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暗示のしあわせ

 
今日の夕ご飯は、品数も少なく、質素に。


・牛肉と蓮根の小鍋仕立て。
 蓮根と肉と葱を、水と酒と黒胡椒だけで煮て鍋にし、芥子醤油で食べる。
 牛肉はいちど茹でこぼしてアクを抜くこと。

・いんげんの白黒ごま和え。

・むかごをゴマ油で炒ったもの。塩と七味で食べる。

・いくらおろし。昨日、漬けこんだいくらが残ってるから。
 三日に1回は、大根おろしを食べたくなる。


なんだか申し開きようもなく、酒飲みの食卓ですなあ。




唐突ですが、王子といっしょにご飯を食べる時間が好きです。


王子という人は私の一挙手一投足を細心の注意で見ている人で、
だから私はいつも安心の船の中でゆらゆら生活しているのだけれど、
それを一番感じるのが食卓だから。

箸の進み方、お酒の減り方、会話の間合い。

そういうものから、私の体調やこころの具合を、すごく的確に読んでくれる。
それがもう、「プロファイル」の域に達している感じ。
占い師でもやっていける、ってくらい、こわいように当たるんだよね。

注意深い観察をもって「俺はこの女をわかっている」と確信している伴侶。
というのは、ありがたいもんなのです。
男友達と遊んでも、勝手に旅行に行っても、王子が平然としているのは、
私を把握している自信があるからなんだと思う。


まあ、いっちゃえば、勘違いの一種です(笑)。
でも、勘違いの一種ながら、これがどんどん「本当」になっていく。


「おまえのことなんか、お見通しだぜ」 という暗示の圏内にガッチリ入ると、

どんなに状況が怪しくても「天に誓って潔白」ならば堂々としていられるし、
後ろ暗いことがあったら、たちまち行動がぎくしゃくしちゃうんです(泣)。

そういう私につくられてしまいました。
ホント、暗示だよ。わかってても、解けない。


王子と食卓につく以上は、浮気も無断借金も、私にはできません。
嘘をつくときの癖も、かなり細かく把握されてるし。
あのプロファイルをだましおおせる精神力は、どう考えても、私にはないなあ…。

(要員を適材適所に使って、適宜尻をたたくマネジメントが王子の本業。
これも磨いてきた能力なんでしょうか)


「俺はしおりちゃんを信頼しているからね」

王子がそういいながら私を自由にしているのは、
だから別に綺麗事でもなければ冷たい無関心なわけでもなく、
本心なのだ。と、私は思っています。

要するに、「見くびられている」わけですね。
恋愛関係における信頼って、そういうことなのかしら…。



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