストレッサーから判断して、単純に善悪を
わけることはできなくて、ストレスを受けた人によって、
distressをeustressにすることもできるし、
その逆になってしまうこともあり得るのだそう。
たとえば、作家にとって締切りはストレスです。
それが「ああもう今週だ!」といって焦っているときには
distressだけれども、思いがけない傑作に仕上がったときに、
今までの苦労やプレッシャーがeustressに昇華する、とか。
(上記の例は、うろ覚えなので詳細は違ってます)

ストレッサーをeustressに持っていくような精神生活か。
難しいなあ。

たまに「ストレスを生まない関係なんてつまらない」とか、
「ストレスがない人は人間に厚みがない」とか
私は詩や雑文で書きますが、その場合のストレスって
どっちのことだろう、eustressのほうかな、と、考えました。
うーん、いちがいには言えないな…。
distressを受け続けるのって体にも心にもよろしくないに
決まっているけれど、だからってまったくゼロってのは
人間としての立体感に乏しい気がしてならないの。


あと、予測できないことに対しては、予測できていたことより
大きなストレスを感じるそうです。
日垣さんの例でいうと、ある程度時期的にも予測できていた
お父上の死には、それほどストレスを感じなかったけれど、
友人の同業者が突然立て続けに亡くなったときは、自分でも
意外なくらいストレスを受け、塞ぎ込んでしまったのだとか。

予期しなかった方向から突然モノが飛んできて当たると
無防備なぶん痛く感じるし、それよりも驚きや衝撃が
大きくて後をひくもんなあ、と、思いました。
正面から来たモノにあたった場合は、
「痛み」だけに耐えればいいですものね。
たとえ予期しなかった方向から来たモノの方がややソフトで
痛みそのものは少なかったとしても、
正面から来たモノに当たった痛みのほうが、
ショックがないぶん、しのぎやすい。
というようなものかしら。
心構えと対処法があれば、ストレスを軽減することも可能、
と理解しました。


そうそう、社長さんなどイケイケゴーゴータイプに
多いそうなのですが、ストレスを受けている自覚のない人は、
注意が必要みたいですよ。
心がストレスを感受しないまま、身体のストレス反応が進むと、
心臓病など、取り返しのつかない病気になることも。
まわりが気をつけてあげましょう。
先生の研究室では、唾液からストレスを計る装置を
開発したそうです。
コーチゾールというホルモンの量を計るのですって。


ストレスは免疫力を下げてしまうので、
NK活性(ナチュラルキラー細胞の活性)を上げる生活習慣を
身につけるとグッドのようですよ。

1. たばこを喫まない(リラックス効果、じつはゼロ)。
2. 規則正しい生活をする(寝不足は大敵)。
3. バランスの取れた食生活(緑黄色野菜を取る)。
4. 軽いスポーツ(散歩など)。
5. 適度なお酒(深酒は逆効果)。
6. 笑うこと。
7. 入浴でゆっくりリラックス(ぼーっとする)。
8. 大自然に触れる(森林浴しながらの散歩など)。
9. 自分が情緒的に安定する相談相手を確保。

成人病の予防と同じようなものですね、ということですが、
若崎の自己採点。
1. たばこ喫んでます。
2. 寝不足じゃないけど寝過ぎで不規則です。
3. これは、マル。最近、自炊だから。
4. 家から一歩も出ません。
5. 深酒ばかりしてます。休肝日ありません。
6. 嗤うことばかりで笑ってないかも。
7. シャワーですませることが多いです。
8. 家から出ないから不可能です。
9. 王子がいるからオッケー。

2個だけ…ダメダメじゃないスか。
やばいっスよ、異様にストレスに弱いってのに!

あ、でも、森本さんがおっしゃってた
「逃げられるストレッサーからは逃げていいんです、
弱い人は自分を守らなきゃね」という一言には救われました。
「なんで子供って我慢しなきゃいけないことばかりなんだろ、
大人になったら、イヤなことは絶対にしないぞ!」と
誓いを立ててより、逃げて逃げて、逃げまくっての10年です。
そっかー、これでいいんだー♪(←たぶんよくない)


ラジオ収録が終わってから、質疑応答タイムがあります。
ある男性が、「ストレスを感じたことがないが、
自分はストレス感受性のない病気とも思わない、なにか
気をつけることがあるか」と質問されました。
ストレスへの対処を知っている、天性の能力があるのだから、
そのまま生活していってください、とのお答え。
みなさんにそのストレス対処法を惜しまず広めてください、
とまでプッシュされてました。
うまいなあー、そこで「あなたのは単なる勘違いです」
なんて言ったら、それがストレスになっちゃいますもんね。
そのままでいいですよ、というのは一番の答えでしょう。
その人、調子に乗って、その後、他人の質疑応答のとき、
「私だったら…」とカットイン入れてましたし(ワラ

でも、こうもおっしゃてましたよ。
ストレスに弱くて、極端に感受性が敏感なタイプは、
芸術家として優れた人が多いし、人が気づかないことに
まっさきに気づくのだから、人類の宝なのだと。
そういう人たちがいるからこそ、人類がここまでこられたのだと。
ストレス対処法に優れた「強い庶民」なタイプと、
ストレスに弱く、感受性の強い「天才肌」なタイプ。
どちらも素晴らしいことです、という結論でした。


 * * *

夕飯。遅くなったので、簡単なものを。
ステーキを焼きました。レシピはこちら
02_steak
あと、付け合わせにほうれん草をゆがいてごまあえに。
ハッシュドポテトは買ってきました。
本日のお酒は、白ワインでした。

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