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2005年5月

にんじんケーキ(逃避)

にんじんケーキを焼きました。
仕事がはかどらないので。逃避。

マスコバド糖を使ったから、まっくろ。
にんじんの色が見えやしません。

味は、白砂糖よりも美味しくできるし、体にもいいけれど…
にんじんのオレンジが見えないの、寂しい…。

レシピ:
にんじん1本、バター50gくらい、生クリーム大さじ2くらい、
マスコバド糖を適当、薄力粉70g、強力粉60g、たまご2個、
重曹こさじ1,クローブ、ナツメグ、シナモン適当。

以上を適当にフードプロセッサに入れて、ガガガ。

薄力粉が足りなかったから強力粉を使っただけなんだけど
もちもちして美味しかったです。甘くないカステラみたい。

あーでも甘くなさすぎたかも…。
にんじん風味でうまいんだけど、お菓子の糖度じゃないな。


「体にいい」を優先しすぎるのもダメですね。
次はちゃんと白砂糖をドッサリ入れて、
にんじん色のあまーいケーキにしたいです。



美しすぎて目が覚めた

とても美しい夢を見たので、寝覚めの気分が美しい。
滅多にないことです。


どこか、南の…インドのような、沖縄のような、
ベトナムのようなところで、
砂浜に倒れているガジュマルに似た木を見ていたら、

一人の女の子が、
「船の乗り方を教えてあげる」と話しかけてきます。


「船の乗り方?」
「そう、こうやって、菰の上に寝そべって、体を平たくして。
船縁をつかんで、落ちないようにするのよ」


見れば、砂浜の上に、
木で組まれた大きめのボートを、簡単な鎖で幾つも繋いだ
原始的な船団があります。

各ボートの上には荷が積載され、上に菰がかけられていて、

どこかの国には今もこうして荷を運ぶ習慣があるのかしら、
という情緒のある風情。


女の子の言うように、菰の上に寝そべり、縁をつかんだとき、

静かに船団は海に滑り出しました。


ボートは、菰のぎりぎりまで沈み、海水が時折体にかかります。

横向きに寝ている私の目線は、ほぼ海面。

キラキラと飛ぶトビウオ。
反射する光。


不思議と揺れの激しくない船に、しばらく身を任せていたら、
女の子がふいに大きな声を出しました。


「これを見せたかったのよ!ねえ、見て!」


半身を起こして船の下をのぞき込むと、船はなぜか
大きなバザールの上空を、かすめるように飛んでいました。


バザールにならぶ、色とりどりのあざやかな花。
睡蓮のようなもの、牡丹のようなもの…

見たこともない多種の花が、ところせましと、
何十万、何百万も咲いている。花の市です。


カーマイン、マゼンダ、パイングリーン、カナリアイエロー、
バヂターブルー、ホワイト、インディゴ、モーブ…。

配色の大胆な、南国らしい花たちは、
花弁がどれも三重、四重になっています。


ひとつひとつの花は、大人の一抱えよりも大きく、
花弁の厚みもあり、ずっしりと重たげです。

その茎も負けじと太く、みずみずしく、
笠になるほど広い、濃い葉を広げ、

天に向かって誇らしげに自らの美しさを誇示している。


大輪の一花が、朝露をはじきながら、目の前で開きました。
花が音を立てて開くところを、初めて見た気がします。

弾けるように開いたあとは、
ゆっくりと伸びをするように、一枚一枚の花弁を反らせ、
南国のオウムのようにビビッドな配色を明らかにしてゆく。


どこまでも続く、巨大な花たちの競演。
むせかえるように鮮烈な、色彩の洪水。


こんなにも美しい光景が、世界にあったなんて…。


声も出ない。涙もでない。

ただ、瞳孔をいっぱいに開いて、
おびただしい数の花たちに見入りました。


ずいぶん長い飛行のあと、ようやく花の市が途切れ、
人で賑わう一角に来ました。

テントの下には、野菜。肉。道具類。
こちらを見上げる人たちの顔。


ああ、この船はバザールに荷を運んできたんだ。


なぜかすんなり納得し、そこで目が覚めました。


…世界にどこかにあるのなら、見てみたいものです。



神津島の「盛若」

神津島の焼酎、「盛若」が、ただいまお気に入りです。
35度のとか、赤とか白とかありますが、樫樽のやつ。

0514_bottle

見た目はこんな感じです。
えー、ラベル的な説明をすれば、「樫樽貯蔵」。
ワイン用のオークの樽で貯蔵されているので、風味が独特。

0514_moriwaka

色は、ほのかに琥珀色。
ウィスキーのような香りがしますが、味はしっっかり麦焼酎です。

そう、女性に人気の薄い麦焼酎。
なので、芋とか黒糖は飲めるけど、焼酎らしいニオイは苦手、
という人にはおすすめしません。
けっこう焼酎っぽいクセがあるんですよね。香りも鮮烈だし。

ストレートで飲んでみます。
甘みも充分あるのですが、かなりピリピリッと刺激的。
飲み込んだあともずーっと口の中が焼酎の匂いでいっぱい。
後口に、麦の苦みが残ります。

なので、私はロックで楽しむのが好きです。
とがりが消えて、馥郁とした吟香と甘みが際だちます。
そして、樫樽の香りがなぜか急に前面に出て来る。んまい!


神津島の人は普通に晩酌で楽しんでいるのかもしれまんが、
うちではもっぱら「食後酒」です。

なんか、こう…うちの「お食事」と合わないんですよ。
パンチが強すぎて。和食+ウィスキーみたいな違和感。

以下の組み合わせから、盛若の味を想像してくださいませ。

淡泊な白身の刺身。…あわない。負ける。
ものすっごく脂の乗った白身の刺身。…あうかも。
赤身の刺身。…かなりあわない。
秋刀魚、ホッケなどの焼き魚。…あわないなあ。
サバのみりん干し。…あう気がする。
アボガドサラダ。…たぶん、あわない。
てんぷら。…あんまり合わない気がする。からあげは○。
貝のむき身。…茹でて酢味噌は×、照り焼きは○。
焼いたあなご。…これは多分、いける。
あぶらののったカツオのたたき。…かなりあうと思う。
焼き鳥。…ささみは負けるかな。ももやレバはあう。
バーベキュー。…ぴったりでした(実証済)。
からしれんこん。…強烈な芥子の風味にあう。

以上でした。

0516_glass


「東京麺通団」の夜

結論。やっぱり東京麺通団は旨い。


何度もこの日記に登場している麺通団ですが、
昨日もまた親友のナオコとともに行ってきたので再登場です。

出身がうどんの旨い県なので、東京のうどんのまずさには
閉口していました。でも、今は麺通団がある!

「安くて早くて、さっと食べてパッと店を出られるのに、おいしい」
という条件を満たしたうどん屋、「生活圏」に欲しかったんです。
家からあまり遠くにあっても仕方ないし。うどん屋なんて。

たまに蕎麦屋にうまいうどんがあったりするけど、
高いのよね。うどんは400円台まで。うん。


麺通団、100円のてんぷらたちも大きくて食べでがあるし、
おでんもおでんにかける麦味噌も素朴でヒイキですが、
やっぱうどん。麺。つゆ。醤油。


基本の素材が美味しい讃岐うどん。
はな●るうどんを喜んで食べている人がアワレに見えるほど。


うどんのコシが、本物のコシなんですよ。
ただ「固いだけ」のうどんを「コシがある」と勘違いしている人、
今すぐ行って食べてみてください!

「あ、これがうどんのコシかあ!」ってわかります。
コシってのは、固さではなく、柔らかさの中にあるんです。


歯にからみつくような、ネッチリした柔らかさ。
かみ切る一歩手前の、はかない弾力。


麺通団のうどんを「思ったよりコシがない」と評しているサイトを
見るたびに「わかってねーなー」と思います。

この「わかってねーなー」は、
味のバランスのいいインドカレーのお店に、「辛さが物足りない」
などとケチつけてるヤツを見たときの感情と同じです。


固けりゃコシがあるわけじゃない。
辛けりゃ本場のカレーらしいわけじゃない。

実際に香川県に行って食べれば、
実際にインドに行って食べれば、すぐにわかることなのに。


麺通団のうどん、ホント、普通に美味しいですよ。
うどんみたいな「褻(ケ)」の食べ物は、
普通に美味しいのが一番。


「あつかけ」のおつゆは、鰹節をつかった上品関西風ではなく、
にぼしを使った、濃厚で味わいの深い四国風。

生醤油だけで食べる「しょうゆ」も、麺のシコシコが際だって佳し。
茹でたてに玉子をからめて半熟にした「かまたま」も最高です。


気の置けない人と食べたい讃岐うどん。
がつがつずるずるはふはふと。

お酒も、いいの揃ってます。
てんぷらとおでんをつまみに、どうぞ。



ただねー、ちょっと「どうかなー」と思うサービスの人もいます。


セルフだし、あんまり文句いっちゃいかんのだけど、
お酒はそれなりの値段なのよ。安くないんですよ。

それなのに、ショットグラスから焼酎をグラスに移すときに
半分も外にこぼして、平気で「はい」って出したりするからな。
少ないってば。

忙しいのはわかるけど、自分がこぼしたら、継ぎ足しなさい!

わたしの吟香露、300円分を返せー!!


からしレンコン賛歌

「これの悪口を言うヤツは許さぬ」という食べ物が
誰にでもひとつはある。

そんなもんない、という人もいるかもしれないけど、
私と私のまわりの食い意地の張ったメンツを見る限りは
そうなので、断言しときます。


で、私のそれは何かと言うとですね…

カラシレンコン

なのですね。

0516_renkon (今日食べたもの)


カラシレンコン。
関東出身の方には、なじみ薄いであろう「カラシレンコン」。


カラシレンコンが好きだとカミングアウトすると、
関東出身の人に
「あーあれって熊本の名物なんでしょ。
若崎さんって九州出身だからよく食べてたのねー」

なんてことを言われたりします。

ですが、私が「カラシレンコン、激ラブ!」になったのは
上京してからのことです。

九州出身ったって、私の故郷は福岡。

熊本なんて旅行でもないと行かないっつーの。

東京出身のハンサムガイに質問したいんですが、
「オレ、梅干し好きなんだよねー」と言った場合にですね、

「あー、水戸の名物だもんね。関東の人だから好きなんだね」
なーんて言われたらどう思います?

茨城と東京はなんの関係もねえ!
まして、オレの嗜好とはこれっぽっちも関係ねえー!
と、思いませんか?

なぜか関東の人は、福岡も鹿児島もひとからげです。

そしてもっとおおざっぱな人は、大阪も四国も九州も
「西」ということでひとくくりにする。

それは東京と秋田と北海道を「東」と一括するような暴挙なのだぞ。

「あ、東京の人なんですかー。じゃあ、青森とか近いですよねー」
なんて言われたら、どう思います?
「そ、そりゃ福岡よりは青森に近いですよね」とか答えるの?

ああ。エキサイトしてしまった。
そんなこととは関係なく、カラシレンコンですよ。

私とカラシレンコンの出会いは、大学の先輩から、
「帰省したら、みやげにカラシレンコン買ってきてくれ」
と頼まれたことに始まります。

なんじゃそりゃ。と、思いつつ、空港の売店に立ち寄ると、
あるんですね、カラシレンコン。

黄色い、ころんとした外見もけったいでしたが、
レンコンのくせに10センチ弱で1000円ほどの値段が
もっとけったいでした。

貧乏学生が買うような代物ではないのですが、先輩の頼みです。
泣く泣く1個購入し、東京に持ち帰ったのですが、
大学の休み明けまで、まだ1ヶ月以上あります。
(そのころから帰省は2泊3日なのです)

賞味期限は、あと2日。
先輩にその旨を電話すると(当時なのでPHS←安かった)、
「あと10日くらい帰らないから、おまえ、食っていいよ」
と言われたのでした。

で、おそるおそるスライスして、おそるおそる食べたのが
カラシレンコンとの出会い。
こんなに酒に合う、うまい食べ物があるとは知りませんでした。

肉や魚と違って、レンコンって、カラシのダイレクトな辛さを
まったく和らげてくれないんですよね。
脂肪分がないし。
(そう考えると、あの薄い衣が意外に重要なのですね)

だから、涙がでるほど辛い。ツツツーンと抜ける。
香りや歯ごたえもステキですが、一番には、
その辛さの「感覚」を楽しむ食べ物なのだと思います。

うー、抜けたー、と思った拍子に煽る酒の旨さ。まるい甘み。
安アルコールのトゲさえ優しく感じます。

大好きです。




おととい、笹塚の駅構内において、カラシレンコンを
購入しました。珍しく九州の物産展をやっていたんです。

いそいそと切って、いそいそと食べ、
「うあー、つんつん来るぅ」と楽しんでいたのですが、

ちょっと悪くなってたのか何なのか、
みごとにアタって腹を下しました。


でも…でも…まだ、半分以上、残っている。

もったいない。うん。もったいないよ。

ということで、本日も夕飯後に食べました。

当然、お腹を壊しちゃったんですけど、
そしてとても苦しかったんですけど、でもシアワセ。

食べている間の、あのつんつんヒィーッ!っていう感覚、
やっぱり大好きだった。
お酒もとっても美味しかった。ホントに。盛若に合ってた。


…あんまりお腹が痛いので、ただいま正露丸を飲みました。
これで治まるかなあ。治まるといいなあ。


いま、ふと思ったんですけど、あのー…
私はあれでしょうか、




やっぱりバカでしょうか……。



焼肉のうまい食べ方。

今日は、某チェーンの焼肉屋に行きました。
(理由:近所だし込んでないから、仕事の途中で食事しやすかった)


で、やっぱり私の焼肉の食べ方はこれだわ!!と
確信しましたので、

偏見に満ちた「美味しい食べ方」を記載します。

えー、まずチシャを注文します。サニーレタスよりチシャです。
サイズ的にもプリーツの具合的にも。

サニーレタスって、肉の汁がプリーツの隙間から
ぼたぼたあ!って
こぼれ落ちてきたりするじゃないですか。葉も薄いし。

で、チシャの上に、ご飯を載せます。

ここで「おいおいおいおい!」となる人もいるでしょうが、

まあ、落ち着いて先を読んでください。
ご飯は必須アイテムなのです。

そのご飯の上に、キムチを1カケのっけます。

キムチの上に、焼きたてアチアチのお肉と、コチジャン。

さらに上から、ナムル適量またはネギのみじん切りをのせて、
くるりと巻いて一口で食べる!
(あれば、韓国のりや青じそもよし!)

普通にお肉だけ食べるより、美味しい気がするの。

塩分の濃い食材を、白いご飯とチシャの無味が
しっかりキャッチしてくれて、口の中がちょうどいい濃度になるし。

チシャだけだと、ちょっと役不足の感があるのですね。
無味 vs 濃い味、の戦いにおいて。

だから、ご飯をいっしょに巻く。


あと、ご飯がかさばるため、
「口のなかいっぱいに頬張る」という楽しさがあります。

あごをしっかり使って、上下にがしがし!とかみしめる。
歯の間からあぶれた具材が、頬の中の、そこらじゅうに取り散らかる。

口の中とあごのぜんぶを使って味わうのは、
お行儀が少し悪くて、そしてとんでもなく幸せな感覚。

舌以外の部分にも、「すごくおいしい」をわけてあげてるみたい。


チシャを3杯おかわりして、くるくる巻いて食べました。
ビールが進まないので、経済的にもよろしかったです。

家に帰ってから、たらこをつまみに、

神津島焼酎「盛若」をストレートで飲みました。

やっぱり好きです、盛若。
食事に合わせて、というより、じっくり飲むのに合ってる。

盛若の魅力については、後日詳述します。



うわー!はずかしー!

妹島和世のことを今日までずっと だと思ってた…。


本日、ウェブで写真を見かけて、驚愕


好きな人なのに、間違っていたという。

いたたまれない………。


(ええ、どうぞバカにしてくださいよ。
今まで、写真も略歴も見たことなかったのよ。しかし驚いた…)



シーザーサラダ(レシピ)

本日、夕飯に作ったシーザーサラダが激ウマでした。

焼肉を巻くために買ったサニーレタスが、ほぼ1玉まるごと
余っていた。
あと、冷凍庫に、安売りで買った鶏胸肉がひと塊あまっていた。

で、「シーザーサラダでも作るかー」と思い立ったのですが、

もう正解すぎー!おなかいっぱい!おいしかったの!


と、はしゃいでいてもしょうがないので、レシピ。

salad

・サニーレタス(ホントはロメインレタス)を洗い、よーく水を切り、
 さらに清潔なふきんで水分をふき取って、冷蔵庫で冷やす。

・にんにくのスライスを、オリーブオイルおおさじ3に入れて、
 フライパンでゆっくりあたためてカリカリにする(キツネ色)。
 にんにくは取り出しておく。

・生クリームおおさじ4を、でかいボールに入れる。
 上記のにんにくを揚げた後のオリーブオイルを入れて、まぜる。

・レモンを搾った汁おおさじ2(レモンジュース使っちゃダメだよ)、
 ワインビネガー小さじ1を上記に加えて混ぜる。
 いい感じのとろみがついてきます。

・そこに塩を3つまみほど入れる。まぜまぜ。

・ハード系のチーズをおろし金で下ろす。おおさじ3くらい。
 なければ粉チーズで代用。下ろした方がちょっと美味しいかも。
 (つまみにしていたパルメザンの塊が余ってたから下ろしました)
 上記にまぜて、ドレッシング完成☆

・常温に戻しておいた卵を大きめのお椀に入れる。
 熱湯を注いで蓋をし、そのまま放置。温泉卵を作る。

・鶏の胸肉にシッカリ塩こしょうをして、にんにくをおろしてまぶす。
 白ワインをふって、少々放置する。塩味はシッカリね!

・食パン1枚をトースターで強めに焼く。
 それを2センチ角にカット。オイルを熱したフライパンで
 カリカリッとソテーする。クルトンを作ってるの。

・放置しておいた鶏胸肉を汁ごとフライパンで焼く。中まで火を通す。

・冷やしておいたレタスを取り出し、ドレッシングが出来てる
 でかいボールに入れて、和える!和える!手で和える!

・ドレッシングのなじんだレタスを皿に盛る。
 上に、焼いた鶏胸肉を手で裂いてのっける。
 あげたにんにくチップをのっける。クルトンをのっける。

・その上から、温泉卵をぽとんと落とす。とろーり。
 そのトロトロを鶏胸肉やクルトンやレタスと和えつつ食べる。


本当においしかったです。
やわらかい鶏胸肉には、にんにくの香りが利いてるし、
クルトンはカリカリだし、卵はまとわりついてくるし。

チーズとレモンのパンチが利いたレタスも最高だった!

おためしあーれー



神津島 所感など

神津島に行って、いなか暮らしがしたくなりました。


王子と仲のいい後輩で、私の元コンパ友達(わはは)でもある
チエコちゃんが神津島に移住して半年強。

遊びに行ったのは2度目です。前回は一人、今回は王子と共に。

去年11月5日に行ったときは、海も荒れていたし、観光客もいなくて
気候も涼しく、わびしげな印象のある島でしたが、

今回は、初夏から夏へと向かう自然の力強さに圧倒されました。


スモッグに曇る渋谷区暮らしでも、
小料理屋のメニューや
坪庭の植木に季節の移り変わりを感じ、

その風情と可憐さを愛してきましたが、島の自然は…
もう風情だのなんだの言ってる場合じゃない。


この2日間だけでも、

ゲジゲジは出るし、ムカデはいるし、クモは張り付いてるし、

ヘビは這いだしてくるし、ヤドカリやフナムシは数え切れないほど

ウゴウゴとうごめいてるし、ニワトリの声にたたき起こされるし、

日差しは強烈でくらくらするし疲れるし、

これからだぜ!!と芽吹いている若芽の草いきれはムワッとするし

突然海が荒れて船の出航時間が3時間も早まるし、


負けた。もう完敗。わたしまけましたわ。回文。

自然を感じる…なんて甘いこと言ってる場合じゃないね。


そういう国を旅したことならあるんだけど、
同じ東京都で、
そう遠くもない場所なのに、
私が今暮らしている環境と全然違っているということが

たまんなくショックで、痺れちゃって楽しくて、
いなかで暮らすのもいい!と、影響を受けて帰ってきました。


13_koudusima (へさきの釣り人)

もともと、海のあるところに住みたいのですよ。

海のめぐみ、海のある風景、ぶらっと行ける距離にある海。
海を眺めていれば飽きないから。

フィリピンに旅行したときも、インドに行ったときも、
毎日海を見ていて少しも飽きなかった。海が慕わしいです。

神津島はたまらなく魅力的なところでした。


追記。

おまえの出身地もいなかだろー!と突っ込まれそうですが、
違うんですよ、「陸続きの田舎」とは。

農家や漁師以外で、田舎だからというだけで自然に左右される
生活をしてる人って、現代ではいません。

陸さえ続いていれば、なんとかなるもの。
飛行機がダメなら新幹線、新幹線がダメなら自動車、
自動車がダメなら最悪歩いても、たどりつけるもの。

天候によっては、どんなに大切な用があっても島から一歩も
出ることができない、お金があってもどうしようもない、
という「自然まかせ」な無力感は、島のほうが強烈です。

その無力感を、「さびしい」「遠い」と感じたのかな(前日の日記)。

神津島で感じた自然の力は、地元・福岡で意識したことのない
圧倒的で神々しいものでした。

沖縄の離島を旅していても、同じようなものを感じます。



神津島に行きました

神津島に行って来ました。
友人のチエコちゃんのところに、王子と二人でご厄介になったのです。

1泊2日、東京から開放される時間が、この上ない息抜き。
ふうー。空気がうまいっ。

00

早めに着いたので、港をぷらぷら。

釣りをしている女の子を見かけました。学校ジャージを着てます。
高校生かな?かわいいなあ。
見ると、小さなフグを2尾、釣り上げたところでした。

「ねー、かわいいフグ釣ったね」
「でもこれ、リリースしなきゃいけないんですよ。よかったら、持ってみますか?」

女の子がフグを持たせてくれました。
ぷーっと膨らむおなか。
練り消しみたいな、ぺたぺたした柔らかい触感です。ひゃー。

海に離しました。
のぞき込むと、驚くほどの透明度。魚影が見えます。
なんて美しい海。

09 (クリックで拡大)

特に多幸湾は、白く険しい絶壁が背後にそびえているせいか、
なめらかなミントブルーの海が際だちます。

雄々しく切り立ったものと、おだやかに広がるもの。
白と、澄み切ったブルー。
この世のものではないような、神々しい対比です。
こんな風景を日常的に眺めてるって、どんな感じなんだろう…。


しばらくして、チエちゃんと旦那様のSさんが、愛犬友蔵とともに
迎えに来てくれました。ひさしぶり&よろしくのご挨拶。
おおっ、友蔵、でかくなったな!大人の顔になった!

(Sさんとはチエちゃんのサイトで言うところの「のりくん」です。
おそれおおくて私はそんな風に書けないので、Sさんってことで)

01(2004/11の友蔵)
01__01(2005/05の友蔵)

チエちゃんのおうちで、おそばをご馳走になりました。
とろろそば。美味しかったー♪
料理上手なSさんが擂鉢で丁寧にあたってくれたとろろが最高。

02

昼から飲むビールもまた、最高。


***


お昼のあとは、Sさんの運転で、観光スタート。
熱海のビーチラインどころじゃなく海と接している際を走ったか
と思えば、草深い山道を上って…と、起伏に富んでます。

山道では、ヘビも数匹、見かけました。
うーん、やっぱ独特のぞぞっと来る感じがあるなあ、ヘビって。

トカゲは可愛いと思うんですけど…
足の数は多くても少なくてもダメですね。


赤崎遊歩道は、文句なくキレイでした。
整備されている木組みの橋をポンポンと渡っていきます。

03

岩場に降りました。
やどかりがいる、カニがいる、気持ち悪い虫がいる、
すごいすごい!足もとばかり見てしまいます。


途中で、うさぎを連れた女の子を見ました。
04

おとなしかったので、なでなでさせてもらいました。
とても柔らかで、ふーふーと静かに呼吸していました。


他には、おたあジュリアの十字架から見る海が印象的でした。

前回、天上山から海を見たときにもそうだったのですが、

さびしさを感じます。

感傷的な寂しさではなくて、具体的に迫ってくるさびしさ。

だって、本当に…どっちを見ても海ばかりだから。

05_

広い広い果てのない海の中に、波にひと飲みにされてしまいそうな
小さな島がポンと置いてある風景を見てしまうと、

その上にチョコンと乗っかっているのが、
なんともたよりないような、よりどころがないような、
孤独感とさびしさがヒリヒリと湧き上がってきます。


海の先にいる人たちがやたら遠く感じる、というか…。


もし、私がここに移住して、たくさん友達もできて、
子供も生まれ、本土の知り合いのほうが少なくなったとしても、

ずっとずっと島にいる限り、張りついて離れないさびしさが
あるんじゃないか、そんな気がしたのでした。



***

夕食はBBQ。
「ドンタクハウス」という施設で行なわれました。貸し切り状態。

07 (こんな設備が10以上。クリック拡大)

用意はすべてSさんにやってもらっちゃいました…。

私は、めったに浴びない直射日光でダウン。
2階をお借りして、グッタリ伸びてました。やがて熟睡。
チエちゃんと王子はテレビゲームしていた模様。

その間、黙々と肉や野菜を切って準備していたSさん…。
昼の観光案内もほとんど仕切ってくれたのに…。

百万本のバラの花をあげたいくらい感謝です。

BBQをやったことのない私と王子は勝手がわからず、
その後もすべてSさんが行なってました。反省。

08 (炭の火力ってけっこうスゴイ)

で、もちろん美味しかったです、BBQ。
最後の焼きそばまで、残さずがんがん食べちゃいました。

途中から参加した、チエちゃんの島友達minaさん+Kさん夫妻も
気持ちのよい人たちで、思ったよりずっと盛り上がりました。

minaさんの鋭い「島観察」、めちゃくちゃ面白かったです。
都会的な考え方をするminaさんみたいな人が島暮らしをするのは、
戸惑うことも不満も多いんじゃないかと思うのですが、
ご夫婦ともにパワフルで前向きで、元気をもらいました。

とてもお似合いで、こっちまで幸せになっちゃうようなカップル。
「運命の出会い(by Kさん)」と言い切るだけある(^^)

09 (私は写ってません。クリック拡大)

10月に遊びにいったときは何だかしょんぼりしていた
チエちゃんが、今回は元気そうにしてる理由がわかりましたよ。
こんな素敵なご近所さんができたなんて。

チエちゃん、ホントによかったねっ!!


***

神津島の星空は、言葉にならない美しさでした。

星の数も、空の透明度も、未知のもので、
ただ、息を飲むしかなかったです。

***


翌朝、ジェット船の出航が早まったという村内放送が。
14:20のはずが、11:50発に…って、早まりすぎ!

温泉と釣りの予定を変更し、釣りだけにしました。

朝ごはんは、Sさんの手作り。
タコめし、さんまの塩焼き、明日葉の和えもの、おみそ汁。

おいしい。おいしすぎる。
最初はちょっと香りが気になった明日葉も、食べているうちに
止まらなくなって、うまいうまいともりもり食べてしまいました。

「ちゃんとした朝ごはん」をここ数年食べていないので、感動。
実家みたいだなあ…じーん。


多幸での釣りの結果。
私はイスズミの小さいものを、王子は小フグやら熱帯魚やら3匹。
すべてリリース対象です…。

12_isuzumi (ちびイスズミだ。クリック拡大)

つまりまあ、収穫なし。ボウズ。でもいいの。
神津の海を堪能できて楽しかったから。


このときもまた、準備から片づけまでSさんに甘えてしまいました。

私にも王子にも何の義理もないというのに、チエちゃんの旦那様だ
というだけで、神津島観光親善大使+ツアーコンダクターを
務めることになってしまったSさん…。

どう表現していいのかわからないほど、感謝感激。
王子と私は、帰ってからもその話ばかりしています。

おかげさまで、神津島が大好きになって帰ってきました。

今日は、「盛若」に合うおかずを作ります。

yuugurenoumi


***


チエコちゃん&Sさんへ。
性懲りもなくまた遊びにいくときはよろしく。
次は民宿を取るかもしれませんが、遊んでやってください♪
minaさん夫婦ともまた会えるといいなあ!



漢方薬の名前って

久々に眠ることができました。

なるべくなら薬は使うまい…と思い、午前4時くらいまで
独力で寝ようとがんばったのですが、力尽きて、服薬。

今日もお仕事ですので、仕方なし。

お薬の名前は、
柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)」です。

覚えられんっつーの。
ワインの名前とはまた別カテゴリーのキテレツさ。

「竜」だの「骨」だのファンタジーな字が並ぶ中、突如あらわれる
「牡蛎」の文字がなんだかフレンドリー。

穏やかに、よく効きましたよ。


明日から二日間、神津島です。
リアル+ブログ友達のチエコちゃん家にお邪魔します。

私信。
チエコちゃん、どうか前回泊めてもらったときの酒乱の件は
王子に黙っててください。
最近、私、信用がないのです。お願いします(^^;



レシピ:ラムチョップ焼き

仕事がライトな修羅場を迎えまして、
朝の5時までデスクに向かってました。眠いっす。

でもそれも終わったのよう!いやっほーぃ!

あとGW中に終わらせなきゃいけないのは、
文字数少なめの原稿が2つだけ。うっほうっほ♪

今日・明日中に片づけます。なせばなる!書けば終わる!


で、昨日は修羅場の中でささっとごはんを済ませました。

夕飯の献立。

ラムチョップのパン粉焼き。
付け合わせはホワイトアスパラのオランデーズソース。

lamb01  lamb02

素早く食べられてスタミナがついて美味でローカロリー、
っていったら、やっぱ羊かなーなんて。

レシピです。

ラムに塩、こしょう、クミンを振って15分ほど置いたあと、
すり下ろしたにんにくと粗みじんにしたパセリを塗って15分。

パン粉に少々の粉チーズとオリーブオイルを揉み込んで
しとらせたものを、ラムの上にたっぷり載せて、
180℃のガスオーブンで25分焼く。

にんにくやパセリはパン粉に混ぜず、肉にダイレクト・オン!
クミンは羊にすごく合います。ホントに。

もう、めちゃくちゃ美味しかったことといったら!!
肉厚でジューシーなラムからしたたる血液の旨味。
やわらかくて、でも弾力のある歯ごたえもこたえられません。

トップノートは、にんにくとクミンの香り。パン粉の香ばしさ。
ついで、パセリの芳香。
舌を包むのは、豚や牛よりさらりとした水溶性の肉汁の甘さ。
そして最後に、かすかに鼻につく、ケモノらしい羊のにおい。

あー肉を食った!って感じです。しかも、羊さんはもたれない。

白アスパラはスーパーに売ってました。季節ものだしね。
塩ゆでしただけです。

オランデーズソースは、卵黄・溶かしバター・レモン汁・
白ワインビネガー・塩で作るマヨネーズソースのようなもの。

卵黄とワインビネガーを60℃くらいで湯煎しながら混ぜ、
少しずつ溶かしバターを入れ、もったりするくらいまでホイップ。
仕上げにレモン汁で香りと酸味を添えます。

分量は適当。今回は卵黄2個使いました。

アスパラはもちろん、ブロッコリなど、温野菜全般に合います。

あまったオランデーズソースを、今朝は
パンケーキに載せた半熟ポーチドエッグにかけて食べました。

エッグスベネディクトのばったもん。
でも美味しかったですよ☆



トビウオ

昨日は、夕飯にトビウオを焼きました。

お皿からはみ出るほど長くて、丸太のように胴が太い。

トビウオといったら、細くて小さなイメージしかなかったので
ぎょっとしましたが、塩を多めに振って塩焼きにしたら

とてもおいしかったです。

食べるとこが多すぎて、1尾でおなかいっぱい。


あとは焼いた空豆と、アボガドのサラダ。

部屋のすべての窓を開け、気持ちのよい風を入れながら
キンと冷やした日本酒を飲みました。


幸せな初夏の暮れ。



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