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いっぱいの祝福をあなたに

いっぱいの祝福をあなたに

今日は、15年来の親友Mくんの結婚式でした。
某大学チャペルで、きっちり正統派のカトリック挙式。


私は、讃美歌やアーメンは抵抗があって唱和できないんだけど、
精一杯の祝福をこめて、退場時に拍手を送りました。いいお式だったな。


今日は挙式のみで、披露宴は別の日だから、ゆっくり話す時間はなし。
帰りぎわ、「なかなか立派だったよ」って言ったら、
にやっと笑って「トーゼンでしょ」とピースをくれた。


ホントになかなか立派な姿でありました。
お互い、おとなになったねえ。
たかだか15年とはいえ、思春期からの激動の時代をつぶさに知っている友人。
Mくんが上京してから去年までの5年間は、徒歩10分の近所に住んで、
頻繁に遊びまわってもいた。

なのになんでかなあ、しみじみわかりあえることと、絶対に話せないことが、
両方同時に増えていく。不思議なことだ。


おめでとう、Mくん。 どうか末永く、お幸せにね。
私には難しそうだけど、
「そうしてふたりは、いつまでも幸せに暮らしましたとさ」のフィクションを
信じていたいと、この歳になってもまだ私は思っているんだよ。




***




  祝婚




     あとしまつをつけるために生まれてきたの
     生き始めてしまったことをね
     とりもどすために生まれてきたの

 
     これが多分はじめての生ではない証拠に
     最初から周到に切ない 世界
     美しい夕暮れや入道雲 にくたらしい水溜りにさえ
     強く結ばれた感傷たち

 
     そうしてあなたを
     見出しあったこの小さな希望と慈しみを
     にぎりしめてせめてもの灯りにしましょう
     いつか愛という壮大な字句に適うときがきたら
     ケーキに何本のろうそくを立てましょうね

 
     誰のためともわからぬまま投げ出されたなりの
     迷い多きちっぽけな服罪の道々に
 

     ゆるされたのはひとつのキスひとつの抱擁そして
     つくりだすひとつのいのち
     それだけできっと良いのだと囁く
     やすらかなあなたの その 寝息



 

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