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「とける」

 
演劇に行ってきました。

ブルドッキングヘッドロック公演 「とける」


とある高校の美術部を中心に展開される、恋愛、いじめ、進路問題、教師との確執・・・
日常的で、ときにくだらなくて、でも本人達にとってみれば大問題な、
数々の些細な事件が起きていく学園モノです。


高校生の日常って、そういえばこんなに切なかったよなあと思い出しました。


友人に気を遣い、奇矯な教師を適当にあしらい、必死で居場所を探しつつ、
今後数十年の将来を左右する「進路」を子どもだてらに決めなきゃいけない重圧に、
言葉にできない焦りと無力感を感じていた頃。


それでも「若さ」で出来ている新鮮な肉体は、
たくさんのものに熱中し、感動し、楽しいことは見逃さなかった。
押し流されるばかりの日常から、きらきらしい欠片をちゃんと見いだしては、
貪欲に吸収し。
私たちは、よく笑い、よくへこんだ。


感度の高い、あの輝かしくも痛ましい青春を、そのままの「痛み」を
もって舞台に現出させた名作でした。


教師の視点からの学校生活も描かれていて、それもまた、今観るとよくわかります。
才能と時間に恵まれた、可能性あふれる子どもたちが次々と通過していく中で、
先生もプライドを保っているのは大変だったんだね。



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