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ナポリタン

 
物心ついたときには、すでに世間的に、スパゲッティとは
「アルデンテに茹でたイタリアン系のもの」を差していました。
小さな頃から、ペペロンチーノだのボンゴレだのを、気取ったものではなく、
身近なものとして食べてきています。


「スパゲッティといえばナポリタン」な世代じゃないんで、
せいぜい市販の洋食系弁当のすみっこにうずくまってるヤツを、
気が向けば食べたり、つついたり、無視してみたりという程度の
薄い付きあいしかないはずなのですよ。


なのに、なぜか「なつかしい」と思ってしまう食べもの。 ナポリタン。


多分、あのなつかしさは、ナポリタンそのものへの郷愁ではないんでしょうね。
オムライスやチキンライス、甘いケチャップ味のミートボールなど、
幼少時に供されてきた「ケチャップもの」総体への郷愁、に由来するのでしょう。


で、ナポリタン。
ちゃんと作るとこれが、ミョーにうまいのです。
これぞB級!のうまさ。


コツはみっつ。

ひとつ。
料理家のケンタロウが言ってるように、パスタの袋に記載されている茹で時間より
長めに茹でてさらに放置するという
「アルデンテがなんぼのもんだコノヤロウ作戦」の遂行を忘れずに。
つまり、麺をのばすわけ。ナポリタンっぽい軟弱な美味度がアップします。

ふたつ。
何を入れてもいいけど、ピーマンとタマネギは絶対に入れること。
タマネギは火を通しすぎず、しゃりっとした辛みが少々残る加減にすると、
またスパゲッティらしくなさというか、B級度がアップしてうまい。

みっつ。
ケチャップはケチらない。


あと、私見ですが、ナポリタンに使うケチャップは、カゴメから出ている
「大人のケチャップ」がいい!
確実に味がレベルアップします。
サラっとみずみずしく、甘みをかなり控えてあるケチャップなの。
弁当の脇に添えられるナポリタンとは違う、ちゃーんと美味しい料理に
仕上がりますよん。


フライパンで炒めたてアツアツの、甘酸っぱい湯気を盛大に立てている
真っ赤なナポリタンに、粉チーズを山ほどふりかける。

フォークをぐわっと突き立てたら、巻き取るなんて面倒なことはしない。
そのまま掬うようにつり上げて、行儀無用でわっしわっし頬張るのが
うんまいのよね。


書いててまた無性に食べたくなってきたっ。



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コメント

おひさしぶりです。みみあでしゅ
(*゚▽゚)ノ
名作コラムですね。私は21歳ですがナポリタンなぜかなつかしい。ケチャップもの総体への郷愁、そのとおりと思いました。また遊びにきます

みみあ猫さん

うわわ、コメント気づかなかったです、すみません!
お久しぶりです、お褒めのことば、ありがとうございます(≧∀≦)

ケチャップものって、安っぽいところが愛おしいんですよねえー。子どものころの味覚とはずいぶん変わったなぁと思います。

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