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裸足で来てよ

 
雨だから迎えに来てって言ったのに傘も差さず裸足で来やがって (盛田志保子)


大好きな歌。急に紹介したくなった。


急な夕立。
駅から、「もう、困っちゃった。迎えにきてよ」って電話したら。

傘もささず、もちろん手にも持たず、ずぶぬれで、裸足で、走ってきやがった。

あのさ、なんでわざわざ「迎えにきて」って電話したと思ったわけ? 
雨が降ってるの、見えてないの? バカなの? バカでしょ? バカだよね?

ていうか、じゃあ、なんでわざわざ来てくれたの?
この雨のなか。裸足で。走って。息をきらせてまでさ。

……ただ、あいたかったの?


こんな、こんな、こんな常識がなくて不器用でやみくもに一途で必死な、

こんな男がいたら、人生すべて捨ててついていっちゃうだろうなぁ!!!
断言できる。


でも、まあー、いないからね。 実際。
雨だから迎えに来てって言ったのに傘も差さず裸足で来やがる男なんて。

そういう「ポーズ」を取ることはできても、ガチで、なんの比喩でもなく、
ホントに傘をささずに裸足で走ってくるヤツは、いないよ。
靴くらいはくよ、大人は。 ダメだもの。靴はいた時点で。


「裸足で来る」という表現には、原始的で力強い愛がみなぎってる。
虚飾をかなぐり捨てた状態の、なりふりかまわぬ潔さ。
どうせ恋をするのなら私も裸足で行きたいし、裸足で来てほしいと思った。




(※実際には、作者を裸足で迎えに来た妹さんのことを詠んだ
お歌らしいです。でも、やっぱ恋愛の歌って感じがする。)


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