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読書日記 7/4

読書日記です。


川上弘美 「古道具 中野商店」 (新潮社)

 すっかり肌になじんだ川上弘美節。
 相変わらずですが、その相変わらずさが、いいのです。

 川上弘美は、「とってつけたような茫洋」たる文学的な
 表現をするから苦手だと言った友人がいました。
 私は川上弘美の、その「とってつけたる茫洋さや身体の表現」
 を愛しています。 

 それぞれが少しずつ不器用な人々の物語は、
 川原泉の世界とも少し共通するような気がします。

 私は、小・中学生の頃、ずいぶん川原泉が好きでした。
 その気持ちで、今は川上弘美を読んでいるかもしれません。


リリー・フランキー「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」

 こちらも、肌になじんだリリーさんの節回しです。
 エッセイよりも少しだけ、硬い話の運び。
 唐突に日本語が乱れる部分もありますが、ご愛敬ということで。

 淡々とした何気ない場面に、不意に泣いてしまいました。
 今の若い人からは失われてしまった濃厚な福岡の方言も、
 私にはなつかしいばかりです。
 まだ半分しか読んでいませんので、読了したら感想を書きます。


他、デザインと現代アートの資料本を数冊。
特に書くことなし。


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コメント

はじめまして。
TBさせていただきました。

リリーさんの本はエッセイしか読んだことがないので、今回のこの小説には興味津々です。

是非、近々てにいれたいな……と思ってます。
読破後の感想も楽しみにしていますね!

トラバありがとうございます。素敵なサイトですね。

小説、面白く読みました。
ところどころ、文章が日本語としてはキレイじゃない部分もあるですが、それを吹き飛ばす素敵な内容です。いつもの冷めたリリーさんとは違う面も見られます。
思いがけないところで、何度か泣いてしまいました。

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