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年明け



     雪が
     空をしめらせているころ

     どうしてわたしはぼんやりと
     地上にいるのですか

 
     足跡をおっかけることくらいできますが
     いらないことばかりぶちぶちとまあ
     あきらかなのですよ

 
     無体なものを欲しがるあまり
     おなかがすいた おなかがすいたと
     さえずってみぎもひだりも不自由します
 

     ふところに抱き取って
     あたためてくれたひとも
     手に入れたわずかなものたちも

 
     年が明けたら
     きれいになくなっているといい
     まっさらに壊れていればいい

 
     召し取ってそこに連れて行ってください
     寒風のみ確かにやさしい
     その雪の向こう どうかどうか早く

 
     せめて
     あたらしい空白がただそこにあれば

     今年こそ
     埋めずにおきたいのです



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