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若竹煮

スーパーに朝採れの新タケノコがあったので、買ってきました。

まだ3月頭ってことで、「タケノコの子」ってくらい、小さい。
どのくらいかというと…んーと、大人の女性のにぎりこぶし2個ぶん
くらいの大きさです。

しかし950円……うーむむむ。初物やけん仕方なかねぇ…。


ということで、若竹煮。

20060302_wakatake

ざっと泥をあらい、穂先をエイヤとナナメに切り落とし、米のとぎ汁で
皮のまま、90分くらい茹でます。

そのまま1時間かけて冷ましたら、皮を剥いて食べやすく切って、
鰹節と昆布をドッサリとぜいたくに使用した一番出汁でフックラと炊き、
塩を洗い落としたわかめを加え、一煮立ちさせてできあがり。

調味は酒とみりんと薄口醤油少々です。
んんん、タケノコ特有の、ヤングコーンのような、いい香り。


王子は「タケノコの水煮」を使った煮物しか食べたことがないらしく、
タケノコを「味も香りもない繊維のかたまり」だと思っていたそうです。

「これ、うまい! すごく味がある! タケノコって、こんなうまいの?」
そう言いながら、ぱくぱく食べてました。

うれしいけど…味わって食ってくれ。超ミニのくせに950円もするんじゃ。


あとはカレーをつくりました。自慢ですが、私のカレーはうまいです。
特に牛スネ肉を使って赤ワインとトマトベースでつくったもの!

20060302_curry




***


若竹煮は、今は亡き、同居していた祖母の得意料理でした。
祖父の大好物でもあり、3〜4月は、毎日毎日食卓に並んでいたような。

(うちはおかずが6〜8品ほど並ぶ家だったので、その中の一品として
ってことですが。今思うと、祖母も母も偉いなあ…大皿料理じゃなく、
ひとりひとりに、さまざまなお皿に美しく盛りつけてくれていたんですよ、
専業主婦でもないのに…)

なんせ毎日のことなので、行商の人が、必ずうちの勝手口に
寄ってくれていた記憶があります。
祖母は真剣な目でその日いちばんいいタケノコを選び出し、
上品な炊きものに仕上げてくれていました。


5月になると、そら豆のシーズンです。
こちらも、5〜7月は、毎日毎日、そら豆が食卓に上ります。

祖母はそら豆を塩ゆでにせず、ちりめんじゃこをたっぷり入れた
鰹出汁で炊いていました。
薄皮の中にも味がしみて、それは美味しかったものです。


そういえば、料理だけは、お手伝いさんにも従業員にも頼まず、
家業のあいまに祖母と母が並んで台所に立って行なっていました。
よほどのこだわりがあったのでしょう。


家事を一切手伝わなかった祖父が、そら豆だけは丁寧に
自分で剥いていた光景を、今も思い出します。


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コメント

私も、筍って水煮しか使った事ありません。 ・・・食べてみたくなりますよね。

ももさん

いらっしゃいませ☆
水煮のより、皮付きのとれとれのほうが旨味はありますよ~。
ゆで時間と冷ます時間はかかりますが、手間そのものは
そうでもないので、おすすめです!

繊維がシャックリしてて、かすかにエグくて、春の味でした。

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