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水炊き

 
昨晩は、王子のリクエストで水炊きにしました。

だしは昆布と椎茸を朝から戻しておいたもの。
鶏肉は骨付き。塩と酒をすりこんで半日ほどザルにあげ、臭みのある
血の汁を抜いておきます。
このとき鶏に染みこんだ塩気だけで味をつけるの。あとから塩や醤油を
添加して調味するより、塩気の角のとれた、深みのある塩味になります。


できたてほかほかの食べ物を囲んでいると、しあわせな気分になる。
月火水と仕事関係その他の宴席が続いた王子も、
「ほっとするなあ……やっぱりしおりちゃんのごはんがいちばんだよ。
俺、この場所を守るためなら何でもする。何でもだよ!」
と、もりもりお代わりしてて、あはは、王子のおおげさなお世辞、うれしい。


言葉ってたいせつだと思うの。ささいなお世辞が円滑のもと。
「じゃあ家にいればいいじゃない! なんで飲みにばっか行くのよ!」
なんて、まじめに受けてカリカリせずに、ありがとう、って笑ってあげるのが、
さらなる円滑のコツであります。

男のひとはホワホワ湯気が好きだね。


ありふれた食べものを囲んだ、他愛ない話。ここが私の「家」だなあって思う。


たとえ世界中の全員が、私なんか要らない、いなくなってもいい、って
言ったとしても、王子だけはぜったいに無条件に私の味方をしてくれる。
ぼろぼろになって帰ってきたら、理由を聞くまえに、まず介抱してくれる。
私も王子にはぜったいにそうするよ。
公平なジャッジやアドバイスはその後にくるもので、
いつでもまずは無条件に「おかえり」って、あっためてあげたい。

夫婦って家族ってホームってそういうことで、あったかい食べものは
私にとってはその象徴みたいなものなのです。
だからほかのどんな家事に手を抜いても、料理はすることにしてるの。
根拠なんかないけどさ。


おおげさ?
いいんだ、たかが鍋ひとつでしあわせになれる人生って、
けっこうもうけものだと思うもん。



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