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『嫌な世界』

 
今日はブルドッキングヘッドロックの『嫌な世界』を観劇してきました。


火星移住が始まっている、たぶんけっこうな未来の日本。
だけど、舞台となっている貧しい町工場は、そんな世界情勢とは関わりなく、
変わりない資金繰りと泥臭い人間関係のドタバタで、毎日が精一杯。
不倫、純愛、地元愛、そして親愛の情に擬態した何か。
さまざまな思惑がむきつけにぶつかりあう蛸壺で、
大人が大人の事情に余裕なくかまけているとき、
子どもの目に「世界」はどう映っているのか。
ちっぽけな人間の愛は、エゴは、救いのない現実を動かすことができるのか。


ブルドッキングヘッドロック、今回がVol20の公演でしたが、
相変わらず濃厚で面白いっ。 この劇団には、ハズレがありません。


「愛で何か(誰か)を救うことはできないが、愛は何か(誰か)を確かに変える」

そんなメッセージを、毎回、勝手に読み取っています。


役者さんもベテランで上手だし(ネガティブな役をやるときの永井幸子さんの
輝きはハンパない)、脚本もきっちり人間が描かれていて、満足感が高いの。

いま一番、文句なしにオススメできる劇団です。
今回も、たっぷりと心を使って楽しむことができました。感謝!



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