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ZED見てきた

 
舞浜に常設劇場をかまえたシルクドソレイユ「ZED」見てきました。


いやー、華やかでしたよ!

基本はもちろんサーカスなんだけど、いわゆるテントサーカスじゃなくて、
バレエとかオペラとかブロードウェイミュージカルとか、
そういったアートの要素がふんだんに盛り込まれていました。


衣装は絢爛豪華で、めくるめく色彩の嵐。
フィギュアスケートと小林幸子とライオンキングを足してスマートにしたような
感じというか。わかりにくいですかね。

生バンド生ボーカルの音楽は決して「ジンタ」ではなく、ブロードウェイ風。

絵本に迷い込んだふたりのピエロがのぞき見る冒険の世界、
という筋書きにそって進むストーリー、
大がかりな舞台装置による場面転換はスマートで飽きさせません。


その、幾重にも磨き抜かれたサーカスらしからぬ洗練の上に、
これぞサーカス! というべき、躍動する肉体の妙技、
至高のアクロバット芸が繰り広げられるのです。


あんなに幻想的で凝ったジャグリングを見たのは初めて。
人間ピラミッドとハンド・トゥ・ハンドでは限界まで鍛錬された筋肉の妙に
感じ入りました。
わくわくしたのは、ポール&トランポリンという、ZEDにしかない演目。
トランポリンを跳ね飛び、ポールにからみつき、さらさらと登りゆく姿はましらのよう。


重力を感じさせない至芸に、ひたすら拍手と溜め息をくりかえすばかりの
2時間が終わって最大の感想は、これ。

「人間のからだって、筋肉って、美しいなあ!」

ムチのようにしなる、ほっそりと鍛えられたしなやかな身体たちが、
惜しみなく肌をさらして飛んだり跳ねたりまわったりしている様子は、
男女ともに、うっとりするほど、うつくしいのですよ。

陰影を刻む筋肉のうごきがうつくしく、しなる背骨の曲線がうつくしい。
立っているだけで芸術品のような肉体の精華たち。

自分のゆるんだ身体のみにくさが情けなくなっちゃったし、
そのへん歩いてるビール腹とあの人達が同じ人類だなんて思えないのでした。


チケットはちょっと高いのですが、目の前で、何十人もの鍛え抜いた
プロフェッショナルが、瞬間瞬間に肉体をかけて真剣勝負する姿を、
生バンドの演奏と豪華なダンスとともに堪能できるなんて、これはもう、
世が世なら王侯貴族の贅沢ですよ!

できるだけプレミアビューかフロントビューで、かぶりつきで見てください。
芝居やサーカスなどの「ライブもの」は、前に限ります。
後ろとは迫力が違いますからね。


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