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サッちゃんの明日

 
26日(土)、松尾スズキ脚本・演出の『サッちゃんの明日』に
いってきました。


まだ公演中だし、公式サイトにも設定やストーリーは発表されていないので、
あらすじは書かないことにします。


すばらしすぎる舞台でした。立ち見でも行くべし! と思います。

ギャグがいっぱい散りばめられた軽いタッチのストーリー展開で、
おなかがよじれるくらい笑って笑って笑っちゃうのに、
ガツンと重いもんをもらってしまいます。

家に帰った後も、
家族って、差別って、障害って、人の命の重さって、恋愛ってなんだ、
なんなんだ、と、考え続けちゃう。


生意気な感想だけど、松尾スズキさんらしい舞台だなあって思いました。
シモネタ満載、差別満載、だけどひたすら透明で品があるの。
松尾スズキさんの舞台を見た後は、いつも、人間って哀しいなあ、滑稽だなあ、
そして強い(というか、生き汚い)もんだなあって思います。

こんなホンが書ける人は、純粋で、やさしくて、不幸な人に違いない。


***


以下、観た人にしかわからない蛇足。


スズナリで『九州任侠外伝 洞海湾』を観たという下地があったので、
サモアリのお二人の起用にはなつかしさを感じました。

とくに家納ジュンコさんには今回、しびれっぱなし!
美しさとエロさと凛とした品の良さを兼ね備えた女優さんなんです。
義父との「問題の一夜」再現シーンから、青森の逃避行に至るまでの、
あのハジケた一人語り! すばらしい、もう、思い出しただけで爆笑です。

小松さんのおばあちゃん姿も、しっとりした色気があってビックリでした。
男性とは思えないナチュラルなおばあちゃんさ。しかも愛らしい。
脳性麻痺の演技も、そういう人にしか見えなかったな。すごい。

(余談ですが、『洞海湾』ほど面白い芝居を私はほかに観たことが
ありません。最高でした。再演してください松尾様!)

あとは、クドカンの売人役。大はまりでした。カッコいいぞ、クドカン!

松尾さんはもちろん、相変わらずセクシーでステキでした。
出てくるだけで笑えるし…なんなんでしょう、あの不思議な雰囲気。
反則だわ。



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