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2005年7月

最も魅惑的な果物

それは、桃。

断言。

反論は受付けません。

軽井沢だかどっかに、仕事にかこつけて旅行に行ってた
親友・Mくんが、おみやげに桃を買ってきてくれました。

それを、本日、軽く冷して食べたのですが、絶品。


スーパーで売っている、砂糖水のように甘いだけのものではなく、
ちゃんと桃らしい甘やかな香気と、上品な甘み、
ほんのりした酸味とえぐみを持った、極上の桃子ちゃんでした。


食べた後、ずいぶん経つのに、口の中と指先が桃のにおい。


桃は、味も香りもさることながら、形も魅力的ですよね。

ふっくらとした盛り上がりに、やわらかい、うぶ毛。
手にちょうどよいサイズの実りと、重み。


噛むまでもなく崩れる繊維たちを、それでも何度か咀嚼していると、
いたぶっているような気持ちになります。

あとからあとから溢れてくる水に、濡れるくちびる、あご、指先。

フォークなんか使わずに、べたべたになりながら、食べてあげたい。


そんな、可愛いくだもの、桃。
まだ、あと2個あるので、毎日ひとつずつ、楽しみに食べます。


(ちなみに、Mくんいわく、
「桃は捨てるところがないよ。皮は干すとポプリになるし、
種は植えると可愛い芽が出てくる」 だそうです。
…よくそんなこと知ってるよなあ、28歳男子が……)


仙川の家

仕事がたまっていて、わさわさせかせかとしております。

基本ギアは「焦り」スイッチに入りっぱなし。
そんな状態での引っ越し準備ということで、焦り×2よ。
にばーいにばーい。(古いから…)

ダンボールとゴミの山の中で暮らしております。

あと1週間、この中で暮らすのかと思うと、
目の前がぼんやり黄昏れてくるような。嗚呼。


引っ越し中だもの。 しをり。

(上記は毛筆で読んでください) ←どーやってだ!?


本日は新居の寸法を測りまくってきました。
コンロ台が狭くて、思っていたガスレンジをおけなかった他は
特に不満もありません。

1階なので、小さな庭も付いています。
よく手入れされた芝生の庭です。
(これからうちらに陵辱されること必至ですが)

笹塚よりも閑静な住宅街で、近くには大きな神社と公園も。

家の裏手には、母屋の庭が広がっています。
その庭は、なんというか、ここが東京だと一瞬忘れるような風情。
風呂やキッチンの窓から、その風景がひろびろと見られるのです。
大きな銀杏や、ゆたかな茂み、そして、昔ながらの井戸まで。

帰宅すると、現在の我が家が、甲州街道と首都高の
粉塵を被っている、とんでもない場所に見えてちゃった(←現金)。
やっと、わくわくしてきました。焦りつつ。


***


昨日、土曜日は、王子の友人のKさんがお手伝いに来てくれました。

うちらが「やる気ダウンモード」に入っていたときに到着したので、
ちょっとだけ準備を手伝ってもらってから、強引に夕飯へ。

(それでも、腰の悪い王子に変わって重いものを運搬していただき、
大変に助かりました。ありがとうです、Kさん)


大好きだった笹塚の居酒屋「藤しろ」にお別れを告げました。
こんなに繰り返しボトルを入れたお店は、他にありません。
また来ます、ぜったい来ます。
本当に、おかみさんの味が、大好きでした。お袋の味で。
多少のわがままをきいてくれる、アットホームなところも。

この日食べたものでは、「炒り豆腐」と「いわしの巻き上げ」がヒットでした。

出汁の沁みた、ほの甘い炒り豆腐は優しい味、
いわしの巻き上げは、「これ、鰯ですか?」というくらいに太くて、
でっかくて、鰺のようなボリュームがありました
紫蘇と梅を巻き込んであり、あっさりと美味なのです。

塩気や甘みを控えた、家庭的な味に満足。
〆の味噌汁もしみじみ旨かった…こういう店は大事にしたいなあ。


王子と二人の夕食も幸せだけど、誰かがいてくれるのも
楽しくて、にぎやかで、大好き。

お互いがお互いの友人と別々の場所で飲むよりも、
二人でいる場所にプラス誰かが加わるほうが、私は好きです。

(もちろん、気の置けない友人と、王子に気をつかわなくてすむ
場所でじっくり話をする機会も、かけがえのないものですけれど!)

もっと共通の友人がいてくれると、毎日の食卓が楽しいのにな、
というのは、けっこう切実に思っていることです。

関係者各位へ通達! 遠慮せずに遊びに来てください!

特に、私の友人へ。王子は一見とっつきにくいけど、いい人です。
遠慮せずにズカズカ話しかけて、友人になってください。


新しい家が、賑やかで愉快な家であるように。
願っているのはそれだけです。

部屋数も増えますしね。
コドモでも出来たら楽しいだろーな♪


スリリング

昨日、午前と午後に、1件ずつ取材がありました。

第一線で活躍する二人のクリエイターの方にお話しを聞いたのです。

お二人は、分野は違いますが、収入も名声も得ている人たち。


雑誌の取材なので、ここでは内容を書きませんが、
いま、まさに成功している、充実したクリエイターの言葉は、
アナーキーでスリリング。

こういう機会と出会いがあるから、ライターの仕事は
やめられないなあ、と、改めて思わせてもらいました。

半径100メートルの日常を生きていては届かない高みから、
一瞬だけ、世界を見せてくれる、輝く破片のようなフレーズ。

論理的ではなくても、ひとりよがりでも、
温度が違う。エッジの立ち方が違う。だから、伝わる。

そして、お二人とも、東京の生まれ育ちではないのです。

こんな人たちが毎日を戦っている限り、


東京が好きだー!!!


と、叫びたくなる瞬間。


いや、ほんと、楽しかったですよ。 まだ、ドキドキしてます。

(なんか仕事がどんどん現代アート方面に偏ってきました。
デザインからインテリア、グラフィック、建築まで。

ライターになった当初は予想もしなかった展開ですが、
とりあえず勉強せねばー!!なのです)



いらっしゃいませ

パパンがパン。

だーれが殺した♪クックロービン♪


…失礼。最近、パタリロ!がマイブームの若崎です。

さてさて。

家でポチポチ打鍵し、原稿を書く日が続いております。

取材週間が終わり、書き物週間の到来なのです。


あーあ。
人と会話したい……。


予定されていたカナダ氏との飲み会も、
彼の担当でもないシステム障害のせいで流れちゃったし。
久々に会える予定だったのにぃ。

(彼は銀座で働いているので、だいたい有楽町〜新橋あたりで
飲むことになるのですが、日頃その辺にでかける機会のない
私には、それがまた楽しみなんですよ。ダブルがっかり。)


と、忙しさの合間を縫って陰々滅々していたところ、
ナオコちゃんがウチに来てくれました。

わーい嬉しいよー♪ いらっしゃいませー♪


このとき、既に23時。飲み会の帰りに寄ってくれたのです。

彼女の終電までほんの1時間ほどでしたが、
女友達とおしゃべりできてすごく楽しかった。

なんか、凝り固まってた脳みその筋肉がほぐれる感じ。

原稿を書くのって、「男脳」を使うからなあ…。

かなりリフレッシュできたのでした。
さー、仕事だ仕事っ。


台風一過

いい天気ですね。

こうして見ると、東京の空も、キレイだなあ…。



雪塩!

宮古島関連で、ひとつ。

ジャーナリスト日垣隆さんの有料メルマガ(←おすすめ!)で
今週紹介された、宮古島の自然塩「雪塩」。

私は、2000年からずっと、塩といえばこれを使ってます。
(いや、正確にいうと、「雪塩」ではないのですが)


雪塩はいいですよ。普段の料理がランクアップします。
これ、塩?というくらい、まろやかなの。

うまみたっぷりで、ミネラル豊富なのに、
外国の塩みたいに、ニガニガしたりトゲトゲしたりしません。


雪塩を味わうための、とっておきレシピをひとつ。

小さめのかぶ3つを四つ割りにしてスライスし、葉も荒く刻みます。
新鮮だったら皮なんか剥かなくてOK。

これらをビニール袋に入れて、雪塩を大さじ3ほど降って、
両手でモミモミ。

冷蔵庫で半日以上寝かせて、水気を絞ります。
絞ることで、ちょうどいい塩気になるのです。

絞ったかぶをボールにあけたら、レモンを1/4個、絞りましょう。
そしてさらに、オリーブオイルをたらーり、大さじ1。

まぜまぜして、冷蔵庫で30分ほど落ち着かせたら、できあがり♪

かぶの甘みを雪塩が最大に引き出し、
そこにレモンの酸味と爽やかな香気、
オリーブオイルのまろやかさが加わった、ぜいたくサラダですよ!

いくらでもモリモリ食べられます。最高です。

…という魔法の調味料、雪塩なのですが。

毎日料理する現場の声としては、これ、使いにくい。


パウダー状だから、スプーンですくう分には問題ありませんし、
肉や魚に擦り込むには、このパウダーがさっと溶けて
じんわり旨味を引き出してくれるのですが、

目玉焼きなんかにパパッと振りかけようとすると、
いわゆる塩こしょう入れの容器から出てこないのですよ。
パウダーが細かすぎて、ダメなんです。


塩って、振りかけて使うことが多いじゃないですか。
スプーンだと均等にうっすら降りかけられないし、
「容器から出てこない」というのは私にはかなりストレス。

なので、
雪塩を顆粒状にした「海の力」をずっと購入しつづけております。


これはいいですよ!
パウダーを顆粒にしただけで、容器からは問題なく出てくるし、
肉に擦り込んだときの溶ける速度は雪塩と同じだし。

「まんべんなく、均等にふりかける」ことが可能で、ストレスなし!
右手で炒めながら、左手で、サラサラと塩を降る。
この動作が出来るかどうかは大きい!


というわけで、雪塩をどんな料理にも使ってしまいたい!
という贅沢な方には、「海の力」をお薦めいたします。

テーブルソルトは何故かバカ高いので、
110g入りを買って、アジシオかなんかの空きボトルにでも
詰めて使うのがベターです。
もちろんこんな可愛い容器でも。


…でもネーミングは「雪塩」がいいよね。


東京バーチャル

今日は王子様のご両親と妹君が見えまして、

散乱もはなはだしい部屋を見学していかれましたが、
その際に、引っ越ししてまだ1週間目の我々に

「家賃がもったいないから早く家を買いなよ。八王子なら買えるだろ」

とアドバイスしてくださいました。


無駄遣いへのご忠告、ありがとうござます…が…
引っ越したばかりだし、今すぐには…ちょっと…(- -;


「八王子に住むくらいなら福岡に帰ります。」


と、本当は言いたかったんだけどね。


八王子がキライなわけじゃないんだけど、
東京に行きたい、と思って (憧れとは全く違います。…好奇心、かな)、
東京の大学に進学して、「卒業したら実家に帰ってこい!」という声を
無視してこっちに留まって、

離婚して転職してフリーSEになって頑張って稼いで
恋して別れてまた恋をして、嫌なことなんて山ほどあったけど、
基本的には楽しくご機嫌でいられたのは、
「東京にいる」っていう「バーチャル感」があったからなんですよ。


で、その東京は、「東京都」って意味じゃないんだ。
せいぜい山手線よりちょっと広い円周くらい。都心。いわゆるTOKYOなの。


住みやすいとか、コドモの教育にいいとか、手の届く価格とか、
そんな即物的な基準で動かしていいことじゃない、大切な芯なのです。

そこを外したら、私はふっと「福岡、帰ろうかな…」って思っちゃう。

だいたい、福岡の方が友人も多いし (いや、もう逆転したか)、
ごはんも美味しいし、東京の人が思うよりずーっと都会で文化にも不自由ないし、
水も肌に合うし、冬もあたたかいし、すっごく住みやすい土地柄だし、
気楽で楽しいに決まってるんだから!


東京ってすごい、とか、ぜんぜん思わない。
福岡と比べて、とくに変わりばえしませんもん、東京。

手放せないのは、バーチャルな感じなの。
うーん、わかりにくい言い方してるので、言い換えます。


ルーツではない、「あそこに住みたいなあ」と思ってた場所に生活することで、
いま、「物語を生きる」ことが出来ているんです。


「東京に住みたい」というのは、
グリとグラがカステラを焼いてる家に住みたい
あるいは、
マリネラ王国に住みたい
もしくは、
ジャガーのいるガリの穴に住みたい
みたいなもんだったのです。
(あこがれとは違う、と言った意味、わかりました?)


八王子や東村山や葛西や、もっと言うなら青森や秋田や愛知や
静岡や富山や福井や大阪や兵庫や三重や高知や…以下略には

物語の持ち合わせがないので (←あくまで、私の中には)、
物語を生きられないのなら、リアルな地である福岡に帰ります。
(沖縄に対しては、東京とは別の物語を持っているので移住可能)


誰にだって、物語があると思うんですよ。

ある人は、「優秀な社員である」という核をもつ物語を生きている。
ある人は、「恋多き女」を核に物語を生きている。
ある人は、「よき母たる私」を核に、物語をつむいでいる。


酷な言い方ですが、そんなもん全部、バーチャルなんです。


私にとっての物語は、仕事や恋愛にはなく、
(だからころころ変わるんだろうし、ライターという職種に対しても
執着やこだわりは皆無です。飽きたら別の仕事をします)

住む場所を核につむがれているのだと思います。


バリ島に、ハワイに、沖縄に移住した人たちと同じようにね。



今月の一目惚れ

うわー、渋谷に行ったら、モヤイ像がこんなんなってた!

moyai

まえふり終わり。

今日は、
代官山のインテリアショップやギャラリーの取材で出会い、
一目惚れして購入したものたちを紹介します。


水村育子のグラス。

0725_glass02  0725_glass

すばらしい曲線。おしりのようにぷりん。
見ていてあきません。こういう、物語性のある器が大好き。

代官山のギャラリー無垢里さんにて。


***


代官山のアートラッシュさんで購入した、
高橋野枝さんのカエル根付け。

0725_kaeru02  0725_kaeru


デジカメにぶらさげてます。いつもいっしょ。

普段は、犬を作っておられる方らしいのです。
参考はこちら、Noe Doll + Dogs


本当は、この作家さんのかっぱ像が欲しかったの。


欲しくて欲しくて欲しくて、熱を出すくらい迷ったのですが、
今の私には像に即金で20万円をポンと支払う財力がなく。

1年前だったら、秒も迷わずに買っていただろう、かっぱさん。
いつか私のものになってね。

このNoeさんに一目惚れしてしまった記念にどうしても
何かがほしくて、カエル根付けを選んだのでした。

このカエルちゃんもとっても気に入っております。
また仲間を増やしてあげよう♪


笹塚を惜しむ…

急遽決めた引っ越し準備でおおわらわ中。
ちゃくちゃくと進んでおります。


笹塚に別れを惜しんで、夕飯はもっぱら外食!
昨日は「セラドン」でタイ料理を食べました。


もう自転車で代官山や恵比寿に行ったり、池尻に行ったり、
歩いて下北のスズナリにでかけたりできなくなっちゃうんだなあ。

と思うと、寂しいものがあります。
王子も、なんだかしょんぼりしてるし、私も切ない…。


我々の今の財力では、笹塚に3LDKの物件を借りられません
でしたが (いやー、月に25〜30万くらい賃料がするんで)、


いつか絶対に笹塚にもどってきたいと思います。


都心に近いのに、商店街が充実していて、
美味しいお店もあり、本屋も古本屋もあって……
まったく不満のない街でした。


あいるびばっく!!
今度は家を買いたいなあ。


宮古島、二日目

二日目も、いい天気。
よっしゃ、八重干潮だ!


八重干潮についての説明は長くなるので割愛、するのも
不親切なのでリンクを貼っておきますね。
八重干潮ってこんなとこ。

一言で言うと、日本最大、世界的に有名な大珊瑚礁群です。

宮古島の北端から連絡橋を渡った池間島から
八重干潮行きの船に乗り込みました。

単なるシュノーケルツアーなのに、ウェットスーツを渡されます。
げーっ、これがイヤでダイビング止めたのにぃ。着なきゃダメ?

船に1時間ほどゆられて、八重干潮に到着。
錨が降ろされると同時に、フィンをつけて海中へ!

(あ、ウェットスーツはすぐに脱ぎました。
水温が冷たいわけでもないのに、せっかくの水の感触を
失うなんてイヤなんですよ)


作り物のように立派な珊瑚礁群の上を、ゆっくり泳ぎます。

ほの青く輝くエダサンゴや、七色に光るテーブルサンゴの上を
遊泳していると、森の上空を飛んでいるようです。

森の木陰からは、クマノミやチョウチョウウオ、アイゴが
ひらひらとこちらを伺っています。

あまりにも多種の魚たち、そのカラフルな、無数の群れ。
ゴミが浮いている?と思ってよく見ると、針のように小さな
魚の群れだったり、
ナポレオンフィッシュやハリセンボンが横をすり抜けていったり。
初めて見る魚を30種まで数えて、止めました。

ヒトデやサザエ、なまこもたくさんいます。
蛍光イエローに光るナマコも発見。…さわれませんでした。


信じられない密度の珊瑚礁に住む、ゆたかな生き物。

何色、と表現することを拒む、圧倒的な色彩の洪水。

海は青ではない、グリーンではない、定義できる色ではないことを
実感させられます。

ターコイズ、トルコブルー、インディゴブルー、サックスブルー、
プルシアンブルー、セルリアン ブルー、マジョリカブルー、
ミントグリーン、レタスグリーン、クロムグリーン………

このグラデーションを、言葉を尽くしてどう表現しても、
決して決して、追いつきはしない。
様々な色を見せるパライバトルマリンのように、気まぐれな海。

ひらひらと飛び、ひらめき、あるときには光に溶けていく、
極彩色の熱帯魚たち。


音のように捉えがたい、変化を続ける色調――――。

水中カメラがなくて、お伝えできず残念ですが、

泳いでも泳いでも、
どこまでもサンゴの平原が続く様と、そこに差す光、
多種多様な生命の調和は圧巻でした。


たまにのぞき見るドロップの深みは闇の帝国。
そこから湧き上がってくる意想外に冷たい水は死神のようで、
ここが本当は私のいる場所ではないことを知らせてくれますが、

ほんの少し、陸上で右往左往しているホモサピエンスで
あることを忘れていられる時間、

別の次元に迷い込んみ、紀元前の海を飛んでいるような、
不可思議な時間を体験することができました。


八重干潮の写真はありませんが、
船着き場である池間島の海は撮ってきましたので、以下。
八重干潮はこんなもんじゃないんですけどね。

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あと、これは池間島に帰ってきてからお土産屋で食べた
紅芋モチとサザエの壺焼き。各150円。

08_miyako_beniimo  
09_miyako_sazae


***


さて、大人のためのアフタービーチタイムです。

昨日、炙り●で失敗した私は、結局、いつもの居酒屋へ。

宮古島へ訪れる予定のある方は、わすれちゃいけない、
その名も「ぽうちゃ たつや」。

宮古島の食材を使って、沖縄料理ではなく和食を作る小料理屋です。

「せっかく沖縄に来たんだからコテコテの島料理を食べたい!」
という方には向きませんが、
純粋に「うまいもの」が食べたい向きにはおすすめ。

コテコテの沖縄料理、島料理屋で美味しいものが食べたければ、
沖縄本島に行った方がいいんですよ。
どこの国に行ってもそうだけど、「美味」は都会にあります。


さて、まずはうぷす豆腐。「うぷす」とは「海水」のことです。

11_miyako_upusu

にがりのかわりに、宮古島の海水をそのまま使って
固めた豆腐で、ほんのり塩味がするのです。

新鮮で美しい海水が手にはいるからこその、究極の島食材。
これがもう、王子の言葉を借りると
「ずっと食べ続けていたい」 というくらいの美味!

しょうゆなんてつけちゃダメ、薬味すら邪魔、完結した味の
豆腐は、生で食べるだけで立派に料理の味なのです。
海水がこんなに奥の深い調味料だなんて、驚き。
泡盛にも合います。


うぷす豆腐をつかった「がんもどき」。もちろん手作り、数量限定。

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ひとくちかじると、クリームチーズのようにトロリとした熱い
豆腐が溢れてきます。とろとろとろ。

このクリームのようなテクスチャーと、
まごうことなき豆腐のあっさりした味わい、暴力的な豆の香り。
がんもどきが好きではない人も夢中になること請け合いです。

くあーっ、おかわりだ、おかわり!!うんまーーーい!!!


前日にも紹介した、豚肉の保存食スーチキ。
ここのスーチキは、塩加減も食感も、もう別物。

12_miyao_suchikiup

スライスも分厚くて、皮のぷみぷみ感と、脂そのものの甘さを
じっくりと味わえます。
宮古豚の濃厚な旨味がスライスした生ゴーヤの
いきいきした苦みに合っていて、一緒に出された激辛の
こーれぐーすにちょこっと付けて食べると、もう、もう…

泡盛にだって、マリアージュがあるんだなあ。
酒を呼ぶ食べ物…ううう、これ、毎日だって食べたいんですけど。


島らっきょうのかきあげ。

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らっきょのかきあげ??と思ったのですが、たまねぎの甘みと、
揚げニンニクのほくっとした食感と、イモの土の香りとが
ミックスされたような優しい味で、くせになる美味しさでした。


沖縄料理の定番、ラフテー。

15_miyako_rafute

ここのは、沖縄料理の主流であるあっさりラフテーではなく、
和食のおかず風、こってり飴色の角煮。
ただし、泡盛の香りがふわふわーっと漂ってきます。
この濃厚さが酒を呼ぶのだー!(こればっかり)


〆は、肉みその入ったおにぎり。(と、やきおにぎり)

16_miyako_onigiri

沖縄は「あんだんす」という豚肉入りの甘味噌が有名ですが、
宮古島の肉みそは、豚ではなく鰹が入っています。

ほぐされたナマリは、旨味があって、しかもあっさり。
鰹のあんだんす、もちろんマイおみやげに買って帰りました。
焼きおにぎりも、絶妙の焼き加減でフックラ美味しゅうございました。


「大満足!!ほんとにうまかった!!」と、今夜は満足顔の
王子様に私も面目を保ち、今日はいい日でございました!


明日は、伊良部島へ1日シュノーケル&カヤックツアーです。

またまたお酒を控えて早めに、おやすみなさいませ☆


引っ越します

昨日、なんとなくウェブで不動産を調べていた王子が、
「いいとこあるよ、いいとこ!」 と、興奮した賃貸物件。


137000円、カースペース付、3LDK。
…今より、4万円も安いぞ、そして広いぞ(現在1LDK)。


「うん、いいんじゃない、値段も手頃で」 と
返事した1時間後には、千歳烏山の不動産屋で説明を聞き、

そのまま物件を見て一目惚れし、仮契約していました。


急展開よ。


ということで、来月頭に、仙川に引っ越します。


どきどき。いいのかしら、こんなに簡単に決めて。
まあ、いいんだろうな。たぶん。賃貸だし。

(上京してから、
旗の台。中目黒。浅草。府中。笹塚。そして仙川。
浅草を転換点に、東急派から京王派に転向してますね)


引っ越しの初期費用70万以上をどうやって捻出するかが
今後のポイント。

1年ほど節約生活になるなあ…。
(いや、節約できないだろ、美味しい店が多い仙川じゃ)


誰か、引っ越しの手伝いに来てくだされ。


映画「運命じゃない人」

渋谷のユーロスペースに「運命じゃない人」を見に行ってきました。


始まってすぐは、「うわ、失敗かも、素人くさいなあ」と
思いましたが、どうしてどうして、小味の利いた佳品でした。

非現実的な部分と、リアルの加減が絶妙。
ひょっとしたら、あるかもね、こんなことも。という感じ。


物語の主軸は、
同棲する為のマンションを買った途端にフラレて以来半年、
ずっと落ち込んでいた「いい人」すぎる冴えないサラリーマンが
経験する、女の子とのハートウォーミングな出会いの一夜。


その一夜を、女の子の側から見てみたら…?
主人公の親友である探偵の視点から見てみたら…?
出ていった元カノの目から見てみたら…?
元カノのつきあっていたヤクザの組長から見てみたら…?


同じ時間軸を、それぞれの視点から追い直していく構成です。


ニアミスに次ぐニアミス。
同じ夜でも、ひとりひとり生きている世界が違うことが描き出され、
主人公の夜は全く違った意味合いを帯びてきます。

主人公がウカレてたとき、裏ではこんな事件が!!とか、
あのとき探偵が必死だったのはこういうことね、とか、
ヤクザの組長が必死に女を探していた理由はこれか!!とか、


映画が進むにつれて、最初に見せられた平凡な主人公の夜が、
陰謀の張り巡らされたエキサイティングでトンデモな一夜に
変貌していくのです。 お見事!


PFFスカラシップによって制作されたこの映画は、
有名俳優も出ていないし、低予算だし、
カメラワークや照明もなんだか自主制作映画っぽいのですが、

脚本と演出の妙で勝負し、勝っていると思いました。


というか、脚本さえ面白ければ、映画って面白いんじゃない!
キャストとか制作規模とか、二の次でいいんじゃない!
という、当然のことを再発見。


私も他のみなさんも、ずーっとくすくす笑いっぱなし。
映画の随所にしこまれた小ネタが最高に笑えます。

楽しい思いをさせていただきました!


特に気に入ったのは、探偵が親友である主人公に言う台詞。

紹介した女の子の携帯番号を聞いていない、タイミングがなかった、
という主人公に、探偵の神田がこう諭します。

「タイミング?…タイミングなんてないよ!おまえが作るんだよ!

おまえ………電話番号をナメるなよ?
あの11桁を知っているかどうかで、
知り合いと他人にわかれるんだぞ。

ナンパはイヤだとか、電話番号は聞けないとか言うけど、
おまえはまだ人生に期待しちゃってるんだよ。

30過ぎたら、運命的な出会いとか、自然な出会いとか、
お友達から始まってなんとなく、とか、そういうこと有り得ないから。
もうクラス替えとか、文化祭とかないんだから。

自分からタイミング作らないと、ずーっとひとりだよ。
ずーっと…ずーっと…ずーっと、ひとりなんだよ」


わはは。そこまで言うか。

コーヒーをつぎに来ていた店員さんまで、つい手を止めて
探偵のセリフに沈痛な面持ちで聞き入っているのが爆笑でした。


ホント、この映画、おすすめします。

見るときは、前売りチケットを買うと1400円になってお得です!


宮古島 1日目

12:30頃に宮古空港に到着。レンタカーをもらってスタート♪

昼食に丸吉食堂を目指すも、休業中。
ここの「宮古すば」が大好きなんだけどなあ。
どうしてもすばの気分だったので、古謝本店へ。

宮古すばは沖縄すば群の中ではあっさり目なんだけど、
古謝本店は中でもかなりのあっさり派(丸吉はにんにくこってり派)。

澄んだ鰹出汁のさっぱりした味わいが、王子は物足りない様子。

ふふふ。それは古謝本店の真の力を知らないからよ。

ここのすば(めんどいから以降「そば」)はねー、
泡盛をしこたま飲んだあとに食べるとすんごくウマイのだ!

滞在中、泡盛後にまた古謝本店を再訪すると心に誓いました。


一端ホテルに行き、チェックイン。
シュノーケルセットを持ってビーチへ車で繰り出せGOGO!

01_miyako_heya
(部屋から眺める海。超オーシャンビューでおなか一杯)

宮古島はフラットな島なので、あちこちにビーチがあります。
有名ではないところも入れると、数えられません。
なんせ、勝手に道路から海へと分け入っていくと、
そこが天然の素晴らしいビーチ!みたいな島なんですよ。

初日ビーチ: 吉野海岸

データ: 東平安名崎よりやや北の沿岸部。遠浅。

コメント:
写真を1枚も撮ってないのが残念無念でならない、
ブルーのグラデーションが素晴らしい遠浅のビーチです。
ビーチからすぐのところには、珊瑚が巨大な群れをなしています。


観光客が多いビーチではありますが、宮古島の「多い」って
こういうことなのかしら…三浦海岸を見せてあげたい…という程度。
あっさり目で数えられる人数がぱらぱら泳いでおりました。


関東の砂浜は灰黒いので、輝くような白い砂浜に
王子は大感激の模様。砂の質もサラサラです。

参考1
参考2
参考3


なんだよ浅いなあ、引き潮の時間だったのか、
魚いるのかよこんなに浅くて…と思いきや、
深さ30センチのところにうじゃうじゃいるわいるわ、

おまけにみんなで餌付けしてるから魚が人間を舐めてて
どぅわーっと寄ってきます。うわわわわっ。

水族館の水槽にダイブしてもこんなにいない。

参考はこちら。
↑誇大じゃなくて、本当にこうなのだ!!

…食われるかと思いました。
もしこれが全部ピラニアだったら私は秒で白骨化してますね。


間近で色々な魚を見られたのは楽しかったし、
海の透明度も素晴らしく、それは美しかったのだけれど、
魚の無防備さが不自然で、ちょっとだけ気持ちが悪い。

やさぐれた夜店の金魚より簡単に掬えちゃうよ、こんなの。


でも、まあ、王子は 「沖縄ってすげえ!こんなの初めてだよ!」
と大興奮してくれたので、よし。

今回は王子にとって初の沖縄なのです。

好きな人を、好きな場所に連れて行くのは、少しだけ緊張します。

王子に沖縄を好きになってもらいたい。
それが、「1年1沖縄」が習慣である私の、この旅の目的なのです。

02_miyako_sunset
(夕日。山がないので、ぐるり360°の空と地平が、絶景)


***


美しい海と熱帯魚を満喫し、王子沖縄化計画の
滑り出しは快調!だったのですが…。

夕食。

ガイドブックに載っていた旨そうな宮古牛の写真と言葉に惹かれて
予約した店に入った瞬間、うーむむむ、イヤな予感がびびびっと。

酒徒さんの言葉を借りるなら、これは…
まさしく「きゃぴっと系」だ!


名前は、「炙●屋」(店名伏せ字。ワケはあとで分かる)。
足下でブラックライトが光る今風ダイニングで焼肉もやってます、
みたいなナンチャッテ感に、もうカラータイマーが点滅しっぱなし。

やばい…こういう店の炙りは絶対にやばい…。
ぴこーんぴこーん。


とりあえず、控えめに注文。

うみぶどうともずくの酢の物。
…にんにくが多すぎ。撃沈。
全くプチプチしない海ブドウは初めて食べた。不気味だ。

ゆし豆腐とアボガドのサラダ。
…ドレッシングがキツくて豆腐の味せず。
せっかくのゆし豆腐なのに…大好物なのに…。


宮古牛の刺身。
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おっ、ピンクできれい、よかったよかった、と思い、
ぱくりとお口に入れたらば、ぐにゃぐにゃぐにゃ。

なんの味もせず、ただぐにゃぐにゃする、ガムのようなお肉に
顔を見合わせる王子様とわたし。
盛大にサシが入っているのに、なぜトロケないのだコイツは?


気を取り直して、和牛の上カルビ1000円以上のお値段。
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これは数枚食べたあと、あわてて写真を撮ったもの。

見事なサシ!…なのに硬い。
ぐちゃぐちゃ噛んでもいかんともしがたく残るスジばった何か。
しかも無味。
しかも炭がよろしくないのか、イヤな感じに煙くさい。
というか、煙の味しかしない。


宮古豚のバラ。
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サシとかいう問題じゃなく、9割が脂身という思い切った肉に
なんだか感動。
こういう肉は、焼肉以外の使い方をしたほうがいいんじゃないかな。

勇気をだして1枚焼いて食べた王子は、
「…これ、ゆーきちゃんは食べちゃダメ。見たまんまだから。
しかも脂が煙を吸って酷いニオイになってる」 と、箸を置きました。


いつも、どんなにおなかいっぱいでも、ご飯を残さない王子。
くいしんぼうの王子。

「腹が減ってて、目の前に肉があるのに、こんなに残したのは
初めての経験だ。とてもつらいが、これ以上は食べられない」

と悔しそうにしていました。
結局、焼肉はほぼ手つかずのまま…。

心は痛みますが、ガス臭い煙を吸った無味の肉って、
想像以上に舌にも鼻にも不愉快なものなのですよ。
咀嚼できません。


王子の沖縄の評価、急降下。
なんてことしてくれるんだ、「炙り●」!!
うまかったのは泡盛だけかよ!!


食の不満を抱えて凶悪な目になっている王子と街をそぞろ歩き、
2件目に入りました。

お店の名前は、「わん」。若い人で賑わっています。

ハンパにおなかがいっぱいなので、
ゆし豆腐と、スーチキを注文しました。

ここで、やっとこさのヒット!
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できたてアツアツのゆし豆腐は、醤油なんてかけなくても、
ほんのりした塩気があっていくらでもしゃくって
食べてしまえます。あああああ、美味しい美味しい。

高価な肉でも満たされなかったものを、
シンプルな豆腐がじんわり癒してくれます。
食材に貴賤なし。あるのはウマイかマズイかだけ!
どんぶり1杯を争うように完食しました。


スーチキは私の大大大好物!!!
宮古に来たら滞在中何度も食べます。
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塩を揉み込んで貯蔵した皮付きの三枚肉のカタマリを茹で、
スライスしたもの。酢醤油などで食べます。

沖縄本島だと、茹でたあと焼いたりするみたいだけれど、
私は宮古流の、茹でただけのスーチキが大好き!

これでゴーヤスライスを巻いて食べると、
滋養が身体中に染み渡っていく気がします。

宮古島の豚は美味しいなあ…この皮のプミプミも最高だ。

皮付きの沖縄豚と沖縄の塩で作らないと美味しくないんですよ、
スーチキは。 シンプルなのになかなか手作りできません。

だからこそ、またすぐに来たくなるのかもしれませんけどね。


やっと満足して宿に帰りました。
しかし短い滞在中、食で失敗するのはもうイヤだなあ。

ということで、明日はお気に入りのお店に行くことにします。
何度も来ている、宮古島といえばここ!という居酒屋。うふふ。


星を見ながらホテルに帰りました。
久々に太陽光の下で泳いだ疲れもあって、
二人とも、ろくに話もせずに爆睡。


ちゃんと体力を回復しなきゃ。
明日は船に乗って、世界最大級の珊瑚礁である
八重干潮(やびじ)シュノーケルツアーですから!


たのむ、天候よ崩れないでくれっ。
エロイムエッサイムー (←間違ってます)。


ただいま!です

2年ぶりの宮古島、相変わらず最高でした。


沖縄県の中で、海が一番美しいと言われている、宮古群。
(宮古島多良間島伊良部島大神島池間島来間島下地島等)


今回は、宮古島ビーチ、八重干潮、伊良部島でシュノーケルしまして、
ばっちり日に焼けていい感じです。

時間があったら多良間にも行きたかったな…。
まあ、それは来年の楽しい課題♪


特に素晴らしかったのは伊良部島のビーチ。
あのパライバトルマリン色の海には言葉を失います。

まっしろいコーラルサンドは、
まるでオーブンで焼きたてのシャーベット。
歩くたびに、足の下で熱くシャクシャクと溶けていくのです。


最高。


アマンプロより、きれいだった。
写真でみるタヒチの海より、数段複雑で透明。

これだけで、わかるひとにはわかるかしら。


詳細は、明日以降にアップします。
美しいサンライズもばっちり撮ってきましたよ!


宮古島へ!

明日から宮古島です。

うちの王子は、宮古島バカーンスに
四季報 を持っていくそうです。

わたくしとの、人種の違いに唖然。

最近必死で読んでるけどさ、四季報って、
そんなふうに1ページ目からめくって読むものなの?


***

さて、本日はうきうきのはずなのに、心ドタバタ。

朝からクソ暑い中、代官山をうろうろ動き回って取材して、
(歩くと意外に店と店とが遠い。次回からチャリ決定)

午後は新宿で夏休み中の王子と待ち合わせしてランチ
(カザーナでインドカレー)、

そのあと王子は、車の名義変更の書類を揃えに調布の役所へ。

(車をある人から買い取ったためです。
…でも、なんで調布市役所なの?
笹塚に越したのは2年前だし、その前は桜上水に住んでたよね?
そして、なぜおとといまで乗ってた車は横浜ナンバーだったの?
どこで車庫証明取ってるんだろ……。 謎の多い人です。

あと、括弧の中が長くなって申し訳ないけど、
今度の車、レガシーなんですよ。
4ドアだし、なんかオジサン車のイメージです。慣れません。

私はやんちゃな車が好きなので、王子がずっと乗っていた
超シャコタンのマフラー改造シルビアが気に入っていました。

低すぎてパーキングに入れないし、線路に下をこすったりするし、
乗り降りのとき足腰に負担がかかるし、
ミニスカートだと降りるときパンツ見えそうになるんだけど
それでも好きだったなあ… )


で、王子を見送ったあと、私は新宿に残って、水着選びです。

取材道具入りのカバンが重いし、
午前中代官山を歩き回った疲労から足がズキズキ痛みますが、
激安ショップを探して彷徨。 デパートは高いから、パス。

ようやくサブナードの隅で
一着3150円のアウトレット水着ショップを見つけました。

どうせ軟弱な素材のビキニなんて数回で使い倒して
毎年買い換えるので、安くていいのだ。2着ゲット。


帰宅後、ひたすらお仕事。お仕事。お仕事。

調整も含めて、うんざりするくらい、お仕事。もくもく。

…で、なんの準備もしないまま、こんな時間になってしまいました。
でもでも、その甲斐あって、お仕事とりあえず終了よ!


さーて。


明日は5時起きだ。

でもいいの。ウフ。余裕で起きてあげよーじゃない。

うっふふふふふ。


やっとワクワクしてきたぞおおおお!!!
待ってろよー、宮古島!!


伊良部島にももちろん行くぞー!!!きゃっほー♪


ありがとう

読書日記、止めました。

おすすめできる本ばっかじゃないんで。

資料として役に立ちました、とか書いてもしょうがないし、
悪口を書くのも気が咎めるし。

(書くならエンターテインメントに昇華できる悪口を書きたいけど
そこまでのインパクトすらない本も多かったり…)


***


今日は、朝起きたら、王子がしゃかりきで家事をやっており、
洗濯と部屋掃除と台所磨きがばっちり終わってました。

私が起きてから、布団干しとシーツ洗いと
クリーニング出しもやってくれたし。

たまーに家事スイッチの入る人です(料理だけはしないけど)。
スイッチの入るタイミングがわからないので、
急に「これ捨てていいの?これは?これは?」
と追い立てられても、同じテンションにはなれないよー。


でもアリガトウ。感謝感謝。


…女って、男に家事してもらうと感謝しちゃうよね。
「悪いなあ」とか思うよね、なんでなんだろーね。

一緒に住んでる家なんだから、普通のことのはずなのに。

へーんなの、と思いながら、
「ありがとー、ごめんねー!!」とか言っちゃう私がいるんですわ。


あかちゃん

大阪から帰ってきました。

いとこの赤ちゃん、かーわいかった。まだ5ヶ月。

新ママであるいとこは私と同い年。
うーん、同い年の友人にはまだ誰も子どもがいないので、
不思議な感じでした。
年上・年下の友人にはいるんですけどね。


赤ちゃんのかわいさって、
「子ども」のかわいさとは違いますよね。

子どもは好きでないのですが、赤ちゃんは大好き。
白目のとこがきれいで肌が柔らかくて。

「わけのわからなさ」に打算がないところも好きです。


打算といえば、バカな子どもの、
ヒステリーなデモンストレーション泣き、だいっきらい。
いい角度でヒジでも入れてやりたくなるくらい、きらい。


でも、赤ちゃんの「おなか、すいた」「だっこ」「こわい」
「きもちわるい」「ねむい」「あつい」「さむい」
っていう切実な欲求の泣き声は、いらいらきません。

おーよしよし、どーしたの、って感じ。守ってあげたいの。


ほのぼのして、帰ってきました。


ママになっても若くてスリム美人のままだったいとこにも
ちょっと勇気をもらいましたわ。

でもよかった、いとこが
「子ども産んだ途端に急にエコとか言い出す女」 じゃなくて。
友達のままでいられそうです。


七夕や

そーいえば昨日は七夕だったんだなあ。

さっきふと思い出して、

「たーなーばーたーさーらさらー」

と、10回クイズに引っかかったような間違い歌詞で歌ってしまい、
なんだかずーんと落ち込みましたよ。

いいんだ。うち、軒端ないし。

たなばた、たなばた。狩りくらし たなばたつめに 宿からむ、と。


そういえば、短冊に本当のお願いを書いたことがありません。

心の奥底にある欲望を知られることは恥ずかしいのだと、
幼少の頃から強く思っていました。

以後ずっと、大人向け、一般向けに
カスタマイズされたことしか書かなかったな。

それが七夕。さらさら。


お仕事お仕事

いや。あの。ちょっと。もももすこし待って。

って、なんだかものすごい忙しさなんですけども。


なんなんでしょう、急に。
今日、とつぜん入った仕事を断ることも出来ず。
12日からの沖縄行きを考えると、あまりの時間のなさに
気が狂いそうです。

ありがたいことではありますが。


明日、大阪に行かなくちゃいけないんですよ。
親戚の出産にかこつけて、母に呼び出されました。

こう忙しいと、なんだかなあ。
明日いちにちあれば、いったいどのくらい原稿がはけるやら。

浮き世の義理って…ううう。


うぎゃーっ!日焼けキライ!

昨日、晴天の中、三宿・池尻の取材を行なうべく

自転車で2時間ほどぐるぐるしていましたら、

半袖から出ていた部分が見事に赤ブクレしてしまいました。

ううう。私の雪見だいふくのよーななまっちろい肌が
まっかっかの照り焼き状態に。時計の跡もくっきりと。

火ぶくれまで出来てるよー!


日焼け止めって、よっぽど南の国に行くとき以外は
塗らないんですけど、今日は塗っていきます!
7月の日差しをナメちゃいかんかった!

痛い…痛すぎます…ひりひり。眠れなかった…。

くすん。

でもなぜか顔は無事です。すっぴんだったのに。
…面の皮が厚い?


映画 「故郷の香り」

下高井戸シネマ火曜レディースデーにて行ってきました。

レディースデーとかレディース割引とか聞く度に
「レディース……女暴走族…」という連想につかまります。

ここの会場のおばちゃんみんなレディース!みたいな。


ぜんぜん関係ない話でしたね。すみません。「故郷の香り」です。

あらすじ省略。すじというすじはないのです。
ヤマとかオチとかあるタイプの映画じゃないので。

いちお、軽く説明。

 大学を出て北京の役所に勤め、結婚もした主人公ジンハーは、
 10年ぶりに故郷(そらもう、ファンタジーなくらいド田舎)に帰省し、
 道の途中で、ばったりと初恋の人ヌアンに行きあう。

 ヌアンの顔を見た途端、ヌアンに後ろめたくて10年も故郷に帰れなかった
 ことに気付くジンハー。
 「町にお嫁にいった」というウワサを聞いていたのに、実際にはヌアンは、
 耳が聞こえず口の聞けないヤーバ(無学、貧乏、乱暴、無愛想)の
 ところに嫁に行き、泥まみれになって働いていた。その表情は、暗い。

 請われるまま、ヌアンの家に行き、食事をともにするジンハー。
 そこから、ジンハーの回想が始まる。
 無邪気に遊んでいた時代、ずっと都会を夢見ていたヌアン、ヌアンの
 果たされなかった初恋、いつしかふたり思いを通じ合わせたこと、思わぬ事故、
 そして都会の大学に進学することになったジンハーが、「迎えに来る」と
 約束したままヌアン捨て、忘れてしまったこと……。
 あれからヌアンは幸せだったのか?
 自責の念に苛まれたジンハーは、ついにひとつの真実にたどりつく。


「山の郵便配達」の監督フォ・ジェンチィが贈る素朴な感動!!
という前評判でしたので、厚めのタオルハンカチを持って行きました。

なのに。

まわりの人たちみんな泣いてたんですけど、ぜんぜん泣けず。


基本的にはアレです、
「こっいーびとーよー♪ ぼくはっ たーびだーつー♪」
という例の構図です。

男は都会へ行き、マメだった手紙も途絶え、新しい人生を謳歌。
大学に残って、教師になったインテリの妻を持ち、幸せいっぱい。
女は待ちぼうけをくわされた末に、本意でない結婚をし、
あれほど憧れていた街に行くこともなく、村での生活に疲れている。


映画は、ジンハーが故郷に久しぶりに帰ってきたところから始まります。

ジンハーは、薄幸な顔をして働くヌアンに、思わず
「もっとふさわしい人はいなかったの?」なんて言っちゃいます。
いやあ、あんたが言っちゃダメだろう。
(でも、これは監督も「わかってて言わせてる」ので、オッケーです)


もしヌアンが(捨てた女)が幸福そうに晴れ晴れ迎えてくれたら、
忸怩たる思いが晴れて、一点の甘い感傷とともに
「君も幸せそうでよかった…」という結末になるんだろうけど、ね。
明らかに暗い表情だから。老け込んでるから。

ここからジンハーのどうしようもない懊悩が始まります。

恩師は、「もう10年も前のことだ。迎えに来たからと行って
うまく行ったとは限らないんだから悩むでない」と言ってくれるけど、
実際に不幸そうなヌアンを見るとジンハーはつらくなっちゃう。
気持ちはわかります。うん。


わかるんだけどさ。


ラスト、ジンハーは北京へと戻ります。

そのとき 「僕は君を忘れたんだ!」 とヌアンに懺悔したジンハーは、
ヤーバ(ヌアンの夫) から、手話で、
「ヌアンも娘も、おまえが北京に連れて行ってしまえ!」と、泣きじゃくりながら
訴えられたことで、ヤーバの、ヌアンに対する大いなる愛
胸を打たれてしまいます。
(※映画館では、ここで号泣する人、多数)

で、感激したジンハーはどうしたか。

ヌアンの娘に「大きくなったらおじさんとこで勉強しようね」とお愛想を言い、

「人は誰もが懺悔の機会に恵まれるものじゃないのに、僕はそれができた」
と、なんだかスッキリしやがるのです。


えええっ?? そ、それでいいんですか??


「誰もが初恋の人と結ばれるわけではないのに、
ヤーバはヌアンに一途な愛をささげて結ばれた。

いついかなるときもヤーバはヌアンを愛し続けるだろう。
だから ヌアンは幸せなのだ


このような主人公の蛇足な独白で、映画はエンド。つまり、


  ヤーバはヌアンを愛してる
     ↓
  愛されてるヌアンは幸せ
     ↓
  だから、俺が捨てたことは不問でヨシ! すっきり解決!


というラストなのさ。 ちょっと待て。マテマテマテ。


要するに、あれか。
女は愛されるのが一番しあわせ、と言いたいわけか。


世間の通説ではあるのでしょうが、愛されることが一番の
しあわせとは限らないと、都会で働く今の私は知ってしまってます。

人間は器ではないのだから、他人の感情だけで満たされる
ことなど有り得ないのです。そのことに、男も女もありません。


ずっと街に出たくてたまらなかったヌアン。

歌がうまくて華やかで、鄙には希なる美しい容姿を持ち、
いっぷう変わった考え方をする、都会的な自我を持つヌアン。

事故で足を悪くしてからは自ら都会に出ることができなくなり、
強がりながらもジンハーの約束を待って待って、

ジンハーからの唯一の贈り物を今も大切に抱えている、
思い出とともに生きている、ヌアン。


ヤーバよりジンハーの愛が薄くても、
村人総出で見送った「大学出」の、希望の星であるジンハーに
都会に連れ出してほしかったよね、
それは単なる恋の成就以上の、きらきらしい何かだったんだよね。

「私は不幸ではない、愛されているからいいんだ」 と
自らに言い聞かせながら、どんどんかたくなな表情になっていく
あなたのことが、私にはよくわかるよ。


誰も悪くはないのです。
ヌアンを忘れたジンハーも、無茶をしてヌアンを手に入れたヤーバも。

だから、迎えに来なかったジンハーを責める気持ちは
まったくありません。
そんなの、言葉は悪いけど「忘れて当然」だと思うし。


私が憤ろしいのは、ただ一点。


「私なら平気よ、子どもがいるから……」
そんなセリフをうつむいて寂しくつぶやく女が、「愛されているから幸せ
なのだと、この主人公が本気で思ってしまうところです。


その、度し難いおめでたさ、鈍感さ。

腹が立った後に、ふと苦笑してしまいました。

まあ、男というのは、こういう考え方をするのかもしれん。


ジンハーとヤーバ。
ふたりの男の勝手な思惑と懺悔に、ぐちゃぐちゃに踏みしだかれるヌアン、
怒りを表明することすらろくにできず、鬱屈する「なにか」を言葉にする術も、
解決の糸口もなく、このままここで老いていくのだろうヌアンを、

サディスティックに鑑賞することができる方には、おすすめです。


どっかのフェミな団体から苦情来ないのか、この映画。



読書日記 7/4

読書日記です。


川上弘美 「古道具 中野商店」 (新潮社)

 すっかり肌になじんだ川上弘美節。
 相変わらずですが、その相変わらずさが、いいのです。

 川上弘美は、「とってつけたような茫洋」たる文学的な
 表現をするから苦手だと言った友人がいました。
 私は川上弘美の、その「とってつけたる茫洋さや身体の表現」
 を愛しています。 

 それぞれが少しずつ不器用な人々の物語は、
 川原泉の世界とも少し共通するような気がします。

 私は、小・中学生の頃、ずいぶん川原泉が好きでした。
 その気持ちで、今は川上弘美を読んでいるかもしれません。


リリー・フランキー「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」

 こちらも、肌になじんだリリーさんの節回しです。
 エッセイよりも少しだけ、硬い話の運び。
 唐突に日本語が乱れる部分もありますが、ご愛敬ということで。

 淡々とした何気ない場面に、不意に泣いてしまいました。
 今の若い人からは失われてしまった濃厚な福岡の方言も、
 私にはなつかしいばかりです。
 まだ半分しか読んでいませんので、読了したら感想を書きます。


他、デザインと現代アートの資料本を数冊。
特に書くことなし。


映画「サイドウェイ」

3日の日曜日、王子が草野球に行っちゃったので、
下高井戸シネマに映画に行ってきました。


映画は、一人で行くのが好きです。

誰かと行くのもそれはそれで楽しいけれど、
終わってすぐにしゃべるとこぼれてしまいそうで。

しばらく黙って温めていたい気がするのです。

(…いい映画の場合は。
くだらない映画は、「金返せー!」と言い合って楽しみたい)


さて、本題。

サイドウェイを見ました。

あらすじ***

30代後半、冴えない小説家志望の英語教師マイルスは、
大のワイン好き、ワイン通。妻と2年前に離婚してから、
未練タラタラ、沈みっぱなしで、安定剤が手放せない。

ジャックはかつてはそこそこ売れていた二枚目俳優。
陽気で遊び人、かつ女性関係に懲りることを知らないが、
そろそろ落ち着く頃だと観念し、結婚を控えている。

やっと書き上げた長編小説を出版社に渡したマイルスと
1週間後に結婚式のあるジャックは、
出版の前祝いと結婚祝いを兼ねて旅に出た。

ワイン三昧、グルメ三昧、ゴルフ三昧の気楽な男二人旅…
の予定が、ジャックの狙いはガールハント。
「結婚前にやりまくる!いいか、陰気な顔して俺の邪魔をするな!」

旅の途中、昔よく足を運んでいたワインバーに立ち寄ったマイルスは
ウェイトレスのマヤと急速に接近する。
かつて結婚していたマヤも、今は離婚して独り身だった。

マヤとマイルス、マヤの友人ステファニーと、彼女を口説き落とした
ジャックの4人は、ピクニックにワイナリー巡りなど、
楽しい時間を過ごす。

お互いに好意を寄せ合うマイルスとマヤだが、自信を喪失し、
臆病になっているマイルスは、美しく聡明なマヤに対して
なかなか1歩を踏み出せない。
やがて、旅の期限、1週間がやってきた……。

(あらすじおわり。うーん、長くなっちゃったわ)***


たいした事件もないのに、最後まで楽しく見られました。

主人公は冴えない中年男ですが、物語は正統派の
ボーイミーツガールです。


小難しいこと、抜き。
「アメリカ映画の良さ」を久々に堪能しました。


なんだか…なんだか無性に恋がしたくなっちゃったよー!


ワインにうるさく、小難しい純文学を書いているけれど
臆病で不安定で、すぐにキレるマイルス。

どうせ俺なんか、と言いつつ出版を夢見る中年男の、
突き出た腹とハゲっぷり、悲哀あふるる佇まい。

これは「男の人の可愛らしさ」の、一方の極みでしょう。
濡れた犬のように哀れで、思わず、

「大丈夫、元気を出して、あなたは素敵な人よ」

なんて慰めたくなってしまいます。 いかんいかん。

対するジャックは単純で陽気なマッチョイケイケおじさんですが、
「おまえは小説を書き、ワインを飲む人間だ。
俺のこの持て余すような飢えはわからない」(セリフうろ覚え)
と、ナンパへと自らを駆り立てるどうしようもない「何か」を語ったり、

「安定剤を飲んでるのか?薬なんてクソだ、ペニスを使え!」
と離婚の傷から立ち直れないマイルスをどやしたりと、
なかなか名言が多いのであります。

そして、ハプニングから結婚指輪を浮気相手の家に置いてきたと
わかったとたん、みるみるべそをかいて、
「あれがないと、クリスティーヌ(婚約者)に捨てられてしまう、
彼女を失うことだけは耐えられない!」
と子どものようにぐしゃぐしゃに泣き始めるシーンったら!

さんざん浮気しといてそれかよ、ったく男ってヤツは!

と、毒づきながらも、「やばい、かわいい…」と思ってしまった女は
私だけではあるまいっ。
これまた「男の人の可愛らしさ」の、東の横綱なのでした。


つまり、
「ホントにもう、しょうがないんだから」 という言葉を
女から引き出すことのできる男が、「可愛い男」なのだな。

ひとつ賢くなりました。


他に印象深かったことなど、ひとつふたつ。

<登場人物がみんな普通にダサイ>

アメリカ西海岸の、ごく普通の人たちって、そういえばこんな
格好していたな、と思い出しました。
日本のおっさんとそれほど違いはありません。
雰囲気がよく出ていました。

<マヤ(ヴァージニア・マドセン)の知的な美しさがイイ!>

これぞ、大人の女性ならではの魅力!
ハタチの娘の隣にいても、確実にマヤは男の目を惹くでしょう。

知性とは、自分をよく知っているということです。
40才を過ぎたら女はこうありたいなあ。素晴らしい。

そして、ワイン通のマヤが語っていわく、

「ワインは人生に似ているわ。
ピークを迎える日まで、日ごとに熟成し、複雑になっていく。

ピークを境にワインはゆっくり坂を下りはじめるの。
けれど、そんな味わいも捨てがたい…」

こんな言葉でやんわりとマイルスを誘うマヤの優しさと、色気!

…痺れました。


全体的には、明るく笑えるコメディタッチです。
ピークを過ぎた大人の方にも、
「年を取ったらいいことなんてなさそう」なんて思っている
若いあんちゃんにも、おすすめします。

素敵な映画でしたよ。



梅酒の梅が

あーあーあーあーあー。


まるまる太った梅を買って、
さあ今年は新婚らしくはりきって梅酒漬けてやるぜ!

と思っていたのに、

気に入った瓶が見つからなくてモタモタモタモタしてるうちに、


梅が腐った


気が付けばもう7月なんですね…。
カビるはずだ…。



所感、いくつか

昨日のミュージカルバトンに対して、追記。

私は音楽を聴きませんと答えましたが(そしてそれは事実ですが)、

じゃあ 「ブックバトン」だったら答えるか、というと、
やっぱり断ったと思います。


誰かが、
「若崎さんはどんな曲を聞いてるの?(本を読んでるの?)」と、

【私だけに向けて】質問を発してくれたら、いくらでも答えます。
はりきって。

誰のタメになるかが (そして誰かのタメになるということも)、
ハッキリしてますから。
労力を使うことが、虚しくない。

うまく言えませんが、断った理由は、そういうことなのだと思います。


* * *


話は変わりまして。

王子は本日はゴルフに行っております。
会社ゴルフね。なんとか杯、とかいうヤツです。


王子はゴルフが割と好きで、たまに行ってます。
「ゆーきちゃんも一緒にやろうよー」と誘ってくるのですが、


ゴルフだけはしないよ、わたしゃ。


あんなだだっぴろい面積を使う環境破壊スポーツ、
狭い日本でやるんじゃねえ! という義憤みたいなもんがひとつ、

ウェアがかっこわるい、ゴルフ選手に好きな体型や顔の人がいない、
ゲーム展開がとろくて好きになれない、
という個人的な美意識の問題がひとつ、

朝早く起きて田舎に移動したり、なんだかんだ金がかかったり、
生活スタイルに合わない、という理由がひとつ。


「やると楽しいんだよ」と言われますが、ヤなもんはヤだ。

ゴルフなんかやるもんか同盟、同志モトム。


* * *

<読書日記>
昨日の2冊の残りを読みました。

あと、アマゾンで買ったマンガ3冊。
どれも取り立てて面白くなかったので、タイトルは書きません。

ああ。痺れるほど面白いマンガが読みたいよう。


* * *

さてと。

明日〆切の原稿3本も仕上げたことだし、
ごはんの準備でもするかー。

やれやれ・・・。


ミュージカルバトン

誰かが始めたらしいバトンをもらってしまいました。

発祥はオランダ?らしいのですが、なんなんですか、これ。

・今パソコンに入っている音楽ファイルの容量
・最後に買ったCD
・今聴いている曲
・よく聞く、または特別な思い入れのある5曲
・バトンを渡す相手5人の名前(+ブログ等のURL)

この5つに答えるという遊びのようです。


こーゆーのって誰かが得をしてるんだと思うんですけど。誰?
それとも繋がっていくのが面白いの?
害のないチェーンメールみたいなもん?

はてなダイアリーによると

  1本が5本になる不思議なバトン。
  ちなみに「baton」には「指揮棒」という意味もありますので
  ブログ上の繋がりを終わらせることも指揮者の手にゆだねられています。

といういことですので、私のとこは終わらせます。
1〜4には「なし」としか答えられないし、
心から賛同できないものを他人に回すのもどうかと思いますので。


「そんなこと言わないでウチに回して」という方がいらっしゃったら
指名しますので、
tsuruki_2001@yahoo.co.jp まで申告してくだされ。


二足歩行のタコでトラバした麒麟さんとこに
なにかウラミがあるわけじゃー全然ないんです。ホント。

バトンだってたいして害のない遊びのようなもんだろうと思うし。


でもなあ。わたし、音楽って聞かないんですよ。

ぜんっぜん。まったく。

カラオケの練習のためにたまーにレンタルするくらい。
それだって何年前のことだか。


活字中毒で芝居好きっていう部分に「ゲージュツ鑑賞能力」を
持ってかれてるらしく、音楽はからっきし。
美術館にもよく行くし、映画も好きです。カラオケもヘタじゃない。

でも、音楽鑑賞は、さっぱり。
むしろ異様にナーバスです。

日本語の歌詞の歌が流れる場所でご飯を食べてると、
消化不良になっちゃうくらいに。

(この歌詞の流れ、なんなの?…とかグルグル考えてしまうのです。
kiroro全盛期には本当に胃が重くて苦労しました。
当然、ラジオやテレビをつけてご飯食べるなんて無理。)

洋楽も、ものによっては落ち着かないし、
クラシックは興奮しちゃってじっとしてられません。

スパニッシュギターに凝ったときは不眠症になったし、
初めてフランクザッパ聞いたときは丸一日寝込みました。


ナーバス。


世の中には音楽を必要としない人だっているんだい。

「でも…やっぱり、少数派なの?私って…」
と、暗く落ち込んだ夜なのでした。


読書日記

読書日記の前に。

「軽くヤバい」っていうあのCM。。。

むかつくんですけど!!

その異様な痩せ方のどこがヤバイっつーんだ、静香、ありさ。

自慢?それって自慢!?

痩せてる女が「最近太っちゃってー」とかいうのを聞いてるのと、

そしてまた
「もっとカワイク生まれてきたかったわ」と美人のMちゃんが言う度に
「それはあれか、私に『おめーみたいなブス生きてる価値なし』
とでも言いたいわけか?」
とコメカミが引きつる感じと

同じ種類のムカツキがあるんですけどッ。


つーか、あの落ち目の微妙なキャストに対して
「あなたたちには、痩せることより他に気にすべきものがあるのでは」
という更に微妙な気持ちがオーバーラップして、
いったい自分がどこに腹を立ててるのかわかんなくなっちゃって。

これが眞鍋かをりちゃんだったら、
「こんなに売れっ子で若くて可愛いのにー。かをりちゃんたら、自慢?」って
ほほえましく流せるけどさ、

静香に言われたくねー。
もっと他のこと頑張ってちゃんと生き残れよ、静香!

みたいな。
なんかいろんな意味でムカツクのな。玄妙な味わいだ。


あっ、ハニカミに東儀秀樹さんが出てる。
(話が変わってすみません、いまテレビつけました)

こういう、いかにも「女ったらし」な顔の人、大好き。
すごい偏見だけど、「マザコン男を甘やかす種類の女」にモテそう。
男の顔はさー、やらしくないといけませんよ。
王子の顔も、上品なやらしさがあるから大好き。
(やらしい顔って、あぶらぎって飢えてる顔ってことじゃないよ。
上品なやらしさは、余裕から生まれるんだから。
モテる人ほどいい色気があって、よりモテる。よ。たぶん。)


閑話休題。

忘れてました、読書日記。
ちゃんとした書評ではアリマセン。
このブログでは書評はしない予定ですので、ツブヤキです。


・ 「からくり民主主義」 高橋秀実 / 草思社

日垣隆さん主宰の「文筆向上委員会」で
新潮社の編集の方にオススメされたもの。

非常に面白いのです。
もう、げらげら笑っちゃって。こんなに本で笑ったのも久々です。

まだ半分くらいしか読んでいませんが、
「親切部隊」には腹がよじれるくらい笑いました。

大好き、こういう皮肉屋さん。

カッチリしたノンフィクションより緩いテンションなので
気楽に読めますよ。
脳が疲れたときにも問題意識サプライ。ありがたいです。


・ 「起業バカ」 渡辺仁 /光文社

キャッチフレーズは、
「世の中そんなに甘くない。起業の数ほどワナがある。」

日垣隆さんの有料メルマガ「ガッキィファイター」で
お薦めされていた本です。

まさしく「起業バカ」である王子に読ませたいっ。
うちの王子様ったら、起業したい起業したいと、まったくもー。

王子はちょっと型破りな部分も持ち合わせたデキル男で
問題解決能力と胆力に優れていると認めていますが、それだって
「会社員としての優秀さ」 なのでは、と、私は思っております。

リーマンバカ(会社病)で、活字バカ(新聞病)。
加えて、挫折知らずのおぼっちゃん。

悪いことじゃないです、どっちがエライってもんじゃないんだから、
せっかくサラリーマンとしての才能に恵まれているのに
それを投げ出すこともないのではないかと。

冷静になるヒントならこの本には満載されてます。

それでもやるってんなら、地獄の底までお付き合いしますが、
私は私で稼げるよーに頑張ります。

んで、王子にトイチで貸すの。
それこそ今はまだまだまだ夢物語ですわね。くうーガンバルぞっ!!


浜田山 「勘六」

お寿司を食べに行ってきました。

「今日は忙しかったから、料理したくないよぅ」と電話でSOSしたら、
「じゃあ、お寿司に連れて行ってあげる」と
王子が粋な提案をしてくれたのです。ええーっ、いいのぉ?

わーい!!!
おすしっ、おすしっ!!!

ということで、会社帰りの王子と浜田山で待ち合わせして、
「すし屋の勘六」に行って参りました。

王子と私のお気に入り寿司屋さんです。
値段の割りにとても美味しいので、おすすめします。

オススメしたからにはお値段の話を最初にしてしまいますと、

ふたり合わせてビール2杯と日本酒を4合飲んで、
刺身、焼き物、揚げ物まで一通り酒肴をいただいて、
最後に数貫お鮨を握ってもらって、今回は計22,000円でした。

(鮨しか食べなければ、かなりリーズナブルなお店ですよ、
うちらは酒肴をたのむせいで、お高い)

何度か行きましたが、13,000円のときもあれば、
19,000円のときもあり、多少ばらつきが。

頼んでいる鮨自体は、貫数も種類もだいたい同じなので、
「おまかせ」で出てくる酒肴によって値段が違ってくるのでしょう。

一人1万はちょっと高い!という日は、
最初から予算を伝えれば大丈夫なんじゃないでしょうか。


あと、職人さんが3〜4人、カウンターにポジショニングしています。
それぞれ腕が違うので、お気に入りの人の前に座れたらラッキー。

(メールくだされば、私のお気に入りの方をお教えします)

同じお店の職人さんなのに、出てくる鮨の味が違います。
同じ鮨飯を使っている、同じ寿司屋なのに、
腕によってここまで味が違うのかー、と思うと面白い。

確かに、海辺の民宿で出てくるお鮨は、
新鮮なお魚を使っているのに、そこまで美味しくはありません。
材料だけの勝負じゃないってことですよね。

腕ひとつで味が劇的に違ってくる、
だから、鮨はうまい寿司屋で食べるのが一番!です。

ではでは、実際に食べたものラインナップ。


お通しは、まぐろの煮物でした。甘辛くて食欲が湧きます。

まず、アイナメとシマアジの刺身。

0629_kanroku_ainame

コリコリした歯ごたえの奥から、ジュワッと吹き出す脂が
淡泊なのに旨味たっぷり。

アイナメって、普通はこんなに美味しい魚じゃない!
どうやったらこうなるの?と、不思議でなりません。
「いま、おろしたばかりですよ」ということですが、それにしたって。


次に、アジと、〆サバ。写真なし。

これこれこれこれこれこれこれッ!この〆サバだあ!
私の愛する締め加減は、コレ!

ホントに軽く、さっと締めたもの、
身の内部は桜色に透き通っていて歯ごたえがあり、
酢の酸味が鼻につかず、身の甘さの方が勝っているもの。

うきーっ、幸せっ。

そして、アジがまた。
王子が絶句したあと、「これ、アジ?」と言ったアジ。

口に入れて、一度噛むだけで、スーッと体温にトロケてしまう、
極上のアジなのです。アジのトロというか。
まったく魚くさくない、上品な香り。うーん、これ、アジなの?


ああ。字数がいくらあっても足りないからちゃっちゃといかなきゃ。


ヒモキュウ。赤貝のヒモがコリコリしていて美味しゅうございました。
口の中がサッパリします。


次は、じゃーん。ウニ!

0629_kanroku_uni

まるまる一個、ぱっくんと上を切り取った豪快なウニくんです。
スプーンですくっていただきます。
自然の塩気があるので、醤油はつけずに、そのまま。

あっまーい!しつこくない甘み!舌の上に苦みが残らない!


ウニって強烈かつ濃厚、という印象があったのだけど、
新鮮なウニは 味も香りも優しいものだと知りました。

舌に載せたとたんにスッと液化し、上品な香気に変じてしまう
奥ゆかしい儚さ。これがウニなのかあ。まいったなあ。

間髪を入れず、アユの塩焼き!

0629_kanroku_ayu

踊り串もみずみずしい、香り高いアユです。美しいなあ…。

背骨を除いて、小骨も皮もすべていただきました。
あたりまえだけど一応言っとくと、美味しかったです。非常に。

日本酒、2合瓶、追加ね!(アイヨッ)


えーっと、まだ酒肴が続きます。


白海老の唐揚げ。
富山の貴重な白海老が豪快に皿に盛られて来ました。

1尾の大きさがとても大きく、大人の小指くらい。
皮が柔らかくて海老のきつい香りがなく、素敵な酒のつまみです。

それから最後にタイラガイの焼き物。
醤油で焼いたタイラガイを、磯辺焼きのように海苔にくるんだもの。
磯の香りのダブルパンチ!

手で持って、焼きたてをハフハフ食べます。海苔との相性が最高。
この日本酒キラーめッ!うまいっつーの!


(……いま、書いてて思ったけど、この狼藉ぶりはなんでしょう。

寿司屋で、旬のうまい肴ばかりを食べまくって、酒を飲んで、

これで鮨を握ってもらって、一人1万で済んだなんて・・・)


ここから、握りに行きました。ひとり1貫ずつ握っていただきます。

まずクルマエビ。
踊りを頼むと、頭も調理していただけますが、今日は蒸したものを。

縞目もくっきり赤く美しく、やはり海老の王者です。

生きているときも玄妙な虹色の甲殻にウットリしますし、
見ても食べても素敵なクルマエビ様。愛してます。

中トロ。ほとんど大トロでした。暴力的な脂の旨味は最高!

トリガイ、アカガイ。ミルキーな甘みと磯の香りが素晴らしい。

イカ。普通においしい。イカゲソ。甘だれがぴったり。

カツオ。臭みがなく、やわらかでふわふわ。

ボタンエビ。生の海老の甘みを堪能。

アナゴ。口蓋でフワリとトロケます。甘さといい、柔らかさといい、
ここのアナゴ、大好きです。香ばしくって。

たまご。あまり甘くないので私も食べられます。美味しい。


うわー、あんだけ酒肴を食べといて、ひとり10貫も喰ってるよ…。
だって、だってだって美味しいんだもん!!

酒肴には多少の当たりはずれがあるのですが、本日は最高でした。

生きててよかったー!(人間が小さいぞ)


しつこいようですが、これだけの狼藉を尽くして、
ふたりで22,000円ですよ!

オススメする意味、わかっていただけましたでしょうか。

お近くにお住まいのかた、是非是非。



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