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2010年5月

メガネ

 
今日、最寄り駅で電車を待っているとき、中年男性に、
しごく真面目な調子で、しっかり目を見ながら、突然声をかけられた。


「夢に出そうなメガネだな」


は、とフリーズしながら、頭だけ高速回転する。

周りには誰もいない。そして私は裸眼。 メガネ? しかも、夢に出そうな?


おじさんは、そのまま私の横にたたずんだあと、
ふつうに電車に乗って、ふつうに隣の隣の駅で降りていった。


ドキドキしながらメガネ、メガネ、とぐるぐる考えていて、ふと思い出す。


もう10年は前の話なのだけど、外出先で、
「101匹わんちゃん」の犬種を思い出せなかったことがあった。
(なぜそのとき私の頭に「101匹わんちゃん」が降って湧いたのかは忘れた)

ポインセチア、という単語が浮かぶ。
ちがう。花の名前だ、それは。
わんちゃん。わんちゃんだから。
どうしてもポインセチアから頭が離れない。
こうなるともう、「ポイン」あたりの語感に縛られて、発想に自由がきかなくなる。

白地に黒いぶち。つぶらな瞳。濡れた鼻面。
軽やかなギャロップの様子や、つるりとなめらかな毛触り、
ヒラヒラした耳の内側のほのかな湿り気とぬくもりまで、はっきり想像できるのに。


なまえが、なまえが、ポインセチア、、、じゃないんだよ。


当時のケータイにはまだ我らのGoogle先生は搭載されておらず、
むずがゆい気持ちでいてもたってもいられなくなった私は、
つい、声をかけてしまった。勢いで。
信号待ちをしているおっとりと優しそうな女の人に。

その人は、ちょっと驚いて、いくぶん訝しげに、
だけど口元に微笑み未満のやわらかさを滲ませて、答えてくれた。


「ダルメシアンですね」


10年過ぎて、今に至るまで、私はその女の人ことを、ずっと好きでいる。




おじさん、それはどんなメガネなんですか。



にょにょっ記

 
穂村弘さんの『にょにょっ記』がおもしろすぎる。

前作『にょっ記』もよかったけど、ますますパワーアップだ。


妄想と幻想が混入した、日記…のようなもの。
ほむらテイスト全開の超短編集だと思っていただければ。


いっぺんに読むのがもったいなくて、2~3日ぶんずつ大切に読む。

それでも、もうすぐ読み終わってしまう。 ああ。


せつない。


くすくすと、ときにあっはっはと、たまにゲラゲラと笑いながら読んでるけど。


せつない。

おもしろせつない。


もしも今、ドラえもんに会ったら、
読んでも読んでも読み終わらない『にょにょっ記』を出してもらおう。



もえます。

 
『少年メリケンサック』の宮崎あおいちゃんが可愛くてカワイクて、
もう悶え死にするほどかわいすぎて、

元気がなくなるとあおいちゃんメインのシーンだけをピックアップして
繰り返し見てしまいます。便利だぜ、DVD。


もう、男とか女とか人間とかを飛び越えた愛くるしさ。
かわいさ成分だけをコネコネしてこしらえた新手の動物って感じで、
少なくとも、女の子を眺めてるつもりでは見てないんだなー。
パンダやラッコの仕草を見て目尻を下げてる感覚にとても近い。


癒しです、あれは。



つぶやき。

 
たいていの悩みは、

自分は世界にたった1人しかいないかけがえのない人間で、
そんな自分の悩みは余人には理解しがたい深遠なものなんだ。

と、無意識に思い込んでることが原因で、こじれている気がする。


自分の、生物としての唯一無二性(個体としてのかけがえのなさ)を、
人格にまで適用しちゃうと、ややこしくなると思うんだけどな。



渋皮のむけた女だぜ

 
昨晩までキレイなみかん色だったヒョウモントカゲモドキのトリアゾ姫が、
今朝みたら、霜がおりたようにというか、正直にいえば白カビが生えたように
うすら白くなってました。 模様がボヤケとる。


ヒョウモントカゲモドキ_02
(このようにー。わかりますでしょうか。)


脱皮の兆候だ!

うちにやってきてから、初の脱皮だ!


脱皮不全を防ぐために、丹念に霧吹きをして、
ケージのまわりを囲ってストレスを防いであげると、もう手伝えることもない。

上階でお仕事をしつつも、トリアが迎える成長に、心ソワソワです。


数時間後、休憩がてら、ふとケージをのぞき込んでみると……。


ちょっ! はやっ!


ヒョウモントカゲモドキ


最後の最後、尻尾を脱いでるところでした。
口にくわえて、むきむき~っと。


最後は思いっきり、ビーっと引っ張って、ストッキングを脱ぐごとく。

ヒョウモントカゲモドキ


2~3日かけて脱皮するのかと思ってた。
白くなったら、あっというまに脱いじゃうのね。

左の後ろ肢だけ、手袋のように皮が残っていたので、
指でこすってめくってあげたらば、「いや~ん」と逃げながら、
めくれたところを口にくわえて、きれいに脱いでくれました。
よかったよかった。
脱皮不全は怖いからねー (指に皮が残っていると壊死するのです)。


脱いだ皮は、当然の顔して、その場でわしわしと食ってましたよ。
けっこうな量あるんだけども。
カルシウムの有効利用? それとも、うまいのか?
友人が日焼けでむけた皮を食ってたら、「きたねーなおまえ」って
ぜったい突っ込むけどな?


しかし、脱皮するときの感覚って、どんなもんなんだろう?

推測なんだけど、パックとか鼻パックをはがすときみたいに、
皮膚が引っ張られるペリペリした痛がゆさと、余分なものが剥がれ落ちる
サッパリした爽快感があるのじゃないかしら。


一皮むけたトリアゾちゃん。
また可愛くなったですね。 ああ爬虫類がこんなに可愛いなんて。

上手に脱げてえらいじょー!(←大親バカ)。



お金のこと。

 
最近、『ほぼ日刊イトイ新聞』で連載が始まった、

「お金のことを、あえて。」 というコンテンツの序文、面白いです。

リンク: http://www.1101.com/okane/introduction/


このコンテンツの中の、

《お金についてきちんと考えるということは、 ほんとうの自分を見つめることです。
自分の醜い面とか、 ぼんやりしているところとか、 ぜんぶと向き合うことです。
それはやっぱりかんたんじゃないし、 だからこそ、逃げまわってしまう。》

というイトイさんの言葉に、深くうなずきました。


とくに、お金と向き合うことは、「ぼんやりしているところ」と向き合うことだ、
という点。


醜いところとは、まだ、向き合える。
でも、ぼんやりしているところと向き合うことは、本当に難しい。

こわい指摘でした。


なんでこんなに私にとってこわい指摘なのかは、近々、補足で
書くと思います。(興味あるひともいないだろうけど、ま、備忘録的に)


名古屋なり

名古屋なり

出張で名古屋に来てます。

ランチは矢場とん。名古屋といえばで安直に。

味噌カツ、久し振りだー!


(後記)
名古屋で食べた味噌かつ、ケーキ、お鍋、おでん、
ぜんぶ甘かったです。ちょっと苦手だ。。。

見かける季節

 
先月、渋谷はずれのカフェで、お●りしゅんを見かけました。


先々週の金曜、蒲田に取材にいく途中、
ロケ中のU字●事を見かけました。


先週木曜、六本木ヒルズの某社に取材にいったとき、
ジャージ姿のホリ●モンを見かけました。


最近、なんだかよく有名人を見かけます。


たいてい仕事現場に急いでいるときなので、
ゆっくり歩きながらチラ見、とかいうデバガメができず、庶民としては残念。


なぜか私も、
「昨日、川崎のビックカメラで見かけましたよ」とか、
「ひょっとして今日、代々木公園にいたの若崎さん?」とかいう
目撃メールをここんとこ2通続けてもらいました。

行ったことないし、川崎のビックカメラ。 なぜ。


そんなによくある顔なんでしょうかね?


嬉しいとか腹が立つとかではなく、なんとも微妙な気持ち。



ありす

 
友人と、アリスインワンダーランド観てきました♪


夢見がちなアリスが、ウサギを追って落っこちたワンダーランドで大活躍し、
そこでの経験で勇気を得て、現実世界の生活でも大きな決断をするという。

ストーリーだけを取り出すと、大人が満足する内容ではありません。
ハリウッド的めでたしめでたし話は大好きですが、単純すぎるので
見終わったあとの満足感がいまひとつ。上映時間も短いし。
アリスがなぜすぐにハッターを信用したのかとか、
白の女王がなぜ人々に親しまれているのかとか、
そういう、人物の背景をもうちょっと丁寧に見せてくれたら
全体の「子どもだまし感」が薄れたんじゃないかと思いました。


いやー、でも、CGはとってもすごかったですよー。

すごすぎて、「CGだなあ」と思いながらみるというより、
普通の映像として違和感なくみてしまいました。
3Dは実写よりCGと相性がいいんで、3D酔いもしにくいんじゃないかな。

バートンならではの、「夢に出そう」なクリーチャーも楽しめます。


映像がよかったので、これはこれとして。



三田キャン

三田キャン

某講義シリーズを聴講するため、10年ぶりの母校。


はじめて正門から入ってみた。

在学中は南門しか使ったことなかったから、
懐かしさが湧いてこなくて困る。
校舎もあちこち工事中だし、掲示板も新しくなってるし…。

いや、違うな。
私はあまりここに愛着がないんだ。
大学というと、日吉キャンパスの記憶ばかりが浮かんでくる。

当時はそこそこ楽しくやっていたつもりだったけれど。
なにひとつ感傷が去来しないことに、少し傷つく。


講義は週イチで、一般向けの教養シリーズ。
深い話はないんだけど、そのぶん単純に面白くて、
関連書を読んでみたくなった。


帰って王子にお話しするのが楽しみ!

楽しそうに聞いてくれるだろうなぁ。

 

なりたくない。

 
ドラマ『ヤンキー君とメガネちゃん』で、鈴木亮平くんにハマりました。


顔はともかく、なんちゅー私好みのスタイルというか身体つきをしている人なんだ。
身長も、筋肉の付き方も、大陸系でステキ。
ヤンキー役なんだけど、雰囲気や仕草が、ひとつひとつ美しくて、
「演劇的」 というのでしょうか、ちょっとしたわざとらしさが、
非現実的でマンガマンガしたドラマの内容に合ってる。

もー毎週、亮平くん見るのが楽しみでさ。
(余談だけど27歳で高校生役はどうかと思うが。さらに余談だけど
主演の仲里依紗って竹内結子に似てないですか)


と、お酒の席で男友達に話したら、「若い男の子をみてキレイだなあと
ウットリしはじめたらオバサン化した証だよ」と苦笑されてしまった。

うっ。

実際、三十路すぎて急に「嵐ってかわいいよねー!」などと言い出し
年上に一切の興味を失う同年代女子がまわりに激増中。
「男も30代になると肌が汚くてダメね、肉もゆるむしさぁ!」なんて
言い放つ彼女たちは、自分のことを完全に棚にあげてるわけで、
考えてみればそういう「いい気なもんな品定め」は、太古の昔から
男がやってきたことではある。

こないだまで私は、そんな彼女たちを、
「ったく、グラビアをなめるように見つめたり、若い女ばっかチヤホヤする
オジサンの見苦しさと変わらんのう」と、冷たい目で見てたってのに。
ついにそっちに入ってしまったかと、確定ってことかと、うう、ガックリ。

さすがにジャニーズ系はなんとも思わないけど、そこまで行っちゃう日が
来るのかも。遠からず。


自分の容姿のおばさん化は素直に受け入れられてるんですよ。
(むしろいろいろと肩の荷がおりてラクになってきてるというか)

でも、内面にもその兆候があるぞと指摘されたら、
なかなかに動揺してしまいました。

その動揺って、突き詰めるときっと、
「母親みたいになりたくない」
っていう恐怖にたどりつく……ようが気がしてます。



林試の森公園です

林試の森公園です

王子と自転車で
近所の公園にきました。

お散歩ちゅ。

緑もりもり、ファミリーがいっぱい。


自転車距離にこんな公園があるなんて知らなかったなあ。

犬を飼ったら連れてきたいです。


最近のトリアちゃん

 
あいかわらずメロメロにやられてます、レオパのトリアゾに。

猫っかわいがりを超える表現として、「ヤモリっかわいがり」という
言葉を作っていただいてもよろしくてよ。


ヒョウモントカゲモドキ


4月終わりの冷えこみに、ちょっと拒食ぎみにもなったけれど、
ここのところの気温上昇で最近は絶好調。

毎日2~4匹のコオロギをぱくぱく食べて、もっともっとーって
伸び上がっておねだりしてきます。
霧吹きしてると、ボトルの端っこまでかみかみしてきたり、
誰に似たのか、くいしんぼちゃんです。

ゴミをつまみ出すピンセットや、糞すくいのスプーンにもガチガチと
食いついてくるの。
でも、私の指はぜったい噛んでこない。舐めたりはするけど。
そこでまた愛しさが増しまくり。案外あたまいいじゃないかっ。


はあ、もう、ホント、かわゆえ。
口の中にくわえこんでゴリゴリ噛みつぶしたいくらい、かわゆえー。


トリアゾが体調2メートルくらいあったらいいのになあ。
そしたら、今みたいに、おそるおそる手のひらに載っけて
壊れものを扱うように触るんじゃなくて、
どーんと抱きついてイイコイイコってできるのに。

きっと、ヒンヤリしてて気持ちいい抱き心地だと思うんだよね。



連休終わっちったねー

 
王子とみっちりいっしょに過ごした夢のようなゴールデンウィークが
終わってしまったぁ。

公園をお散歩してボート乗ったり、新宿でお買い物したり、
大道芸を見に行ったり、東京ドームでデーゲーム観たり、
楽しくて楽しくてあっという間だった。天気にも恵まれてさ。
文句のつけようのない数日間でした。

でも、明日またお休みとってくれたから、
今日さえ寂しいのを我慢すれば、さらに3連休! いっしょにいられる。

1日中いっしょにいられるのが何日間も続くのって、
あとは年末年始くらいしかないから。貴重です。

ま、日ごろ王子様は会社へ芝刈りに、わたくしは家で洗濯や書き物を
しているからこそ、たまの休みにべったりしてても1週間や2週間は
飽きないわけで、「会えない時間が 愛 育てるのさ」と言った
ヒロミ・ゴーは正しい。

頭に「適度に」をつければだけどね。

会えなすぎると、それもまた育たないからね。



Steka & Mjol

高円寺にオープンした小さな焼き菓子屋さん「Steka & Mjol」

ものすっごく美味しいです。

高円寺に住んでいるアロマセラピスタのいなこちゃんが、
先日ウチに トリアゾ を見に来たときにお土産としてもってきてくれたの。

スコーン、ブラウニー、フルーツケーキ、ビスコッティ、
どれもがジャスト私好みのどどどまんなか!
ほろっとほどけて、しっとりしてて!


夢中でむしゃむしゃ食べちゃった☆
だから写真がありません(笑)。


素材を生かした風味だけれど、決して素朴すぎない丁寧なプロの味。
なのにまったくクドさがない(おフランスなケーキ屋の焼き菓子みたいに
やたらバターバターしてない)という、最高のバランス!


お菓子が大好きな人が、いっしょけんめ作ったんだろうなあ……という、
あたたかい味がします。

うちからはちと遠いけれど、通い詰めてしまう予感。



ただ、ひたすら、ファンなのです。

 
敬愛する松本哲也選手の全快と一軍復帰を待っています。

こんなに誰かのファンになったのは、ひさびさです。

松本選手をあまり知らない方は、ぜひyoutubeでプレーを見てみてください。
胸のすくようなホンモノのダイビングキャッチ(実は余裕があるのに
サービスとかっこつけでダイビングキャッチする人のそれとは違う)には
何度も感動しました。グラブをはめた右手を一度も地面につけない全身のダイビング。
「確信のある捨て身」に震えます。
ストライクゾーンを狭めてまで食らいついていくバッティングフォームに、
美しいと形容しても過言ではない、あぶなげのない盗塁。
しつこいまでの待球に、いやらしいところに着地する打球。
肩もつよく、送球も確か。

育成枠で入った、170センチ弱という体格の選手が、
巨人軍の1軍選手となり、セリーグの首位打者となり、
ファインプレーを連発している。


常軌を逸する努力によってしか辿りつけない地平にいる人。


松本選手の活躍のおかげで私は、去年からまた野球好きに復帰し、
ずっと見ています。ああ、どうか、どうか、よくなりますように。


祈ることしかできないので、ただただ、祈っています。
誰かのために祈るなんてひさしぶりだよ。



裸足で来てよ

 
雨だから迎えに来てって言ったのに傘も差さず裸足で来やがって (盛田志保子)


大好きな歌。急に紹介したくなった。


急な夕立。
駅から、「もう、困っちゃった。迎えにきてよ」って電話したら。

傘もささず、もちろん手にも持たず、ずぶぬれで、裸足で、走ってきやがった。

あのさ、なんでわざわざ「迎えにきて」って電話したと思ったわけ? 
雨が降ってるの、見えてないの? バカなの? バカでしょ? バカだよね?

ていうか、じゃあ、なんでわざわざ来てくれたの?
この雨のなか。裸足で。走って。息をきらせてまでさ。

……ただ、あいたかったの?


こんな、こんな、こんな常識がなくて不器用でやみくもに一途で必死な、

こんな男がいたら、人生すべて捨ててついていっちゃうだろうなぁ!!!
断言できる。


でも、まあー、いないからね。 実際。
雨だから迎えに来てって言ったのに傘も差さず裸足で来やがる男なんて。

そういう「ポーズ」を取ることはできても、ガチで、なんの比喩でもなく、
ホントに傘をささずに裸足で走ってくるヤツは、いないよ。
靴くらいはくよ、大人は。 ダメだもの。靴はいた時点で。


「裸足で来る」という表現には、原始的で力強い愛がみなぎってる。
虚飾をかなぐり捨てた状態の、なりふりかまわぬ潔さ。
どうせ恋をするのなら私も裸足で行きたいし、裸足で来てほしいと思った。




(※実際には、作者を裸足で迎えに来た妹さんのことを詠んだ
お歌らしいです。でも、やっぱ恋愛の歌って感じがする。)


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