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千円札は拾うな

 
「千円札は拾うな。」 (安田 佳生著、サンマーク出版)

こちらを読んでいて、くすくす笑ってしまいました。


本の内容ではなく、私の王子様に。


王子に出会ったころ、
彼が話していたことが、この本のそこここに出てきます。
(4年前になるかな、もちろんこの本および一連の安田本の出版前です)


「仕事が次々に集まってくるから、一時期はがむしゃらに残業してこなした。
でも今は残業をせずに定時で帰ることにしている。

そうすると、どうしたって終わらないから、
やり方を根本的に変えざるを得ないんだよね。
成長って、そういう、根本的な何かの変化なんだ」


「立場が変わったら、それまでのモデルはいったんリセット。
新しいモデルを試行錯誤しながら、自分を作りかえなきゃいけない」


「キャッシュフローを見れば、
本当に自分のためになる生活をしているかどうかわかる。
豊かさは貯金額だけじゃ計れない」


……みたいなことです。


実体験に基づいたエピソードに笑いを散りばめながらそう語る王子を、
出会った頃の若かりし私は、
尊敬いっぱいの熱っぽいまなざしで見つめたものでした(照)。


なんだか、懐かしくて、あったかい気持ちになっちゃったよ。
そんな気持ちにさせるための本じゃないのにね(笑)。


あのとき王子は、27歳だったな・・・・・・。今の私より、年下だ。
どうして、あんなことが言えたんだろう?

ごく普通の金融系サラリーマンである王子、
どちらかというと努力嫌いな、遊び人のあの人に。謎だ。でも脱帽。


思いがけないこんな飛躍も、読書の楽しみのひとつ。
「千円札は拾うな。」 は、青春の書です。




***


そんな王子も、来月で転職。

「ここにいても出世することが決まっているから、つまらない」

という退職理由は、上司と、階級的に王子に抜かれっぱなしだった
先輩たちの不興をかっているようだけれど、
それが王子にとってどれほど切実な悩みだったか、知っています。


甘やかされた環境の中でどんどん横着になっていく自分を、
井の中の蛙が、蛙のまんま、井戸から出られないほどに太っていく醜悪さを
自覚できた王子の、その決断が、やっぱり好きだ。


打たれ弱くて目先の幸せに弱い私なら、骨抜きになるまで甘えている。


王子のあらたなる門出と、そこで学ぶであろういろいろなことに乾杯。
刺激的な出会いがあるといいね。

私もうかうかしていられないなあ。
とりあえず、王子の嫌う「退屈な女」にはならないように頑張ろうっ!


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