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天狗の子、出たっ♪

 
『町でうわさの天狗の子』(岩本ナオ)、新刊(7巻)、出ましたね。

……出ましたねっ! キャー! (≧∀≦) ウヒョー



ああー、この日を何ヶ月待ったことかー!
私にとって、いま一番の萌えマンガ! 萌えって言葉きらいだけど!


ちょっと不思議なラブコメです。
高校生女子の「あるあるネタ」が満載の日常モノでありながら、
ヒロインが「天狗の子」ってことで、ファンタジー要素もほんのり入ってて、
それが物語にコクを与えてるんですよ。


恋愛にまつわるウジウジイライラが(…繊細な描写ともいう)、
もろに思春期! って感じなの。


男性ウケはよくないかもなあ。「どこが面白いの?」とか言われそう。
(とくに中高時代にイケてなかった男性にはわかってもらえなさそう…)

実際、うちに遊びに来た友人夫婦の夫のほう、これの1巻を読んで
「中身がない」って言ってたもんな。
(それを聞いた私の感想は、「こいつ貧しい精神生活してるなぁー」。
中身がないものを受け入れる余地ないって、どういう切羽詰まり方なんだ)


でも、女子とか、かつて女子だった人とか、女子になりたかったのに
あまり女子らしい青春を遅れなかった私のような偏屈モノは、
失われた思春期を求めて、汚れちまった悲しみを胸に、
しんみりしたり、にやにやしたりしながら、ぐんぐん読んじゃうと思いますよ。


もちろんヒーローの瞬ちゃんがカッコイイところが、なんといっても、
女性読者にとっては高ポイントなわけです。

かっこよくて頼りになる、そして俺様で無愛想な黒髪キャラは、
かつて 『ときめきトゥナイト』 の真壁くんにヨロメいた世代には、ぜったいに、
どまんなか!! ですよ!

瞬ちゃん、ステキ。 結婚してっ。



※おなじ作者の『雨無村役場産業課兼観光係』も大大大好きですが、
 こちらはぜんぜん萌えマンガじゃないんだな。

 ヒーローの銀ちゃん、とってもいいやつなんだけども、萌えではないのです。
 銀ちゃんみたいな、役場に勤める有能な社会人、普通にいそうなんだもん。
 
 萌えキャラには、やっぱ、ちょっとした「非日常感」というか、
 「いるわけねえだろこんなヤツ」感が必要だと思います。

 このクソつまんねえ現実ではない「どこか」に引っ張っていってくれる吸引力、
 それが萌えキャラの必要条件ってヤツではないでしょうか。

 巷に溢れている、あの、幼女テイストの「いわゆる萌えキャラ」だって、
 そうだもんね。


 ↑『雨無村~』説明:
 いちお少女マンガなのに、
 ヒーローはいいヤツだけど冴えない役場職員、
 ヒロインは無愛想なデブ、
 唯一の美人はあまり出番のない人妻だけ……という、
 けっこうマニアックな設定の恋愛マンガ。
 (絵柄がホンワカしてるから、設定はどうあれ、みんな可愛いんだけどね)
 そんな地味な道具立てなのに、細かいところで笑いのツボを突いてくるし、
 心理描写も巧みで、しみじみ後を引くという、おいしい和定食みたいなマンガ。




※余談2

 最近も毎月けっこうな金額をマンガにつぎ込んでいる生活なので、
 オススメをば何作か。

 『主に泣いてます』(東村アキコ)は、ホントに面白かったです。
 なにも考えずにゲラゲラ笑いたい方におすすめ。
 往年の岡田あーみんファンならテイストが合います。
 強烈な絵柄のせいか、しつこく思い出し笑いもできて、お得ですわよ。

 同じ作者の『ママはテンパリスト』、超有名なので今さらですが、
 これもまた最高。 腹から笑える育児マンガです。


  


 『百鬼夜行抄』(今市子)も、待望の新刊が出ました!
 相変わらずの完成度。絵も怪奇モノに向いてるなー。
 百鬼夜行抄に先に出逢ってしまっていたので、『夏目友人帳』が
 屁のようにしか思えず。てか、あそこまで設定似てていいんかな。

 設定パクるんなら、元ネタより面白くなきゃダメ、もしくは違う土俵の
 面白さを切り開いていかなきゃダメ! と、若崎倫理委員会は
 勝手に採決を出しております。
 たとえば『B.B.Joker』が出たとき、「あー、『× ―ペケ―』の手法ね」って
 思ったけど、「言葉遊び」の分野で突き抜けて面白くなっていったから、
 気にならなくなったもんね。
 『ベルセルク』だって、もろ『グイン・サーガ』っぽかったけど、
 あれはあれで別次元のグロな面白さがあるから楽しめるわけで。

 あとは、えー、友人にすすめられて、さそうあきら作品を一気読み。
 『トトの世界』とか『さよなら群青』とか『マエストロ』とか……。
 じゅうぶん面白いんですけど、すみません、私の口には合いませんでした。
 でも、好きな人がいるのも、わかります。
 たぶん少女マンガに免疫がない人(おもに男性)のほうが、ハマれるかな。
 少女マンガって、心理描写とか、表情の描き分けとかが繊細なので、
 私はあのくらいじゃあ「うーん、深いねえ」とか思えなくて、逆につらくなる。 


 とまあ、マンガの話は書こうと思ったらえんえんと書けます。
 毎月50冊は買ってるんですよ。
 そんで、9割は二度と読まないであろうものばかり、右から左に、
 ブックオフへと流れて行ってます。

 しみじみ思うけど、amazonのレビュー、アテにならないなあ。
 食べログがアテにならないのと同じ程度に!



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コメント

漫画ネタに反応して出てきまいた~
百鬼夜行抄 好きです 雨柳堂もいいです 
最近 おがみや横丁(福助)にはまり ぬらりひょんの孫と隠の王を 大人買いしてしまいました(妖怪・妖術系?)
読むのがかたよって いわゆる普通の女の子系に手が出ない 腐女子です(おばさんですけどね・笑)

>吉崎さん

きゃー、百鬼夜行抄、お好きですか!!(≧∀≦)
いいですよね~、あの絵柄!

雨柳堂とは、吉崎さんもネムキ好きでしょうか。
波津さんも絵が美しいですよね~溜め息…。

『拝み屋横丁顛末記』は未読です。
気がついたら10巻以上出ていたので、手を出しにくくなっちゃったんですよね。
でも、百鬼がお好きな方のオススメなら、ぜひ読みたいです♪

中学~高校と、少女マンガは、母の好きだった萩尾望都、大島弓子、
そして逢坂みえこ、岩館真理子、吉野朔美をむさぼり読んで育ってきました。
不思議と一条ゆかりには夢中にならなかったんですよね。。。

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