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2005年9月

いろいろな出会いに感謝

新しいお仕事が2件決まりました。
まったく新しい会社、新しい人とのお仕事です。

やったことのない分野なので、かなり意欲もりもり。

求めよ、さらば与えられん。 真実かも、です。

こういう分野のものを書いてみたいなー、と思うと、
なぜか案件が降ってくるんですよね。どこからか。

しばらくはこの状態でお仕事していきたいと思ってます。


きっと、降ってくる仕事では満足できなくなって、
自分から切り開いていかなければいけない時も来ると
思うのです。
時間や、報酬的な痛みもともないつつ。


でも、今しばらくは、これでいいんじゃないかと思ってます。
やりたい! と願ったことを、運命が運んできてくれているから。


逆らわずに、身を任せます。

いろんな経験ができる今の環境に、ひたすら感謝感謝。
収入的にもぐんぐん増えてるし、いい流れです。


再びラスト・オブ・モヒカン

ラスト・オブ・モヒカンを借りてきて再度見まして、
ずっと心がそっちに捕らわれてて仕事になりません。

気を抜くと「ちゃーらららーららららー♪」と
壮大なテーマソングが頭の中で響き渡るのです。


ラストのキメセリフをなんでチンガチュックは英語で言うかな
とかなんとか、ディテールに文句をつけようとすればいくらでも
言えるんだけれども、

ファンだとか、好きだとか、
そういう、ある種 「心神耗弱」 した思いは、細かい事情を
すべて超えるのですだー! (ですだってのもアレだが)


恋と同じで、盲目なのさ。


とにかく理想的な映画なので、ホント、だめです。
捕らわれちゃってねえ。もう。

「あー、映画を観た!!」って思わせてくれる、
読後感、じゃなくて、なに?観た後の感じのことなんだけど、
ドラマじゃありえない濃いものが残るんですよ。
どういうのかしら。 残尿感じゃなくてー、えーと、とにかく
名残があるんです。映画やなあ、っていう感動の余韻が。
そこも好き。


でも何がそこまで私をハマらせるかというと、
やっぱり「命がけの愛」というモチーフだと思います。
日常にないもの。

もちろん、「ゆるやかな命がけ」ならば、
いつだって私たちは体験しているのだけれど。今もね。
時間は、命だし。未来も、命だし。


でも、殺されそうな女を救うため、身体を張って一直線に
草原を駆けてくる男の顔、そのスピード、緊張感、
そういう「本気」にお目にかかれることって、ないじゃない。

で、現代のお話しだと、ドンパチやってても、「設定です」って
感じで現実感がないんだけど、開拓期のアメリカでは
実際にこういうことはいくらでもあったんだろうな、って思うの。


ただ生きるだけで生活がいっぱいいっぱいな時代に、
身体ぜんぶをつかって、空気をはらむマストみたいに、
すべてを受け止めて生きてゆく男と女の姿は、

SEだとかライターだとかいう頭ばかりをつかって生きている
私に、たまらないものを見せてくれます。


というわけで、今回もファンコール日記でした。
映画自体は、好き嫌いが別れるので、特にすすめません。


内容はですね、

アメリカ大陸の覇権を巡る英仏戦争に、
ネイティブアメリカンが巻き込まれ、
次第に滅亡してゆく姿をシリアスに描く……

ふりをしたハーレクインロマンスです。


ちなみに王子は感動してました。映画っぽい映画だ!って。

みなさんも気をつけて…

昨日から、風邪を引いております。

たぶん、旅行博の帰り、電車がすごく寒かったせいです。
「あっ、やられたっ!」という悪寒が走ったもん、あのとき。


頭痛と寒気がひどくて、集中力がない…ふらふらふら。


ビタミンCを飲んで、あったかくしてるんですが、
なかなか快方に向かわないなあ…
(仕事するせいだがしかし〆切が ←5・7・5だね)


食欲はかろうじてありますが、油ものはNG。
なんともいえないだるさで、
文章をだだだーっと書くだけの体力がありません。


みなさんもお気をつけて。
季節の変わり目ですからね…ふらふらふら。


ゴが出た

連休も仕事にいそしむ私の代わりに夕食の準備を
してくれる王子さま。
いちお、メインのホイル焼きと焼き茄子は私が作ったけど、
味噌汁と片付けは王子におまかせしてたのです。

感謝の念をいだきつつキーボードを叩いていた私の耳に
キャーという絹を裂くように可憐な悲鳴が!!


「どっ、どしたの?やけどした?」
キッチンにかけこむと、


「だめ!早くドア閉めて!」

「なに?なになになに?」

「ゴ×××が出たんだよーッ!」

「○ζδ×△□γ!※▲§!!!」


声にならない悲鳴を飲み込み、
マッハでキッチンから脱出しドアをガツンと閉める私。
王子がどすんばたんとゴと格闘する音がします。


「しとめたー」


そうかっ、よかった!ありがとうお疲れ!

と、ドア越しに言いました。

ゴのいた部屋に入りたくないんだもん。
薄情ですまんがカンベンしてくれたまえ。



夕飯の時間は和やかに流れ、秋鮭とキノコのホイル焼きも
王子のお味噌汁も美味しく、満足満足。
ごちそうさまをして、片付けにかかります。


そのとき、私の視界を過ぎる怪しい影が…影が……


「あんぎゃーーーっ!!!」


また出たんですよぉ!ゴが!ゴが!ゴがーッ!!!


「王子ーっ!出た、出たよう!」

そう言い残し、リビングを全速離脱!しゅわっち!

いやがる王子とゴを強引にリビングに閉じこめ、
私はひたすら別室で経過を待っておりました。


うちは一階なので、どうしても入って来ちゃうんです。
隣は公園で、ゴミ箱もあるし。


ま、それはともかくさ。

1匹やっつけたから、今日はもう見ないだろうと油断してたし
夕飯のあとで無防備にくつろいでたし
本当に衝撃でした。どきどきどき。

ゴの部屋に閉じこめちゃってすまんね、王子!
いざとなると私ってかなりエゴイストだな。
ううむ。ヤなことに気づいた。

自分の悲鳴が王子のより野太いという発見も
ライトにショックだし ( ̄ロ ̄lll)


「これで殺人事件が起きたら、2階の人は
”そういえば悲鳴を聞きました” とか証言するよねー」


王子はそう言っておおらかに笑ってました。

多謝!


旅行博に行きました

東京ビッグサイトで行なわれている「旅行博」に
行ってきました。

旅行博は、アジア最大級の旅行イベントです。
110カ国のブースが立ち並び、その国の紹介パネルや、
民族音楽や踊りの実演が見られます。特産品販売もあり。

普段、なじみのない国のショーが見られたり、
パンフレットをもらえたり、ビデオ映像を見たりできます。
コーヒーや紅茶の美味しい国のブースでは、試飲もOK。

旅行会社もいろいろと出展してます。
「こだわり旅」「大人の旅」などのテーマで
セミナーや相談コーナーがあるので、特定地域に強い
旅行社に生の現地情報を聴いたりできるようです。

9/23、24の二日間が一般開場日なので、明日までですね。


以前、マガジンで旅行博を紹介した編集後記を書くための
取材なのでプレス章がもらえます。(撮影が可能になります)
せこいようだけど、入場無料が嬉しいねー♪
(同行の王子はちゃんと入場料を払いましたよ)

しかし…

3連休の最初だからか、とにかくすごい人出!
これで人の数が半分だったら、かなり楽しかったはず…。


どこのブースもゆっくり見られないし、ブース担当の
現地の人と会話もできない状態です。
人の波に流れ流されるばかり…楽しめなーい!

福引きやアンケートプレゼントもいろいろな国のコーナーで
行なわれているのですが、並びすぎてます!
すぐに「ここまでで打ち止め」の係員が来てしまう。


疲れ果てて帰ってきました。


あ、でも行く価値はあると思います。
「地球の歩き方」を全巻揃えている人には意味なしかも
しれませんが、いろんな国の情報がライブでわかるのは
興味深かったですよ。

「この国って、こういう面を売り出したいんだ!」
という発見があるところがね。

たとえばインドは、幻想の国インド、というテーマで
ヨガとアーユルヴェーダを前面に出してました。
私としてはインドの魅力ってそこじゃないんですけど、
国としてはこれで押すんだなーと思いました。
政府観光局の出展なので。

あと、中東はやる気のないブースが多かった…
なんの展示もなくて、パンフを3つ置いてるだけ、とか、
金を払ってブース出してる意味が不明。
観光地ドバイは力が入ってましたが。


今、一番行ってみたい国であるチュニジアのブースからは
旅行社発行でないパンフレットなどをもらってきました。

来年はチュニジアに行くんだ♪


「ラスト・オブ・モヒカン」が欲しい!

どうして出たときに買っておかなかったんだろー。
(DVD自体をもってなかったせいもあるが)
絶版になっちゃってますね。くうっ。


ラスト・オブ・モヒカンのDVDがどーしても欲しいのです。
だれか売ってください。
1万円というオークション価格はありえなーい!と思うので
これからも地道に探す予定ではありますが。

違法手段でのコピーやダウンロードも辞さない覚悟です。


これ以上この映画のためにレンタルビデオ屋に
金を落としたくないんですよねー。

私のツボにハマル映画なんですよ。
命をかけた恋愛なんて、今の日本には落ちてないからねえ…。


ダニエルは暑苦しいけど、
エリック・シュウェイグは世界で一番
わたくし好みの容姿をしています。顔も身体も素敵。
「ミッシング」以降、どうしてるのかなー…。

マデリン・ストーもすごく好きなタイプの美女顔です。
原作ではダンカンが愛するのは混血のコーラじゃなくて
白人の妹の方だったような。
マデリン・ストーのミックス顔はコーラにぴったりでしたね。


仕方ないからラスト・オブ・モヒカンのサントラでも聴こう。
(サントラは高校生のときに買いました。
手元にあるのはいいけど、もう音がとびとびです)


秋刀魚のわた漬け、作りました

金曜日に、抑鬱をこじらせて会社を辞める一歩手前の
システム系友人カナダさん(30歳男子)と、
幡ヶ谷「たまははき」に行ってきました。

久々に飲んで食べておしゃべりして、という機会ですから、
下手に冒険して失敗するよりも確実にヒットな店を
選んだのです。

酒徒さんの日記に「秋刀魚のわた漬け」が載っていて
なんとも美味しそう、と思ったのも理由のひとつ。

飲み会は楽しくて、お互いの近況をしゃべりあい
愚痴を言い合い、自慢しあってるうちに終電を逃して
しまったのですが、
それはともかく「たまははき」は相変わらず美味でした。


で、そのとき、「この秋刀魚のわた漬け焼き、
家でもまねっこできないかなー」と思ったのです。

もちろん、お店みたいにできるわけがないんだけど、
ちょっとだけいつもの秋刀魚からバージョンアップした
美味しい焼き魚ができればいいや、って感じで。


で、本日、つくってみました。

(余談ですが、最近休日は昼も夜も王子がごはんをつくります。
私が休日も仕事してるせいで手持ちブタさんらしく、
料理に挑戦してみたところ、根が器用なのでみるみる腕を上げ、
楽しくなってきたみたいです。

香味野菜をバターで炒め、別鍋であさりを酒蒸しにして
スープを取ったあさりチャウダーなんて本気で美味なレベル。
本日も鍋一杯に肉じゃがとみそ汁を作ってくれました。
もちろん出汁から取って。おいしかったー!

それで私の存在意義がますます薄れちゃって…。
掃除洗濯ごみ捨て布団干しなど王子がやってるんで、
いったい何をすればいいかと考えるも結論が出ず、
「…いるだけでいい!」と自分で自分に言い聞かせて
開き直っている状態です。料理は最後の砦だったのにー!
王子は「ゆーきちゃんなんかリストラだ!」とよく言ってます)


漬ける時間は半日。本当はもっと長く漬けるものかも
しれませんが、時間がないし。

まったくの自己流ですが、取り出したワタから
極度に血臭い部分だけ除いて、包丁でたたいたあと、
酒と醤油と塩でのばして、秋刀魚の腹の中と外に塗りつけ、
タッパにいれて室温放置しました。

ときどき秋刀魚を返して、まんべんなくワタをまぶすように
つけ込みます。わくわく。うーん、ワタってあぶらっぽいなー。


で、回りを軽く拭いてグリルでじりじりと焼きました。


結論。

ばったもんですが、いつもの焼き魚よりも小味が利いてて
うまかったですよ!

味があるっていうか、秋刀魚らしい味っていうか、
うまみが濃厚になったのです。
ワタの酵素のせいか、身も柔らかくなりました。

今度はもうちょっと塩を強めて、冷蔵庫で2日くらい
漬けてみます。あーこういう工夫って楽しいなあ!

お金がかからないし!(重要)


あ、王子の肉じゃがもとても美味しかったですよ。
じゃがもまったく崩れてなかったし、
にんじんもきれいに面取りしてありました。さすがっ!


***


月に10万円で暮らせるナントカっていう番組総集編で
本日神津島のminaちゃん夫妻をみました。

番組の趣旨からは外れてますが、
仲のいい、おにあいの夫婦って、
見ているだけで幸せだなーって思いましたよ。

私はといえば、惚れた相手と暮らせるっていう奇跡に
どんどん麻痺していく日常です。

惚れっぽくもない私が、まず誰かを「好きッ!」と思っただけで
すごいことなのに(そんなの一生に何回もあるこっちゃないよ)、
その相手と今は一緒に暮らしていて、
家事して仕事して、私のことをいつも気にしてくれてる。

麻痺しちゃいかん、
いかんなあー、いかんなあー、と思ったのでした。



ありがとう、さようなら

イヤな言い方になるけれども、
賞味期限のある友人関係ってのが存在するなあ、
と思うことがある。


私が変わったのかも知れない、
相手が変わったのかも知れない、
その両方かもしれない。

どちらが悪いということではないのかもしれない。


だけど、これ以上つきあっていても時間のムダだ、と
感じる苦痛は、できるだけ人生から省かなければ。


話をしていて、スリルを感じない関係には興味がない。
スクープでもない他人のうわさ話や、発展性のない自己分析
(イコール自分が動き出さない言い訳?)、
「成長したい」と望まない人たちとの、たらたらしたお酒、
意味のないおしゃべり、マイナスに引っ張られる磁力。

命を削り与えるには、あまりにももったいないから、
いままでありがとう、の思いをこめて、切り捨てる。


ムダはムダとして、そこにあっていい、
気晴らしとして、楽しみとして。

問題は、気晴らしにも楽しみにもならないムダなんだ。


だから、ごめんね。

きらっていいよ、ののしっていいよ。
それすら私には届かなくなっちゃったから。




仕事の内容も、自分を取り巻く環境も、
大きな流れの中で変わり続けている毎日。

さまざまなものをリストラクチャーしなきゃいけない節目が、
人生には何度かあるのだと思う。


ウィーンに行きたい!

 
ウィーンにいきたーい!!!!!

ただいま、世界遺産のムックをつくっておりまする。
いろんな国を一夜漬けしてライティング中。


編集さんの好意で、行ったことのある国を優先してまわしてもらってます。
で、現在、ウィーン歴史地区を調べていまして…


あーここ行ったなあ! とか、ここは時間がなくてあきらめたんだ!
とか、思い出がぽろぽろ出てきちゃって。

また行きたくてたまらなくウズウズしております。


はい。急に飛んでいくかもしれません。


ヨーロッパに行ったのはウィーンが初めてだったので、もうノックアウトでしたよ。
その歴史の厚みと、異質感に。

「外国の歴史って、日本とぜんぜん違うんだなあ!」

と、バカみたいに口をあけっぱなしでした。



***


「グリュスゴット!」

最初に覚えた言葉。みながそういって微笑むから。こんにちは。

目があったら、自然に微笑む人たち。
エレベータで乗り合わせるだけで、挨拶をしあう。
不思議に思いながら、つられてまねをした。
グリュスゴット! こんにちは。神の祝福あらんことを!


ホイリゲの楽しみに、まずはおぼれた。

気軽に、気取らずにワインを飲みながら、
まっかになって笑いあうおじさんたち。世界共通、ビアホールみたい。

ウィーンの森で迷っちゃって、とことこ坂道を下りる途中で
ふと見つけたホイリゲは、アイスバインもケーセも、ジョッキになみなみと
つがれたグリューナベルトリーナも素敵に美味しかった。
山の中腹をわたる風も、とても爽やかで。


世紀末芸術の都。
ずっとずっと本物が見たくてたまらなかったエゴン・シーレを生で見たときの、
殴られるような感動。
レオポルドミュージアム。


遠目に見て、あまりの美しさに走りだしてしまった
ベルベデーレ。一刻も早く近づきたくて。
大嫌いだったクリムトの「接吻」、実物をみたら偏見がふっとんでいった。
ひたすら静かで、抱きしめたくなるほど、切ない。
苦しいほど誰かを愛したいと思った。傷ついてもいいから愛したいと思った。
たいせつに、たいせつに、愛したいと。


ベートーベンフリーズに囲まれてうたた寝したセセッシオン。


歩いても歩いても広がる王宮の庭園。
誇らしげなカール大帝の銅像の下、すっかりクセになったミット・ガスの水を
一気に空けた。
ウィーンにしては日差しの強い5月。


ウィーンフィルのコンサート。
2階席のパイプ椅子は座り心地が悪かったけれど、クラシックオンチの私も
心がふるえた。
あまりにも、音が「生」で。
歴史にくすんだ石の壁や手すりに無防備にひっかかって、
雑音を連れたままここに届く音の、その、魅力。深み。
音質がクリアであることだけが、音響ではない。
小さな喫茶店で、目の前で奏でられているような、生きて到着する音。
最先端のコンサートホールでは感じたことのない感動。


食べ物は、なんといってもプラフッタのターフェルシュピッツ!
連日のコッテリした料理で参っていた胃にしみる牛のスープ、
それで伸ばしたほうれん草などのピュレ。
スープをとったあとの肉は、やわらかくほどけて喉をすべる。
今でも思い出すと胃がキュウと泣く。

期待したほどウィーンのトルテ類はおいしくなかったし、
パラチンケンは「これをクレープと言い張ったらフランス人に殺されるよ」
というほどまずかったけれど、
プラフッタがあるんだからどうでもいい、とまで思った。


石畳の街。
あるけば歴史にぶつかる街。
人は素朴で、あまりお洒落ではなく、売っている服も冴えないものばかり。

それなのにギャラリーや雑貨ショップは素敵なアートが満開で、
いろいろな店に立ち寄っては、誘惑に負けて花瓶やカードを買った。
気に入ったのは、ふくろうの花瓶。
レジに持って行くと店員の女性は、
「ナイスな選択だ、無名の、若いアーティストのものなのだが、
この花瓶には物語を感じる、彼は成功するだろう」と、
ドイツなまりの英語で語りながら、キャンドルをおまけにくれた。


たくさんの通り過ぎた風景たち。うつくしい街に、グリュスゴット!

今日もウィーンの人々に神の祝福あらんことを。




***


ここまでキレイにまとめといてなんですが、写真を一枚。
ベルベデーレ宮殿の彫刻です。

勝手につけたタイトルは
「ぜったいにヤッてるおっさんたち」


wien0001

うがー。


***

余談。

王宮に行って、シシィのことをなぜかすべて知っていることに気づいた。
そういえば、本をいろいろと読んだ記憶がある、
無意識にファンだったのかしら、と思って、ああ、違う、
そういえば高校生の頃、フランツ・ヨゼフにとても惹かれていた、と、思い出した。

あの神経質で沈痛な面持ちと、数々の悲劇にあった生涯。
私はフランツ1世の孤独に、ほとんど宗教的に入れあげていた。
その伴侶が、あのシシィなのであることにも。

生真面目で面白みのない不器用な王の、生涯でただ一度のわがままは、
奔放で利己的で、手に負えない獣の魂をもった、
妖精のように美しいシシィを妃にしたこと。

シシィが殺されたとき、フランツが侍従にもらしたとされる言葉、
「私がどれくらいあの人を愛したか、あなたにはわかるまい」
その静かさと激情が胸を打つ。

フランツはきっと、シシィが生涯自分を愛さなかったことを知っていたと思う。
本来の婚約者であったシシィの姉を断って、無理を通してシシィを妃にした
ときも、生涯この女が自分のものにならないことをわかっていたと思う。

それでも、手折った。
宮廷という、彼女には不似合いな檻に閉じ込めることを承知で、
ほとんど泣く泣く、彼女を自分のものにした。

そして、全力で彼女の無理に応えた。
宮廷を嫌う彼女に好きに旅行をさせ、斜陽の帝国のなかでひとりもくもくと、
馬車馬のように律儀に働いた。

シシィはそれを当然のように思い、決して満足せず、
「結婚は不合理な制度よ。30年も後悔しつづけているのに解消することも
できないわ」と言い放ち、なにひとつフランツに感謝することもないまま、
奔放な旅を重ね、あげく、あっけなく暴徒に刺されて死ぬ。天晴哉。


私には、男と女の関係の、あるひとつの典型に思えてならない。




仕事のはなし

最近、にっきがどんどんつまらなく簡素になっているのは
仕事で一日中文章を書いているからです。

無料のもんに労力を裂かないよう、体が無意識に選択してます。
脳みそくんたら、さぼりたがりやさん。

いやもう、忙しくって…。

でも、そろそろ他愛ない単発仕事を卒業したいなあ。
楽しくないわけではないのですが、労働とお金のバランスを
考えると、著しく効率が悪い。


楽しきゃいいやー、と思って転職したわけですけども、
ちょっとずつ心境も変わってきまして、

そろそろ仕事のステップを次に進めるときが来たってことよね、
と思っております。


さてさて。

いかがして突破すべきか。考えどころです。
(仕事の手は動かしつつ)

***

今日は神津島からチエコちゃんが泊まりに来ます。

ラ・ピッコラ・ターヴォラでピザです☆


今日は何の日?

本日9月11日は何の日でしょー。

「衆議院総選挙の日!」

あたり! …だけど違います!!


「アメリカ同時多発テロから4年!」

そうそう! …だけど外れです!!

さー、何の日だ何の日だー?

正解は………


「若崎の結婚記念日」なのでしたー☆

や、スミマセン…


これでよーやく1周年でござります。

本日は、最初の生活をスタートさせた笹塚にある
美味しいお店で、選挙の投票ついでにディナーです。
(引っ越してまだ一月なので、投票は笹塚)

うちの両親は、毎年結婚記念日に1泊デートしてました。
温泉とかじゃなくて、
夜景の綺麗なシティホテルにいろいろ行っていたみたい。
私と弟を祖父母に預け、ドライブのあと映画見てディナーして
泊まってプレゼントを買う、というコース。

オシャレをして、嬉しそうに父親と腕を組んででかける母親は、
子供の目にもとても美しく見えておりました。

(もともと母は普段着でさえイタリア製の服しか身につけず、
イメルダでも目指してるのかというほど靴を持ってる人なので、
めかし込むと目立った。若い頃は特に。)

その日のために洗車し、レストランを選ぶ父親も、
なんだか男だなー、って感じで。


そのためか、弟も私も、いまだに二人の結婚記念日を
しっかり記憶しております。


王子の家はそういうことをしなかったそうで、
「結婚記念日をお祝いしよう」と言うと、
「え?結婚記念日って祝うものなの?」みたいな反応。

そうかー、それぞれなんだなー、私が「派手に祝う」ものだ
という風に刷り込まれてきただけかーと思いました。


父母と比べると経済的に余裕のないうちらなので、
ディナーで乾杯。
もちろん、それで充分に嬉しいです♡


王子さま、これからも末永くヨロシクなの。


府中の焼き鳥さん

親友Mくんと飲みにいき、「そこにあったから」という理由で
ふらりと入った焼き鳥やさん、『地鶏やきとり さくらい』。

ぜんっぜん期待してなかったのに、美味しかったー!
かなり飲んだのに、二人で8000円は安い!

さりげなく莫久来もありました。
私はホヤがだいっきらいですが、莫久来はダイスキ☆なのです。
鶏のタタキもあり得ない量でした。

しかも佐久の花(特別純米)が 500円台で、ご機嫌。

写真を撮ったので、来週中にでもレポートしますね。


よかった

ふと、王子のことを、愛しいと思うときがある。


鏡に残された、歯磨きの飛沫。

ブラシに残った髪の毛。

しっとり濡れたTシャツの重さや、枕に残った汗の跡。

爪の破片の硬さ。


朝、いってらっしゃい、と送り出した後に残る、王子の断片。


その中で、私は仕事をする。ものを食べる。
昨日の夕刊をめくる。本を読む。窓をあけたてする。


恋しいわけではなく、会いたいと焦がれる思いもなく、
けれど、私はここにいていいのだと、ここにいれば大丈夫だと、
満たされたまま。


あの、王子の残していく控えめな断片はまるで、
家に結界を張るための呪具のようだ。


胸の内に湯が広がるような思い。
宗教心のない私にも、敬虔な気持ちになる瞬間が与えられる。


永遠を信じたいと思えるのなら、それはひとつの幸福ということ。


王子である必要はないのかもしれない。
王子でなければダメなのかもしれない。


だけど、会えてよかった。
と、思える人に出会えてよかった。


美味しいケーキの幸せ

仙川にあって、笹塚にないもの。


それは、美味しいケーキやさん♪


別にグルメっ子じゃないんだけど、
ケーキの好みのストライクゾーンが狭い私にジャストなお店、

それが「サロン・ドゥ・シェフ タケエ」。


んもう、ここの味にはかなりばっちりストライクゾーン
ど真ん中をドキューンと打ち抜かれましたよ。


「男魂(by逆境ナイン)」が貫通したようなインパクト。

ホント、ここの「ラクテシトロン」にはヤラレました。

酸っぱいレモンムース+甘めのビスキュイ+
コクのある甘さ控えめのミルクチョコクリームの組み合わせ。
絶妙という言葉はキミのためにあるんだ、ラクテシトロン!


その他、夏のスペシャリテであるびわのブラマンジェも
ふんわりあっさり味で美味でした。

甘さガッツリのケーキが好きな人には向きませんが、
軽いタッチのものがお好みの方にはかなりオススメです。

チョコレートをどっしり使ったケーキもあり、それがまた、
あんたケーキになったことに気づいてないんじゃない?
生チョコのつもりなんじゃない?
と、ケーキに注意したくなるような濃厚さ。でも甘さ控えめ。

でもねー、でもホントは、
地元のケーキ店「銀のすぷーん」や「パティスリーツルタ」の
シュークリームが食べたい…。

東京ってホントにうまいもんが少ないです。
(それなりの金を出さないと食べられない、というべきか)


すんごい雨ですわ

すっきなもの すっきなもの ダイヤモンド〜♪

by マージョだかドロンジョだか。


正しくはダイ「ナ」モンドでしたかね。

…ゆっとくけどタイムボカンをリアルでやってたとき
生まれてないですよ!


ダイアモンドがふっと頭に浮かんできたのは、
最近「パタリロ!」を読んでるから。古本屋で集めてます。

常春の国マリネラの産業はダイアモンドなんだよね。


将来、なりたい職業。性別は無視してくれ。
(豪雨で気が滅入ってるので、気楽なことを考えよう)

1.マリネラに移住し、宮殿で働く。

2.松芝電機に入って、八神課長(補佐代理心得)の下で働く。

  しかし「心得」っていったい…。
  八神さんのライバルの「課長代行待遇」も変だけど…待遇…。

  ガリクソンが息子にクワタと付けたことを知ったのも、
  八神さんのおかげです。

3.ガリの穴に入ってジャガーさんに笛を習う。

4.辺境にて、兵隊さんや神官さんたちのお手伝い。

5.一刻館に住みこみ、酒盛りしつつライターを続ける。

  (竹本くんや森田さんや真山のいる例の下宿でも可)

6.ユーリ・イシュタルの側近として、子守。

7.青比古を見守りつつ、桂さんのお手伝いをする。

8.エドガーの仲間になって、世界を放浪(職業じゃないぞ)。

9.奥日光の姫御前の遊び相手に雇われる。命がけだ。

10.海江田艦長のいる潜水艦の乗組員。
   もしくは、キラ船長のいる宇宙船の乗組員。


うーん、止まらないですね。(全部マンガです)


こんな時間になっちゃって…

AM3:00。

仕事してます。


仕事していますとも。ああ、仕事だよ。


眠さを通り越してハイですよ。
「朦朧とハイ」ですよ。わかりますか、この妙なハイさが。


某誌、明日が校了日なのです。
(変換一発目「荒涼美」と出たぞATOK。かわいいヤツめ…)

こんな時間になっても、五月雨式に「こんな原稿を書いて」
という指示が来ます。それをプチプチとこなして送り返します。
するとまた資料と指示が…エンドレス。


なんせ五月雨式なので、眠ることができません。

とうぜん、編集者も寝ておりません。


しかも指示と指示のあいまに来週の仕事をこなしたりする
なんだか昼より勤勉な私がいます。

ワタシ、なぜ別の仕事までしてるか?
ワケ分からないアルよ。


と、もうろうとハイになっている間に次の指示が来ました。
仕事にもどります。しゅわっち!


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