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2009年2月

グインサーガ

 
ぜんぜん知らなかったんだけど、アニメ化されるんですってね奥さん!

http://www.guinsaga.net/


期待してトレーラー見てみたら、、、
ありえないだろこのアニメアニメした絵・・・orz


もっとこう、

ノスフェラスの砂漠のほこりっぽい空気や、かわいた大地の不毛さ、
神々に見捨てられた奇怪な生物の巣くう不気味さ。

繰り返される戦、おびただしく流れる生臭い血、征服者の傲慢と、拷問の残酷。

だまし、だまされる人間のいやらしさ、愚かさ、きたなさ。

そんな、原作のダークファンタジーをちゃんと表す絵柄であってほしかったっつーか。
可愛いだけのファンタジーじゃないですからねえ。凄惨な場面も多いし。
ハ●ー●ッターじゃないんだからさ。


だいたい、中世以前の舞台なんだから、夜は町中だってうっそりと暗く、
石畳や建造物はロンドン塔のごとく沈んだ陰惨な色合いをしていたはずだ。
肌も髪も、しょっちゅう風呂に入ってさっぱりしていたわけじゃあるまい。
服だって、現在のように、漂白したような白ではなかったはず。
戦場ならなおさら。
兵士の鎧だってつるりと磨かれているはずがない。

そういう質感にこそ高度にこだわってほしかった。。。グインサーガならば!


NHKだからか?


アニメ化って、いろいろハードル高いですねえ。
とくに小説だと、それぞれに描いている像ってのがありますから。
私はちょっと、このグインは見る気がしないわ・・・。


機動警察パトレイバーも、原作マンガを好きすぎて、
アニメをまったく見られなかったし、思い入れはときに仇になるかもですね。


***


なので、以下はまったくサイトとトレーラームービーを見た
至極個人的な愚痴であります。

グインが猫みたいだ・・・タイガーマスク・・・?
もっと怖く、強そうに、筋肉をていねいに描いてくれよう。
ベルセルクのガッツにリアルな豹の頭をつけた感じで!

イシュトバーンが上品すぎ。
ずるそうで計算高そうで下品でワイルドで、でも愛嬌のある顔じゃないと。

一番ありえないのはナリス。設定では妖艶なまでに絶世の美男ですよ。
なんでアストリアスのほうがハンサムなんだ-?

リンダもちょっと。近寄りがたい王女の気品がないのではっ。

まぁ、アムネリスとアストリアスは、そうイメージから外れてなかったです。


(・・・若崎さんオタクだったんだーとか今さら言わないように。)



実家のひるごはん

 
ママンが作ってくれるおひるごはんは、ランチじゃなくて昼食じゃなくて
やっぱり「ひるごはん」っていう言い方がぴったり。普段着のごはんです。

普段は私が「つくるひと」。
だけど実家じゃ「たべるひと」になれる。

それだけでも幸せなのであります。 やっぱ面倒だもんね、炊事ってさー。


さて、食卓を見回して思った。普段着のごはんって、地方色がでるのね。

写真忘れちったけど、

 ・なっとう
 ・たまご
 ・大根の味噌汁

このへんまではスタンダードとして、

 ・やましお菜の漬物
 ・ごどうふ
 ・おきゅうと

これはまず東京の食卓ではでない。

・・・ということに、今回「はた」と気づきました。
小さい頃から食べてきてるから、気づかなかったわ。


やましお菜は、筑後地方だけの野菜のようです。
しゃきしゃきした歯ごたえが楽しくて、香りもさわやか。
(ちなみに実家あたりでの「筑後」の読み方を純粋に再現すると「ちっご」)

袋詰めで売ってるやつじゃなくて、塩だけであっさり浅漬けにした
緑あざやかな手作りのものが美味しいのだ。

お取り寄せサイトみつけた。↓
http://www.tsukemono-inui.com/yumena/index.html


ごどうふは、・・・なんだろ、「呉豆腐」って書くんかいな?
こゆーい豆乳を、葛粉で練ったもので、もっちりむっちりしております。

食感は、きめ細かいゴマどうふ。でも、味はまろやかな豆乳の味。ミルキー。
葛粉特有の澄んだ香りと、やわらかぁぁぁぁい舌触りが上品です。

あまいゴマ醤油だれをかけていただきます。
私は、もう、大好き。 ごどうふなら、いくらでも食べられる。

こちらで売ってるようで……すごいな今なんでも取り寄せできるじゃん!
でも、買ったその日に食べないと硬くなるものなんで、心配な気もする。
http://tamateshop.net/food_drink/goods/2008/04/01000907.php


しかし、ごどうふや漬物のために送料を払うのも…むむぅ。
日常食だからなあ。ケの食べ物だからなあ。
王子には食べさせてみたいけど、東京で取り寄せるかどうかは悩むところだ。


福岡みやげっていうと、どうしても明太子~だけど、たまには変わったものを
持ち帰ると喜ばれるかもですよ。

まあ、豆腐と漬物って地味ですけどね。。。地味にフツウにおいしいです。




(追記)
書き忘れたけど、おきゅうとは、なんか・・・海草の練り物。
やわらかいところてん?
モタっとした、ベロンとした食感で、磯の香りがたいへん強い。
特筆すべき味じゃなくて、あれば食べるかな、くらいなもんなんだけど、
なぜか福岡の食卓にはよく上るのだ。


美しい男性

 
実家ライフを堪能中の若崎です。今日はテレビの話。

楽し下らないBSジャパンの「美しい男性!」が私の金曜の楽しみです。

売出し中の美青年8人を集めて、松尾スズキがいろんな企画で
いたぶり倒すという、ちょっと倒錯的で、バカバカしく、美しい番組(笑)。

ローションを頭から垂らされながら討論する「真剣美青年ぬめり場」とか、
現在進行中の運動会では「短いTシャツを着て、ちらっと見える乳首の
美しさを競う高跳び」とか、天下無敵のくだらなさがサクレツしてます。

最初見たときは「くだらなすぎるよなー(´^`)」と思ったけど、
見続けるうちに、じわじわじわじわと、おかしさが沁みてきて、
今ではがっつり中毒なのさ。


オープニングの主題歌もねえ・・・頭から離れなくなる・・・。
「長ズボンの男性 と 半ズボンの男性」
「長患いの男性 と 七草がゆと 男性」
「切腹する男性 介錯する男性 それを見ている美しい男性」
畳みかけてくるグルーヴが生み出すイミフメイのポエジーにやられました。


ボーイズの中でも、この人はこれからもっと売れるだろうなーと思うのは、
成松慶彦氏。(舞台では活躍中です)
188センチのすらりとした長身に、ながーい足。 濃いめの甘いマスク。
すっきりした立ち姿の目立ちっぷり、存在感が圧倒的です。
もー28歳だし、そろそろブレイクしないと美しい時期が終わってしまうですよっ。


個人的には、株元 英彰くんが大のお気に入り(≧∀≦)
私の考える完璧な日本的美少年の顔をしとる。
美しくて可愛らしくて、もうもう、目が釘付けになります。
こんな息子がいたら自慢でしょーがなかろう。うらやましいなぁ、お母さん。
頼むから売れてほしい。そしたらしょっちゅーテレビで見られるもん。
時代劇の美小姓役なんてどうでしょうか。


演技はフェミニンな田中伸彦くんがすごくうまい。
デレアヌはあの空気に馴染んでて、いきいきしてる。
帰国子女・水野の天然だか計算だかわからないズレたセンスが
たまにツボに入る。
みんなキャラが立ってます。


もーあと何回かだけど、最後までこの番組のバカバカしさと美しさを
堪能したいのでした。


ちなみに当の松尾さんもかなり面白いです。
舞台でよく見せる、あの不可解でケイレン的な踊りをおしげもなく
披露なさってますよ。ボーイズへの容赦ない突っ込みも素晴らしい。



福岡です

福岡です

空港到着!

飛行機だと意外に近いね、羽田〜福岡。
文明に感謝だ。


今回は長めの帰省。
王子と仕事が心配だから、途中で1度東京にもどるけどね。


ひさびさの福岡は…寒いですな〜(>_<)
東京のがぬくかったぞー。

不足の亀裂

 
ブログに書きたいことがあふれているときって、
ほんのちょっと不幸だったり、なにか不平があったりするとき、なのかもしれない。


今はあまりにも日常が平和で、静かに幸福で、本や芝居のことや、
なにかオススメしたいと思うモノと出会わない限り、
取り立てて書くようなこともないのです。


王子は、規則正しく、朝に会社にいって、夜に帰ってきます。
たまに花なんかをプレゼントしてくれる。
私はほぼ毎日お仕事の書きものをし、夕方に商店街で買いもの。
ついでにお散歩、花でも咲いていたら気まぐれに写真を撮る。
時には取材。都心でケーキなどを買って帰って、ほらまた太っちゃうよと
王子にからかわれたり。
夜はふたりで晩酌しながら2時間近くかけて食事をとって、おしゃべり。


そんなことの繰り返し。もの思いもない、穏やかな日々に、
書くことなんか、出てこないのです。


私の書きたい、伝えたいという欲求、あれは、
思い通りにゆかない現実と理想の、その不足の亀裂から湧いてくる泉
だったのかしら。
満たされない間隙を埋めるための、スコップは、キーを叩く指先。
せっせと埋め立てる土は、言葉たち。


世界と折り合いをつけたくて、私はいつもいつも詩を書き、
雑感を訴え散らしていたのかなあ。

今は、王子の作りだしたあったかい巣箱におさまりかえって、
何の不足もありません。
やっと折り合いをつけたのだと思います。
望まれる有りようと。
自我の望む有りようとに。


そうして私は詩を書かなくなり、また、にこやかにも寡黙になりました。


しかし、どうしてこんなに事件があるの、と疑問になるくらい、
王子様は、毎日毎日、ホントによくしゃべる。
笑う。怒る。嘆く。切歯扼腕する。たまに褒める。思い立つ。決意する。
くるくる変わる表情と、よく動く舌が若い。

会社と家を往復している間に、ぎゅっと詰まっている、そのきらきらしいもの。


まぶしい。



源氏ブーム

 
源氏物語千年紀のブックフェアをよく見かけますね。

いい機会なので、小説版の現代語訳を集めて読んでます。


チャレンジしたのは、
谷崎潤一郎…読みにくくて途中リタイア。
円地文子…抵抗なく読んでます。いま3巻目。うつくしい日本語で読みやすい。
瀬戸内寂聴…かなりおもしろい! 原文のあの嫋々たる雰囲気も生かされてて、
つるっと3日間で文庫全巻読了。各巻末の「源氏のしおり」がまた素晴らしい。

あと、橋本治…源氏の一人称と、クドい文章が生理的にダメで2巻リタイア。。。
橋本さんの文章が大好きな人は楽しめると思うけど、私は、あのクドさが
どうにもこうにも、苦手。。。なのです。うーん。。。
肉体を持った男・源氏のリアルさはピカいちなので、いつか再チャレンジしますわ。


私が高校時代から親しみ、何度も読み返しているのは田辺聖子版。
現代的で文章も歯切れよく、源氏という男の造形が際だっているのです。
いわゆる夜のシーンは、品よく高雅な中にも、女君たちの惑乱の雰囲気が
濃厚で隠微。
原文のだらだらしてるわりにアッサリした描写が物足りない方にもオススメ。


田辺聖子さんは、源氏物語のパロディものもすべて傑作なのですよ。
『私本・源氏物語(文春文庫)』
『春のめざめは紫の巻』『恋のからたち垣の巻』集英社文庫。

おともの従者が語る、源氏の君のアナザーサイド恋愛譚。
気取り澄まして源氏を見送った後に「正妻じゃなくてよかった、独身はなんの
気兼ねもいらないわ!」と言いつつ、ぶぶ漬け3杯かきこむ六条御息所。
田舎育ちのじゃじゃ馬で、ゴキブリをタタキ潰す玉鬘。
ことあるごとに紫の上と自分を比べる源氏を、「オジン」「教えたがり」
「時代遅れの古くさい美男」と切り捨てる女三宮。
そして、京都弁でしゃべる、ちょっと女々しく情けない源氏の君。
爆笑につぐ爆笑ですよ。




***

ミニ源氏ブームも行き着いて、今は関連書ってことで、
柳亭種彦の『偐紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ)』を読みふけってます。
新日本古典文学大系で、(上)(下)の2巻を取り寄せました。


これ、かなり面白い!
上巻を読み終わったのですが、中国の武侠小説みたいです!!

歌川国貞の絵も美しく、いやぁ、今までなんで読み逃していたのでしょう。

あらためて、江戸時代って、現代に近いんですねえ。
注釈なしですらすら原文読めるもん。


舞台は室町。
光源氏ならぬ足利光氏が、「謀反を挫き、お家を安泰させる」ために
美女に近づき籠絡しまくる冒険小説!
なんつーか、いろんな意味で男のロマン?(笑)


ああ読み終わりたくないわ。この世界から出てきたくないよー。



梅は咲いたか

梅は咲いたか

携帯より。


飯田橋の後楽園に、梅見に来ました。

この陽気に誘われて、梅はほぼ満開。

下生えの福寿草もひっそり明るく咲いていて、ゆかしい風情です。


梅は薫りが素晴らしいですね。
香水や香料に留めておけるような類ではないけれど、特徴的な匂い。
色こそ見えね香やは隠るると詠まれたのはこの香りか、夜はさらにと思われます。


桜のような豪奢さはありませんが、花びらが散った地面のあたりも、
黒地に赤白黄とひなあられをぱらぱら散らしたようで、愛らしい。


すてきな散歩になりました^^


梅は咲いたか

たまに食べると

 
Ca9kvupi


毎日こんなんじゃ血が緑色になりそうですけど、
たまに食べるとみょーにおいしい昼下がり。


ディスカバリーチャンネルの「暗殺とテロと拷問(※2月の特集)」を
見ていたらうっかりのびのびになっちゃって、
汁の半分以上を麺が吸い込んでしまったけど、それでもなんかうまかった。


ところで、カップ麺をおいしく食べるコツ知ってる?


それは、安っぽい割り箸で食べること!


エコだかなんだか知らないけど、割り箸いりませんってコンビニで断って
ふつうのぬり箸で食べると、おいしさ半減しちゃう。

ホントだよー。


さいきんの悪知恵

 
不景気ってことで、せこい経費節減対策を行なっております。


 1.おもしろそうなマンガの1巻をアマゾンで片っ端から買う。

 2.読む。

 3.これは続きを読みたい! …と思ったモノについては、
  そっとベッドの枕元に積んでおく。

 4.寝る前にのんびり読めるマンガを探す王子が、さりげなく手に取る。

 5.読んでおる。しめしめ。

 6.その結果、

  王子:「これ面白い! オレのカード使っていいから続き買っておいて!」 

 …となる。

 7.いっきに揃う(´∀`)ワーイ


王子のメリット: 面白いマンガを発掘する手間が省ける
私のメリット: 買いそろえる資金節減

Win-Winの完璧な作戦(一般的には悪知恵)。


今年の戦果:
 シグルイ(南條範夫原作・山口貴由作/秋田書店)
 罪と罰 A Falsified Romance(落合 尚之/双葉社)
 それでも町は廻っている(石黒正数/少年画報社)

落選:
 ベルセルク。。。自腹で買ったよ33巻まで。面白いのになー。
 王子には残酷すぎてダメだったみたい。


『罪と罰 A Falsified Romance』については、感想をまた詳しく書きます。
ドストエフスキーの『罪と罰』を下敷きにしつつ大胆に現代に翻案した、
怒りと鬱屈と偽善、そして搾取と殺人にまつわる罪と罰の物語。

なかなかすごいマンガなんです。いっきに3巻まで読むことをオススメしたい。


  


ワタリウム:島袋道造展 美術の星の人へ

 
ワタリウム美術館で、現在、アーティスト島袋道造さんの
「美術の星の人へ」開催中です。

そのイベントの一貫として、先週、
発酵仮面・小泉武夫東京農大教授と、島袋さんとの対談がありました。


題して 「誰が最初にタコを食べたか?」


たった500円のチャージ(展示会鑑賞券1,000円+対談聴講券500円)で、
アーティスト本人と、あの食の大家との対談が聞けるなんて、
いつもワタリウムさまさまです。

人数が少ないとこがまたいいんですよ。40人くらいで聞ける贅沢。
(前も、日比野克彦さんのセミナーを聴くことができました。)


前半は、世界中を旅している島袋さんの撮ってきた食に関するスライド写真を
見ながら、小泉さんとふたりでコメントしていく形式。

アフリカの寒村で、掘っ立て小屋でつくっているぼろぼろの干物。
中国雲南省の路地で、地べたで売られているキノコ。
量り売りの蜂の巣。小さな竈でヤギからチーズを自作する農民。


小泉 「いやぁ、おいしそうですねえ」
島袋 「えっ、おいしそうですか!?」


という掛け合いを交えながら、小泉さんはそれまでに見てきた
珍しい食べものの話をします。キビャックとか牛の血を吸わせたヒルとか、
読者にはおなじみの話ですね。
でも生で聞くとその臭気や味が迫ってくる感じがします。


カンボジアでは豚の肝臓のなれずしを食べて、ひとりだけ無事だったとか。
「毎日納豆を食べているからだ」と仰ってましたけど、そんなことで腐敗した
豚の臓物をはじきとばせるものでしょうかね???

あの異常にハイなパワフルさといい、驚異的に頑丈な胃腸といい、
なんかこう、未知の物質を分泌しているんじゃないかと疑いたくなっちゃう^^;


後半は、灰屋紹益の恋物語やら、沖縄の見どころやら、
例の小泉さんの講談調の語り口で、なめらかに脱線していきました。
それもまたたのし。


そしてそして、なんと最後にですね
「みなさん、これであたしの人間の大きさをわかってくださいよ」 と言いながら、
大きなアタッシュ(通称・四次元ポケット)から取り出したのは・・・


 タコ、まるいっぴき!!!(゚Д゚ ;)


茹でっぱなしの、刺身用の、非常に立派なタコです。巨大です。
そんなもん鞄に入れてアンタ(笑)。
小泉さんの体型とあいまって、ホントに四次元ポケットを携帯してる
ドラえもんに見えてくるですよ!

ちなみに私の隣で聞いていた見知らぬ娘さんは、鞄からタコが出てきたとたん
きゃっと叫んで私に抱きつきました。驚いたんだろうねえ~(笑)。


小泉さんは、「あ、半分は私のね」といって、巨大なタコを半分に切って
また四次元ポケットにしまいこみ、

「あとは皆さんで食べて帰って。 これ、実家から届いたばかりの最高級の
刺身用タコですからね~、美味しいよ~」
と、言いつつ、さっそうと帰って行かれました。


対談のタイトルが「誰が最初にタコを食べたか?」だし、
島袋さんもタコを使ったアートをいろいろとなさっている方なので
(明石のタコに日本海を見せるとか、自作のたこつぼでタコを捕るとか、
面白いアートワークをされています)、
気の利いた美味しいジョークを仕込んでこられたんでしょうね。

人数が少ないからこそ分けあって食べられたわけで、
40人くらいって、いいかもです。 「1クラス」っていう教室サイズだもん。
その場の連帯感も生まれて、ほかほかした空間になりました。


しかし、すっごい破壊力でしたよ! 

演者がタコ刺しを振る舞うなんて!!
思い出してしつこく笑えます。 鞄からタコ・・・タコ・・・ぶっ、ぶははははは!


んでもね、笑いながらもちょっと考えたのは、これがイカとかまぐろだったら、
ここまで笑えなかっただろうなってこと。
タコという生きものには、そういう、なんかちょっと気安い雰囲気、
「このタコ野郎!」なんて悪口にもなっちゃうような、まぬけな磁場がある。

あれはなんでなのだろ、見た目だと思うんだけど、見た目のどのへんから
まぬけの磁場が発生しているのかな? なんて考えてしまいました。
島袋さんのタコアートワークに触発されたのかしら。


最後には島袋さんに質問できるコーナーもあって、非常に有意義な時間を
過ごすことができました。愉快だったなあー。


あ、タコ刺しはとっても美味しかったです。あんな味が濃いタコめったにない。
2切れ食べちゃった♪



東高円寺ぱすた

 
東高円寺ぱすた
 
今日は友人とごはんしてきました。

散歩友達でもあるヒゲのリーマンJJ(OLだったら面白いんだがな)。
味覚と酒の趣味が私とまったく同じという、貴重なひとであります。
枯れた脱力系キャラで、自分にも他人にも限界まで甘く、
何をいってもニコニコしていて、話しているととっても癒されるのです。

あまりにもキャパが大きくて宗教家の風格さえありますが、
単に「世界のすべてに興味のない人」なのかもしれない、そんな愛媛人。


今日は、新高円寺と東高円寺の間くらいにあるパスタやさんに来ました。
赤ワインボトル2800円くらいからあるのよー。りーずなぼー。

鴨の燻製(自家製)が、半生でなめらかで旨味が濃くてナイスでした。
白身魚のフライも、きのこのテリーヌも美味しかった。安いし!

一番ヒットだったのは、パスタ。
手打ち麺がもちもちで、具もちゃんと手の掛かった味わい。

また来ようっと。

店名を覚えてない…また調べて書きますスミマセン。


※追記
帰宅して調べました。「Pasta forest 20」というお店でした。
ご夫婦でなさってる感じの、こぢんまりした、あったかい感じのいいとこ
…なのに、そっけない店名がおぼえにくい^^;



京菜の漬け物

 
スーパーで京菜をみかけたので、お漬け物にしてみました。
だいたい毎年冬には京菜を何度か小分けに漬けます。


京菜についての疑問がひとつ。
ネットで検索すると「京菜とは水菜のこと」とか書いてあるんですけど、
どうも納得できません。だってこんなのですよ、京菜って。


Dscf4090


Dscf4092


あの細っこい、サラダにしたり鍋に入れたりする、「関東でいう水菜」とは
ぜんぜん別物です。

親指よりも野太い茎。
深緑でたけだけしい繊維質のはっぱ。
水菜を土で長く栽培するとこんなんなるんですか? 
それとも、水菜ってホントは「関東で言う水菜」のことではない? むむー??


とにかく、このよく育った硬い京菜を漬け物に。

私のいいかげん漬け物レシピ:
 1.茎をばらして、根っこまで洗って土を落とす。
 2.たっぷりの粗塩をまぶして一番漬けする。
 3.だいたい5時間たったら取り出して絞り、美味しい(つまり高い)塩、
 酒、しょうゆ、種をとった唐辛子を加えて本漬け。
 4.2日たったら食べ頃

こんな感じです。簡単でしょ。土を洗い落とすのがめんどうくさいけどね。

今回は1株だったんで、深さが40センチあるでっかいボウルで作りました。
梅とかラッキョとか洗うために買ったもんで、深くてよいのです。

塩の塩梅は適当なんで、なんとも書けません・・・。
酒は50cc、醤油は大さじ2くらいかな。何度か作ったらわかります!(笑)
みりんは入れません。甘い漬け物はきらいだ。

重しは、2kgある味噌袋で代用。ホントに適当でしょ。漬け物石とか邪魔だもん。
あ、フタと接する上面には、塩を振ってください。雑菌防止ね。


2日~4日くらいの浅漬けが京菜は美味しいです。

そのまま刻んでお茶漬けにのっけて食べるのもよいのですが、
オススメの食べ方は納豆にまぜること。


Dscf4099


ほどよい塩気が京菜漬けから出てきますので、醤油はひかえめーでOK。
しゃきしゃきした歯ごたえと、さわやかな青菜の香り、独特の軽い苦み。

いくらでもごはんが入ってしまうのでした。
しらすを混ぜるとさらに美味しいですじゃー(´∀`)



シグルイ

 
いま、うちで大ブームのマンガです。シグルイ(秋田書店)。
「武士道は死狂いなり」っていう葉隠の一節から取っているらしい。


江戸時代が舞台です。原作は南條 範夫(かなり翻案されている様子)。
残虐な暗君、駿河大納言徳川忠長の催した御前試合の真剣勝負から
マンガは始まるのですが、いまのところ第一試合で立ち会う
伊良子と藤木両剣士の背後にある因縁めいた過去が主眼となっています。


マンガの大半、人の首だのアゴだの顔半分だの腸だのが飛び散りまくってて
「ひー!」って感じ。酸鼻の極み。もうね、人体損壊マンガです。

剣術だの武士道だのの、きれいごとではない暗黒面・残虐面が
前面に出されております。
そうよね剣ってのは人殺しの技なのよねーと改めて感じ入ってしまう次第。

ストーリーは感情移入しやすい復讐譚になっていて、こわいこわいと
思いつつも、次の展開が気になって目が離せないません。

「ありえねー!」と笑っちゃう"少林サッカー並"の剣技や肉体美もすごい。
野球マンガでは魔球。柔道マンガでは必殺技。忍者マンガなら新殺法。
そして剣術マンガなら秘められた奥義! 男の子向けマンガの王道だ(´∀`)
こういうのって単純にワクワクさせられますよね。


台詞もまた魅力的で、

《道場は芝居をするところではござらぬ》

《これはあくまでも興のひとつ しからば両名とも存分に戯れよ》

《藤木源之助は戯れの出来ぬ男よ!》

などなど、普段の会話にまぜて王子と遊んでます。

あと、
《封建社会の完成形は 少数のサディストと多数のマゾヒストによって構成されるのだ》
という説明文も印象に残ってるなあ。確かにそうだわ。


ちなみに私は伊良子ファン、王子は藤木ファン。

ひとことで言うと、伊良子は疫病神です。
外からやってきて、平和だった道場に災厄をもたらす。物語には不可欠ですね、
こういう人物。ある種の物語のマザータイプです。
「こいつさえいなければ」なヤツなんだけど、妖しい美男なんだな。

藤木は主人公で努力家で忠義者。無口で忍耐強く、りりしいのです。
でもおもしろみはないのよね。典型的な主人公。

「しおりちゃんって美男好きだよねー」と白い目で見られたりしています。
だから王子のこと好きになったんじゃない♪ とごまかしてますが
確かに私はもれなく美形キャラが好きだなあ。けっこう面食いだし。

でも男性だって美女キャラ好きだよねえ。
あの、「オレが美女を好きなのはいいとして、女が男を外見で判断するのは
気に食わん!」っていう男の論理はどのへんから来ているのでしょうか。
「オレは外見には自信がないから気に食わん!」っていうワガママな理屈にしか
思えないんだけど。。。

(余談ですが、私が思うに、経験上、男性に共通する欠点は、
非常に感情的なのになぜか「自分は論理的」と信じ切っているあたりだと思います。
理屈っぽいことと、論理的な性格だということは、イコールではありませんよ!)


残酷ものはぜんぜんダメって人には勧めませんが、
比喩でなく本当に血と命をかけた剣劇はエキサイティングです。
残酷を垣間見たいという人間の血なまぐさい本能も満足させてくれますし、
オススメですよん。




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